昨今CSRの重要性が高まり、大手企業ほど真剣に取り組んでいる。CSRとは、Corporate Social Responsibility つまり、企業の社会的責任という意味で、積極的に、コンプライアアンス、環境活動に取り組むことで企業の持続的発展をめざすものである。
こうした動向の中で、ホタルと関わることをCSRとして取り組む企業がある。ただ、その関わり方に疑問を感じるものもある。例えば、受付に「ホタル・ビオトープ」を設置したりするだけのものである。「ホタル・ビオトープ」=人工飼育装置である。夏には地域の方々を招待し「ホタル鑑賞会」を開催・・・。どのような形でもホタルと関わっていさえすれば、エコロジーな企業であるという思いこみ。また、それを営業トークにホタルや飼育装置を商売にしているとんでもない企業もあるからあきれてしまう。ホタルの生態や生息環境の理解などなく、小さな水槽でホタルが出れば自然であるかのような、こうしたCSRは、ただホタルを利用しただけの客寄せに過ぎない。人々が見たいだけ、人々に見せるだけのために生育を人工的にコントロールされたホタルは、自然からどんどん遠ざけられ「里山環境の象徴」ではなくなってきている。このような上辺だけのことを行っている企業は、企業そのものの真価も疑わしいと言わざるを得ない。大いに反省すべきである。
「ホタルがいっぱい!自然がもどったの?」もう一度考えていただきたい。
こうした動向の中で、ホタルと関わることをCSRとして取り組む企業がある。ただ、その関わり方に疑問を感じるものもある。例えば、受付に「ホタル・ビオトープ」を設置したりするだけのものである。「ホタル・ビオトープ」=人工飼育装置である。夏には地域の方々を招待し「ホタル鑑賞会」を開催・・・。どのような形でもホタルと関わっていさえすれば、エコロジーな企業であるという思いこみ。また、それを営業トークにホタルや飼育装置を商売にしているとんでもない企業もあるからあきれてしまう。ホタルの生態や生息環境の理解などなく、小さな水槽でホタルが出れば自然であるかのような、こうしたCSRは、ただホタルを利用しただけの客寄せに過ぎない。人々が見たいだけ、人々に見せるだけのために生育を人工的にコントロールされたホタルは、自然からどんどん遠ざけられ「里山環境の象徴」ではなくなってきている。このような上辺だけのことを行っている企業は、企業そのものの真価も疑わしいと言わざるを得ない。大いに反省すべきである。
「ホタルがいっぱい!自然がもどったの?」もう一度考えていただきたい。