まいめの池より天の川を撮影してきた。「まいめの池」は、長野県松本市安曇・乗鞍高原の中央部を占める一の瀬園地(標高1,500m)にある小さな池。
乗鞍高原は、先週に続き2度目の訪問である。先週撮影した星空の写真は、前々回の記事「乗鞍高原の星空」に掲載したように、APS-Cのカメラとフィッシュアイ・レンズで撮影したため、解像度が悪く悔いの残る結果であった。今回の乗鞍訪問もメインは昆虫撮影であるが、勿論、星景撮影も念頭に入れて35mmフルサイズと広角レンズもバッグに入れていった。
自宅を28日21時半に出発し、松本ICを翌午前0時過ぎを目指す。0時前に降りてしまうと平日(ETC)料金4,760円であるが、土曜日になってから降りれば休日料金に更に深夜割引が適用されて3,330円で済むから、それを見越して安全走行である。予定通り0時過ぎに松本ICを降り、乗鞍高原には1時に到着。
事前に調べた天気予報とGPV気象予報では、薄い雲がかかっている予報であったが、着いてみると雲一つない快晴で満天の空。先週よりも素晴らしい星空である。月も沈んでおり絶好の条件の下、今回はまいめの池を撮影場所に選んだ。
まいめの池は、新緑や紅葉の時期にも訪れて撮影をしている。最大の魅力は、池面への映り込みであろう。今回は、池の奥から天の川が昇る乗鞍岳方面にカメラを向けた。気温18度で無風。池面にも星々が映り込み、期待以上の光景が広がっていた。もっと早い時間帯ならば夏特有の天の川の形であり、タイムラプス動画用に数時間かけて撮影したが、今回は1時間ほど撮影して終了。撮影後は、素晴らしい星空を眺めながら2時間ほどの睡眠してトンボ撮影に向かった。
参照
以下の掲載写真は、横写真は1920×1280ピクセル、縦写真は683×1024ピクセルで投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。

Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 28秒 ISO 2500(撮影地:長野県松本市/乗鞍高原 2020.8.29 1:23)

Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / PRO1D プロソフトン[A](W)使用 / バルブ撮影 F2.8 64秒 ISO 2500(撮影地:長野県松本市/乗鞍高原 2020.8.29 1:39)

Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 27秒 ISO 2500(撮影地:長野県松本市/乗鞍高原 2020.8.29 2:05)

Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 27秒 ISO 2500(撮影地:長野県松本市/乗鞍高原 2020.8.29 2:06)
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