ベストセラーになっている
島田裕巳氏 著 「葬式は、要らない」 幻冬舎新書
を 拝読いたしました。
全体通して、島田先生のご意見に反感だけでなく、同感する部分が、多くありました。
帯には、「葬式大国、日本の葬式無用論」とセンセーショナルに書かれていますが、
島田先生は「葬式が要らない」と全否定されているのではなく、
宗教心のない現代人
葬式・法事の「お経上げ係」のように誤解を招いている僧侶・「葬式仏教」に対する問題提起だと思いました。
葬式は、故人の遺言(意志)もあるかもしれませんが、
葬式する、しない は、遺族(ご家族・親族がない場合は友人)の気持ち
の問題です。
遺族(あとに残った者)が、故人の「死」をどう受け止め、どう偲ぶのか
やがて、間違いなく自分にも訪れる「死」をどう考え、どう生きるのか
だと思います。
とりあえず、大きな問題になっている葬式の費用面から申しますと、
葬式費用が莫大になるのは、全て業者さん任せで、遺族が「葬式」の「お客さん」になってしまっているから・・・
お寺への不満は、普段、お寺と接点なく、お寺の成り立ちも、葬儀の意味も全くわからないから。
これは、お寺側の布教努力不足が原因
大切な「法」が伝わっていないのが、最大の原因
それと、真宗には無く、他宗のことですので、申し上げにくいのですが
「戒名料」
どう考えても、一字増えるごとに「格が上がる?」何十万?と言う、高額な「戒名料」は、私には理解できません。
つづく・・・

を 拝読いたしました。
全体通して、島田先生のご意見に反感だけでなく、同感する部分が、多くありました。
帯には、「葬式大国、日本の葬式無用論」とセンセーショナルに書かれていますが、
島田先生は「葬式が要らない」と全否定されているのではなく、
宗教心のない現代人
葬式・法事の「お経上げ係」のように誤解を招いている僧侶・「葬式仏教」に対する問題提起だと思いました。
葬式は、故人の遺言(意志)もあるかもしれませんが、
葬式する、しない は、遺族(ご家族・親族がない場合は友人)の気持ち

遺族(あとに残った者)が、故人の「死」をどう受け止め、どう偲ぶのか

やがて、間違いなく自分にも訪れる「死」をどう考え、どう生きるのか

とりあえず、大きな問題になっている葬式の費用面から申しますと、
葬式費用が莫大になるのは、全て業者さん任せで、遺族が「葬式」の「お客さん」になってしまっているから・・・
お寺への不満は、普段、お寺と接点なく、お寺の成り立ちも、葬儀の意味も全くわからないから。

大切な「法」が伝わっていないのが、最大の原因

それと、真宗には無く、他宗のことですので、申し上げにくいのですが
「戒名料」
どう考えても、一字増えるごとに「格が上がる?」何十万?と言う、高額な「戒名料」は、私には理解できません。

つづく・・・