以前から気になっていた本
吉田修一氏 著 「悪人」 朝日文庫
舞台は、長崎、佐賀(三瀬峠:福岡市と佐賀市を結ぶ峠と佐賀市内)、博多の千代県庁口・東公園、JR久留米駅周辺
よく知っている所ばかりが出てくることもありますが、
それぞれの登場人物の息づかいが聞こえそうに描写されていて、
昨日、一気に上下刊2冊読んでしまいました
今年の秋には、 妻夫木聡さん、深津絵里さん主演で、映画
が公開されるのだそうです。
本を読んで思ったこと
例えば、事件報道を見た時、
いつも、自分は「正義」「善人」のかたまりのように、
あれこれ、加害者はもちろん、被害者についてまで批判中傷するけれど、
彼(彼女)と同じDNAをもち、同じ育ち方をし、同じ境遇にいて、と同じ状況におかれたら、自分は絶対罪を犯さない! と、断言できるだろうか・・・
「何らかの縁によっては、何をしでかすか わからない私」
と、自覚していれば、過剰なバッシングは、つつしむと思う。
本当の「悪人」は誰なんだろう

舞台は、長崎、佐賀(三瀬峠:福岡市と佐賀市を結ぶ峠と佐賀市内)、博多の千代県庁口・東公園、JR久留米駅周辺
よく知っている所ばかりが出てくることもありますが、
それぞれの登場人物の息づかいが聞こえそうに描写されていて、
昨日、一気に上下刊2冊読んでしまいました

今年の秋には、 妻夫木聡さん、深津絵里さん主演で、映画

本を読んで思ったこと
例えば、事件報道を見た時、
いつも、自分は「正義」「善人」のかたまりのように、
あれこれ、加害者はもちろん、被害者についてまで批判中傷するけれど、
彼(彼女)と同じDNAをもち、同じ育ち方をし、同じ境遇にいて、と同じ状況におかれたら、自分は絶対罪を犯さない! と、断言できるだろうか・・・

「何らかの縁によっては、何をしでかすか わからない私」
と、自覚していれば、過剰なバッシングは、つつしむと思う。
本当の「悪人」は誰なんだろう
