お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

人間国宝

2007年08月19日 | 佐賀ネタ
 今年、重要無形文化財「人間国宝」の認定を受けられた 陶芸家・中島宏氏です。
 難しい「青磁」
 その伝統だけでなく、新たな改革、独自の作品に意欲的に取り組まれ、「中島青磁」を築き上げた方です。

 武雄市の「弓野窯」

 中島氏の作品は、有田町にある佐賀県立九州陶磁文化館にも展示されているそうです。

 
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阿弥陀仏について

2007年08月18日 | 仏教
 甲子園、佐賀北がベスト8入り、大喜びの佐賀です。
 応援団も深夜バスで甲子園行ったり来たりのうれしい忙しさ・・・
 今年の佐賀北高校の生徒さん、ご父兄さんは、佐賀での高校総体あり、甲子園出場あり、すばらしい思い出ができることを大変喜んでおられます。

 それにしても暑すぎです。
 昨日37.6℃の佐賀ですが、40.9℃なんて聞くと、37℃、38℃は普通の気温に見え、33℃と聞くと「あら、涼しいじゃん」と思ってしまう恐ろしさ・・・

 さて、さて、昨日に続き、和田真雄氏の「楽しくわかる正信偈」から ご紹介です。

 悟りを開かれたお釈迦様=釈迦如来は、わかるが、阿弥陀如来(如来=仏)は、作り事なのではないか・・・と思われる方には、p28要約
 
 仏教の根本は、お釈迦様が悟りを開かれた、その悟りの教えである。
 
 お釈迦様の悟りには、二つの面があり、
  
  ①悟りそのもの。自分が救われる智慧。
  ②すべての人をどうやって悟らせるかという慈悲。

 阿弥陀仏の本願や浄土は、この②慈悲の面を説いたもの。

 広大な慈悲を 凡夫に理解させるには、阿弥陀仏のように過去、現在、未来、時間空間をこえ、全世界、全宇宙にあまねく行き渡るといった、普遍的なものでなければならない

 阿弥陀仏の本願や浄土は、実在するとか、しないとかではなく、「全ての者が仏になる確かな道を示したもの」

 私を惑わせる作り話、ウソじゃなくて、私を悟りに導くための方便ですね。だから、阿弥陀仏や浄土の話、これは、真理なんです。

 くわしくは、少年とおじさんの対話・Q&A形式で、やさしく解説しておられる和田氏の著書をお読みください。

 



 
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師匠

2007年08月17日 | 本紹介
 拙著「お寺は何のためにあるのですか」法蔵館 の出版にあたり、担当編集者として、私をご指導くださった和田真雄氏の著書です。

 「のこのこおじさんの 楽しくわかる正信偈」和田真雄 法蔵館

 その中から、きょうは、p7,8の要約

 そもそも、仏教の言葉はどうして読み方がヘンなのか?

 日本に最初に漢字が入ってきた時は、揚子江沿岸地方の読み方である「呉音(ごおん)」が伝わった。
 お経など仏教の言葉も全部この「呉音」で伝えられた。

 その次に中国北部長安付近の「漢音」という読み方が入ってきた。
 今、普段使っている漢字の読み方は「漢音」が多いが、仏教語は「呉音」のまま。
 例えば
「正解」を「漢音」で「セイカイ」と読むが、「呉音」で「ショウゲ」

「自然」を「漢音」で「シゼン」 と読むが、「呉音」で「ジネン」 
と、読む。

 
 和田氏は、わかりやすく仏教を解説することをモットーに

 「楽しくわかる阿弥陀経」「楽しくわかる歎異抄」など 数多くの著書を法蔵館より出版されています。

 

 
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お盆墓参りニュースで

2007年08月16日 | 仏教
 先日13日夕方、佐賀の地方テレビ局・サ○テレビのニュースの中で、「お盆を迎えて」毎年の季節ものニュース。
 
 その折、墓参り風景として紹介されたのは、浄土真宗のG寺さん。
 祖父母と一緒にお墓のお掃除をし、お花をお供えし、小さな手を合わせる情景、ほのぼのニュース。

 でも、やはり気になるのは、アナウンサーが読む原稿。 締めくくりの言葉。 
 「先祖の霊を慰めていました」

 う~ん、ちょっと、抵抗感じる その言葉・・・

「慰める」を辞書で引いてみました。(広辞苑)

①不満な心をしずめ、満足させる。気をまぎらわす。
②なだめる。いたわる。

 しばしば拙ブログでご紹介させていただいていますが、

 「慰霊」という言葉、その考え方は、大変、不遜な考え方だと常々感じています。

 何だか、死んだ人は、不満をもち、かわいそうなので、生きている者が「慰めてあげる」「いたわってあげる」「あの世での幸せを願ってあげる」・・・と、言っているようで・・・

 生きている者の傲慢な考え方。  本当はそうじゃないでしょう。

 亡くなった方は、今は「悟りをひらいた仏さま」に成られたのでしょう。
 
 仏さまは、広大な智慧と慈悲のはたらきと成って、この私を心配し、見守っておられる側でしょう。

 仏さまは、人間のようにお腹がすいたり、喉が渇いたり、寂しがったり、腹を立てたりしないでしょう。

 私に本当の幸せに気づかせよう(さとりに導こう)と心配し、慰めているのは、仏さまの方で、「私が仏さまを慰める」なんてこと、あり得ないでしょう。

 「心配され、慰められているのは、実は私の方でした」と、自分の心を仏さまに問い、仏さまのはたらきに気づき、感謝するのが、仏事や墓参りの意味なのでは?

 お墓参りのニュース。浄土真宗的に言えば「お盆を迎え、仏さまに報恩感謝のお念仏と共に手を合わせていました」となるのでしょうが、

 一般的に言うならば「お盆を迎え、先祖に感謝し、手を合わせていました」くらいがいいんじゃないかと・・・


 

   
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盂蘭盆会を終えて

2007年08月15日 | 行事・案内
 昨日は、時折パラパラ雨が降り、風が吹いて、幾分凌ぎやすかったのですが、きょうは、また、猛暑。

 8月15日正午は、各寺院で毎年「平和の鐘」を鳴らすことになっていて、きょうも家族交代で鐘をつきました。

 さて、例年「盂蘭盆会」には、14日午前中にお参りが集中し、4回目となる15日午後の法要参詣者は、数えるほど少ないのですが、今年は本堂にエアコンが入ったこともあり、30名くらいの方々がお参りくださいました。
 
「お寺に涼みに早めに来たよ」と、Kさん。 外は、ムッする暑さ。 温暖化の一因ではありますが・・・やはり、エアコンは有り難い。

 または、昨日お参りにみえたE氏、その娘さんご一家が、「父に『おまえたちもお寺で話を聞いておいで』と言われたものですから・・・」と、おいでくださいました。
 
 今年の住職の話は、浄土真宗のお盆の味わい方と一般的なお盆の考え方の違いでした。

 猛暑の中をお寺までお運びいただき、お聴聞いただいた皆様に感謝です。 ありがとうございました。

 こうして、お盆の行事は終了しましたが、この一週間内にお二人のご門徒さんが亡くなられ、住職は、息つく間もなく走り回っています。盆経へ回り、2日間は盂蘭盆会の勤行・法話 + お葬式。
 一般のお盆休み中、夫は、住職として精一杯勤め、明日から、平常の一般の勤務に戻ります。

 夫よ、倒れないでね 

 

 

 


 
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汗だく

2007年08月14日 | 佐賀ネタ
 きょうの盂蘭盆会。

 午前中の法要には、本堂に入りきれないくらい沢山の方々、そして、午後の部には30名くらいの方々にお参りいただきました。
 暑い中をご家族、ご親族おそろいでのお参りありがとうございました。 (ウチの駐車場には県外ナンバーもズラリ、それもかなりご遠方の・・・)

 一同での勤行。小さなお子さんの声も混じっての「正信偈」に感動 小学校低学年の彼女たちは、すでに「正信偈」をそらんじている様子

 きっと、「法専寺の歌」も、子ども達が真っ先に覚えてくれそうです。

 たくさんの若い方々にもおいでいただいて、お寺のオバサン、大感激の法要でした。

 
 いやあ、本日、甲子園 再試合になった、佐賀北vs宇治山田 

 午後の法要終了後に始まり、夕方まで。 ところどころしか見ていませんが、最後はヒヤヒヤ、ドキドキしながら、観戦しておりました。

 佐賀からバス15台の応援団と耳にしました。
 昨日墓参りにおいでになったMさんもお子さんが佐賀北高なので、きょうの応援で甲子園に行くとおっしゃっていました。
 
 再試合は、明後日の第一試合。さて、応援団は、一旦、佐賀に戻るのかしら?バスで寝泊まり?

 高校総体では、剣道 男子団体で、佐賀龍谷高が、8年ぶり優勝
 アーチェリー 女子で、高志館高校が、初優勝
おめでとうございます

 若さと汗。いいですねえ

 いや、この暑さでは、日本全国 皆汗だく。

 きょうお参りのT氏。ほんの少しメタボ気味。

 T氏の「着ぐるみ着ているから、余計暑くて・・・」には、大笑いしました。
         
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千鳥ヶ淵 全戦没者追悼法要

2007年08月12日 | 行事・案内
 ご門徒の皆様へ、ご連絡

 毎年9月、浄土真宗本願寺派で厳修している、千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要ですが、

 今年も 佐賀教区からの 団体参拝 参加者募集の ご案内が届いています。

 日時:9月18日(月)12:30~15:30
 場所:東京・国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑
 行程:9月17日(月)~18日(火)1泊2日
 経費:49,000円
 宿泊:銀座・キャピタルホテル新館
 行程
17日 福岡空港10:30集合 11:15発JAL316便
    羽田12:50着 ホテルへ
    16:30~はとバス観光(夕食・浅草牛なべ と 東京タワー夜景)
    21:20 ホテル帰着

18日 千鳥ヶ淵墓苑 12:00集合  法要参拝
    羽田空港18:15集合 19:00発JAL345便
    福岡空港20:45到着・解散

*はとバス観光、夕食不要の方は、上記料金より5,000円差引

となっています。

 申し込みは 8月末までに、佐賀教務所(℡0952-23-7017)までお電話でお申し込みください。



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お盆には

2007年08月11日 | 行事・案内
 いよいよお盆がやってきました

 8月に入ってから、墓参り客がボチボチありましたが、きょうは、土曜日ということもあり、たくさんお参りにお出でくださいました。(庫裏にもご挨拶にお寄りいただき、ありがとうございました。

 墓参り客は、早朝6時から。ピークは、10時台。午前中の墓参りが多いので、午後1時過ぎると、少なくなる。
 
 何しろ、暑いですからね。午後など、墓石にさわると、火傷しそうですから。

 住職は、汗びっしょりで盆参り。私もブログで遊んでいる場合じゃないのですが、ちょっと息抜き・・・

 法専寺では、以前は、ご門徒宅へ一軒一軒、盆経に回わっていましたが、父(前住職)が亡くなってから、住職一人で回るのが、無理なので(私は墓参りの方々の応対で留守番役)
 初盆をお迎えのお宅と、自宅への盆経を希望されるお宅だけ、盆経にお伺いし、それ以外のご門徒さんには、お寺までお参りにお出でいただいています。

 盂蘭盆会(うらぼんえ)という法要です。

 毎年8月14日、15日 の 午前10時から、または、午後1時半から

 計4回の内、都合のよい日時に、お参りいただいています。

 有り難いことに、お盆で帰省されたご家族、親族そろって、たくさんの方々が法要にお出でくださいます。

 法要に来て下さった小さなお子さんには、お菓子をプレゼント。

 子ども達もお祖父ちゃん、お祖母ちゃん、若いご両親と一緒に「正信偈」をおつとめして、住職の法話を聞いてくださいます。

 ご門徒さんも一般の盆経を取りやめて、この盂蘭盆会・法要の形にしてから、喜んでくださっています。

 「自宅に何時に来て下さるかわからないお寺さんを待っているより、自分の都合のよい時に、墓参りを兼ねて、お寺の法要にお参りする方が、自分の予定を立てやすくていい」と。

 実際、僧侶が、ご自宅に盆経に伺っても、お経についてくださるのは、ご年配の方だけで、若い方は、裏で甲子園中継を見ていて、知らん顔・・・ということが、ありますし、

 住職一人、慌ただしく、まるで、お経の配達、お布施の集金のように回らせていただくのも、何だか・・・ですし、 

 だから、お寺に集まっていただいて、一緒にお経を唱え、一緒にゆっくり法話を聞いていただくほうが、いいかな・・・と。

 昔どおり、「お盆は自宅へお参りに来て下さい」と希望されるお宅には、11,12日頃お参りへ。
 そして、初盆をお迎えのお宅には、13日にお参りさせていただいています。

 今年の盂蘭盆会もたくさんの方にお参りいただけたら、いいなあ
 お待ちしております。

 
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笑えないお笑い

2007年08月10日 | 雑感
 毎日、サウナに入っているような猛暑日が続く佐賀です。

 さて、今、社会人になっている娘が小学生の頃です。学校で、子ども達の寸劇(お笑い)を見ていた母親たちで話したことでしたが、
 「今のお笑いタレントって、すぐ、人の頭をたたいたりするから、子どもが真似てイヤですよね」

 それから、すでに10年以上になりますが、今もツッコミで、バシバシ、相方の頭をたたいたり、人の失敗を笑ったり・・・笑えないお笑いが続いています。

 本願寺新報8月10日号に書かれていたことをご紹介します。

 先日、いわゆるドッキリもので、ある女性タレントをだまし、その慌てふためく様子に周囲が大笑いしている場面が放映されていた。度がすぎた内容に腹立たしくなり、チャンネルを変えた。(略)人をおとしめての笑いは論外だ。
   (略)
 8月1日に亡くなったが、作詞家の阿久悠さんは、私たちが見逃してきた小さな異変の積み重ねが積み重なり、今のような世の中になった、と新聞のコラムに書いていた。その異変は「詫びたら負け、何があってもごめんと先に言うな を生活の知恵にした時」「勤勉、真面目を、野暮、ダサイと笑いものにした時」「弱い者いじめの図式を芸として確率させ、それを`お笑い`と認知した時」・・・(略)

 たたく、いじめる 相手をバカにして笑う・・・これは、ユーモアではないだろう。
 大人は、それが、芸風としてのことで、芸人さん達は、本当は、そんなヒドイ人じゃないことをわかって見ているけれど、子どもは、そのまま受けとってしまう。そして、それを面白いと勘違い、大笑いするのでは・・・
(実際、日本のお笑い番組は、海外から冷笑されていますよね)
 
 笑えないお笑いではなく、 
 本当に笑えるお笑いで、大笑いした~い   
 と、記事を読んで、あらためて思ったのであります。 
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ご縁2

2007年08月09日 | 行事・案内
 2007年度 第2回 佐賀教区 門信徒 交流会 の ご案内が届いています。

 これは、ご門徒さんの独身男女を対象にした、ご縁づくりを目的としています。
 
 カップルが誕生したら、仏前結婚式~お寺を身近な生活の場とし~仏教をよろこぶ家庭を築いていただく ことを願って、お寺が出逢いの場をセット。

 期日:2007年11月10日(土)9:30~17;30

 会場:本願寺佐賀会館~貸し切りバスで 唐津・呼子方面へ

 対象:佐賀教区内の寺院門信徒の独身男女 限定50名(男女25名ずつ)

 内容:9:30 受付
    9:45 開式 おつとめ、挨拶
   10:00 法話
   10:30 唐津方面へ移動
   12:30 昼食   於 七ツ釜公園
   14:00 呼子・海中展望台
   17:30 閉式 解散

参加費:1名4,000円(昼食代、バス代、保険料)

 締切:10月10日

  申し込みは、各寺院まで  (住職の紹介状が必要です)

 
 素敵な出逢い、ご縁があるといいですね。

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