お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

お盆には

2007年08月11日 | 行事・案内
 いよいよお盆がやってきました

 8月に入ってから、墓参り客がボチボチありましたが、きょうは、土曜日ということもあり、たくさんお参りにお出でくださいました。(庫裏にもご挨拶にお寄りいただき、ありがとうございました。

 墓参り客は、早朝6時から。ピークは、10時台。午前中の墓参りが多いので、午後1時過ぎると、少なくなる。
 
 何しろ、暑いですからね。午後など、墓石にさわると、火傷しそうですから。

 住職は、汗びっしょりで盆参り。私もブログで遊んでいる場合じゃないのですが、ちょっと息抜き・・・

 法専寺では、以前は、ご門徒宅へ一軒一軒、盆経に回わっていましたが、父(前住職)が亡くなってから、住職一人で回るのが、無理なので(私は墓参りの方々の応対で留守番役)
 初盆をお迎えのお宅と、自宅への盆経を希望されるお宅だけ、盆経にお伺いし、それ以外のご門徒さんには、お寺までお参りにお出でいただいています。

 盂蘭盆会(うらぼんえ)という法要です。

 毎年8月14日、15日 の 午前10時から、または、午後1時半から

 計4回の内、都合のよい日時に、お参りいただいています。

 有り難いことに、お盆で帰省されたご家族、親族そろって、たくさんの方々が法要にお出でくださいます。

 法要に来て下さった小さなお子さんには、お菓子をプレゼント。

 子ども達もお祖父ちゃん、お祖母ちゃん、若いご両親と一緒に「正信偈」をおつとめして、住職の法話を聞いてくださいます。

 ご門徒さんも一般の盆経を取りやめて、この盂蘭盆会・法要の形にしてから、喜んでくださっています。

 「自宅に何時に来て下さるかわからないお寺さんを待っているより、自分の都合のよい時に、墓参りを兼ねて、お寺の法要にお参りする方が、自分の予定を立てやすくていい」と。

 実際、僧侶が、ご自宅に盆経に伺っても、お経についてくださるのは、ご年配の方だけで、若い方は、裏で甲子園中継を見ていて、知らん顔・・・ということが、ありますし、

 住職一人、慌ただしく、まるで、お経の配達、お布施の集金のように回らせていただくのも、何だか・・・ですし、 

 だから、お寺に集まっていただいて、一緒にお経を唱え、一緒にゆっくり法話を聞いていただくほうが、いいかな・・・と。

 昔どおり、「お盆は自宅へお参りに来て下さい」と希望されるお宅には、11,12日頃お参りへ。
 そして、初盆をお迎えのお宅には、13日にお参りさせていただいています。

 今年の盂蘭盆会もたくさんの方にお参りいただけたら、いいなあ
 お待ちしております。

 
コメント (3)
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