お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

優勝おめでとう

2007年08月06日 | 佐賀ネタ
 高校総体、佐賀県勢の話題です。写真は昨日の佐賀新聞一面記事。

 まず、先日、なぎなた競技で、佐賀東高が優勝。

 そして、一昨日は、新体操で男子は神埼清明高校、女子が佐賀女子高校と、共に佐賀県の高校が優勝しました。

 どちらもノーミスのすばらしい演技でした。
 
 演技をし終わった選手たちの涙・・・日頃の厳しい練習の積み重ね、地元開催そのプレッシャーの中で、その力を出し切ったことへの喜びと安堵でしょう。

 神埼清明は、総体直前に不慮の事故で亡くなった新体操部員T君(生徒会長でもあったT君は総体の記念品作りで夜遅くなり、帰宅中に事故に遭われた)の遺影を抱いての入場、遺影の前でのパーフェクトの演技でした。見ている側も大変感動しました。

 そして、昨日は、弓道女子個人で伊万里高校の酒谷さんが優勝されました。

 優勝された皆さん、おめでとうございます そして、県民にさわやかな感動をありがとう。
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平和を願う

2007年08月06日 | 行事・案内
 きょうは、広島に原爆が投下されて62年目の日ですが、

 毎年8月6日には、佐賀の真宗寺院代表者が集まって、
「平和を願う佐賀教区のつどい~全戦争犠牲者追悼法要」が行なわれています。

 今年は、ご門徒のM・Yさんと私が、法専寺代表で出席。
 我々は、仏教讃歌の一員としての参加でしたので、午後からの法要に先立ち、午前中はG寺さんへ。
 声楽家であり、佐賀大学名誉教授のM先生のご指導で5曲を練習リハーサル

 午後、会場に移動して、法要に出席、仏教讃歌をご披露してきました。(と、言っても、あまりに周囲の方が、本格的に声量豊か、お上手、美声なので、私は、皆さんのコーラスを乱さないように、口パク状態で参加

 さて、「全戦争犠牲者追悼法要」ですが、文字通り「全戦争犠牲者」(兵士、民間人差別なく)を追悼する集いです。

 しかも、先の戦争で亡くなった、わが家族、わが日本人だけを追悼する会 では、ありません。

 国籍を問いません、敵味方も問いません。

 また、太平洋戦争の犠牲者だけではありません。現在も続く、紛争、テロで犠牲になられた方をも追悼する会です。

 「亡くなった方々を慰める」という傲慢な「慰霊」ではありません。

 悲劇の戦争犠牲者の霊が自分たちに、たたらないように鎮める・・・それは、なおさら、全く違います。

 
  世界中で戦争、テロで犠牲になられた方をも縁として、私一人ひとりの心を問題にする(私の心を仏に問う)集いです

 池田晶子さんの著書にもありましたが、「国家」なんて実体は、どこにもない。「国家」は、私たち一人ひとりの集まり。

 結局、私一人ひとりの心の問題。その集合体が「国家」です。
 その大多数が、どの方向を向いて生きてゆくか・・・それが、「国家」の成り行きです。

 自分の心の不完全さ、危うさを自覚することなしに、この世に「美しい国」が実現するのでしょうか・・・

 
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