昨日ご紹介した「中央仏教学院」の「中央仏教学院報」に掲載されていた
田畑正久医師の講演内容からです。
戦後教育で育った昭和24年生まれの田畑医師は、
小賢しく生きてきたから、「仏教なんか無くても生きていける」と大学に入る頃は思っていました。仏教とは死ぬ前の人が藁をも掴む思いで「南無阿弥陀仏」と言っているぐらいにしか思っていませんでした
と若い頃を振り返られています。
九州大学在学中に、浄土真宗の教えに出遇われた田畑医師は、現在、宇佐市の病院で仏教に基づいた医療を実践され、「死」に直面した多くの方々に安らぎをあたえておられます。
講演内容を全てお伝えしたいくらい、すばらしいのですが、一部を要約して、本文と共にご紹介します。
私たち仏教抜きの教育を受けてきた者の発想は、「何でも頑張ったら幸せになれる」というもの
健康 + 病気 -
役に立つ人間 + 役に立たない人間 -
迷惑をかけないこと + 迷惑をかけること -
私たちは、幸せになる為には 幸せの為のプラス条件を できるだけ上げて、マイナス条件を 下げていけば 必ず幸せになれる、と ほとんどの人が頑張っています。もし そうだとするならば、最後は 不幸の完成 で人生を終わるのですよ (略)
私たちは仏教のお育てをいただいて、智慧の目を通して今まで見えてなかった世界が見えてくるんですよ。こういう世界が見えてくるときに、私たちは「不幸の完成」を超えていく世界に出させていただくということでしょう
(本文より)
生老病死を自然なことと心に受けとめ、生老病死を不幸としない生き方があるのですよ。
あるがままに生きる・・・
私は、いつどんな死に方をしても「幸せの完成」
です。
だって、阿弥陀様によって、「仏」
(さとりのはたらき)と完成させていただくのだもん
田畑正久医師の講演内容からです。
戦後教育で育った昭和24年生まれの田畑医師は、


九州大学在学中に、浄土真宗の教えに出遇われた田畑医師は、現在、宇佐市の病院で仏教に基づいた医療を実践され、「死」に直面した多くの方々に安らぎをあたえておられます。
講演内容を全てお伝えしたいくらい、すばらしいのですが、一部を要約して、本文と共にご紹介します。

健康 + 病気 -
役に立つ人間 + 役に立たない人間 -
迷惑をかけないこと + 迷惑をかけること -

私たちは仏教のお育てをいただいて、智慧の目を通して今まで見えてなかった世界が見えてくるんですよ。こういう世界が見えてくるときに、私たちは「不幸の完成」を超えていく世界に出させていただくということでしょう

生老病死を自然なことと心に受けとめ、生老病死を不幸としない生き方があるのですよ。

あるがままに生きる・・・
私は、いつどんな死に方をしても「幸せの完成」

だって、阿弥陀様によって、「仏」


