お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

トイレが故障して

2008年11月17日 | 雑感
 今朝、ウチのトイレ洗浄機が突然動かなくなりました。
 電源は入っていて、便座も温かいのに、洗浄のお湯がでない(スイッチを押しても反応しない)

 数年前、庫裏(くり・私たち住職家族が住まわせていただいている建物)の新築時に、トイレが洗浄機付になりました。

 それまで、「洗浄機」など付いていない水洗トイレ。それで、当たり前だったのに・・・我が家も遅ればせながら、数年前から「洗浄機」が付いて以来、その快適さ、便利さに慣れてしまいました。

 贅沢、恵まれたことです。
 用をたす所が、清潔で、快適で・・・

 数年前ウチに泊まったオーストラリア友人一家にとって、当時向こうでは、水不足でしたから、「トイレ洗浄」など「勿体なくてありえない」ことのようでした。

 清潔、快適トイレが「当たり前」と思っている娘が、今春、卒業旅行で友人数名と東南アジアに旅行した時、「トイレは自分で水をくんで流さないといけなかった」と話し、日本が、いかに恵まれているかを実感し、いい体験になったようでした。

 今は、個室に入ると独りでに便座カバーが持ち上がり、用をたした後は、独りでに水が流れるトイレもありますね~

 至れり尽くせり、有り難いことです。 トイレで合掌したい気分になりました。



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本当の先祖供養とは

2008年11月15日 | Weblog
 「先祖を大切にするということは、自分を大切にするということです」

 先日の総追悼法要のご講師D師のお言葉です。

 本当に故人・先祖(仏)に感謝し、恩に報いたいならば、私に対する「仏の願い」(今は「仏」となられた故人の願い)を聞いて(仏法を聞いて)、私自身が、しっかり生きていく(仏道を歩む)ことが、一番の報恩感謝なのであります。

 
 
 
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時は流れ

2008年11月14日 | 雑感
 11月に入って、法務、お寺の行事が立て込んでいます。
 
 8日 組連研の会所
 9日 法専寺総追悼法要(若いご遺族にも、たくさんお参りいただきました)
11日 九州仏教婦人大会 於 北九州
13日 組内会(住職会議)の会所

 その間、法務、雑事が入るので、掃除は手抜きもいいところ・・・

 法専寺においでの皆さま、靴下、足袋の裏が真っ黒になられたことでしょう。スミマセン。

 と、忙しそうなことを言いつつ、11月初旬の連休中の夕方、義姉と二人、急に思い立って、映画「まぼろしの邪馬台国」を観てきました~

 吉永小百合さん、本当にお若く、お美しい
 吉野ヶ里遺跡(ロケ地)に立つ吉永さんは、上品な「卑弥呼」さんでありました。
  
 
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おかげさまで

2008年11月13日 | 佐賀ネタ
 「おかげさまで」は、佐賀の「まるいち」のお菓子です。

 しっとりしたバターケーキ生地の中にあんこが入っています。

 ちなみに、昨年の夏、甲子園を沸かせた優勝校「佐賀北高校」のキャプテンは、この素敵な名前のお菓子を作っておられる「まるいち」の息子さんです。

 

 
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仏教婦人大会

2008年11月12日 | 行事・案内
 昨日は、北九州市にて、浄土真宗本願寺派 九州地区仏教婦人(女性)大会が開催。
 早朝から、組単位で貸切バスに乗って会場(小倉の北九州メディアドーム)に向かいました。
 九州沖縄各教区(沖縄、鹿児島、宮崎、熊本、大分、長崎、佐賀、福岡と開催地元 北豊教区(北九州・田川))の 計5600余名の参加。佐賀教区からは500数十名の参加でした。

 つまり、ものすごい数のオバサマ方が北九州に集合。

 厳かな音楽法要の開会式の後、島田洋七さんの講演、ずっと笑いっぱなし・・・
 午後は、医学博士で二胡奏者の姜暁艶さんのお話と演奏にジーンとなり、東京教区の宮本義宣師のご法話を聞かせていただき、作曲家 森琢磨氏のシンセオルガン演奏にうっとりし・・・
 中身の濃い、プログラムでした。

 新しい仏教讃歌で私が大好きな「念仏」という曲がありますが、それを作曲されたのが、上記、森琢磨氏だったと初めて知りました。

 往復の車窓は紅葉景色。
 帰路は、西方浄土に向かうがごとく、美しい夕焼けを追いかけて佐賀へ。

 幸せな一日でございました。

 次回の開催、担当は佐賀教区です。本来ならば3年後の開催ですが、3年後は親鸞聖人750回大遠忌ですので、4年後だそうです。
 佐賀には、あんな大きな会場はありません。吉野ヶ里遺跡に野外テントをはったら、7000人くらい大丈夫かも・・・ 
 
 
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連研

2008年11月10日 | 行事・案内
 「連研」とは、ご門徒さん方に浄土真宗の基礎を学んでいただくための「連続研修会」のことです。

 各組(浄土真宗の寺のグループ)で開催され、ウチの組では数ヶ月に1回、土曜日の夕方に開催されています。

 まず、一同、勤行(おつとめ)、夕食のお弁当。
 その後、研修会に入ります。講師は組内のご住職さん方。

 先日土曜日の「連研」は、法専寺が会所当番。
 11ヶ寺の連研参加者のご門徒さんとご住職、若住職さん方、総勢67名のお客様をお迎えしました。
 
 テーマは葬儀・仏事だったようです。(私は残念ながら、お話を聞く暇がなかった・・・)

 2年間にわたる連研の受講修了者には、修了書が渡され、
 さらに、本山での「門徒推進員研修会」も受講されると、「門徒推進員」となられます。「門徒推進員」とは、中心となって、お寺の活動を活性化してくださるご門徒の方々のことです。

 「門徒推進員」は、さておき、「連研」はオススメです。

 「ふ~ん」「???」「そうかなあ~」・・・納得すること、わからないこと、反発感じること・・・浄土真宗の学びの中で、いろいろ感じて、質問してくださることが大切だと思っています。

 ただ今、法専寺からは、3組の50代ご夫婦が受講されています。
 

 

 
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罪悪深重煩悩熾盛

2008年11月07日 | 本紹介
 「罪悪深重煩悩熾盛」とは、歎異抄第1条に出てくる言葉です。

 弥陀の本願には、老少 善悪の人を選ばれず、ただ信心を用とすとしるべし。そのゆえは、罪悪深重 煩悩熾盛の衆生をすくわれんがための願にまします。
 (現代語訳)阿弥陀仏の本願は、老いも若きも善人も悪人もわけへだてなさいません。ただ、その本願を聞きひらく信心が要であると心得なければなりません。なぜなら、深く重い罪を持ち、激しい煩悩をかかえて生きているものを救おうとしておこされた願いだからです。


 さて、湊かなえ著「告白」双葉社

 湊さんは、ご門徒のNさんご子息友人の脚本家。作家として書かれサスペンス作品(第29回小説推理新人賞受賞)です。
 面白い そして、おそろしい・・・ まさに縁によって、何をしでかすかわからない「罪悪深重煩悩熾盛」の凡夫の物語であります。

 ご門徒Nさんから「法専寺文庫」に寄贈いただきました。Nさんには、私が読み終わったら、「法専寺文庫に並べます」と言いました。

 ご門徒の皆さま、興味のある方は、どうぞ。
 
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願力独用

2008年11月06日 | 仏教
 きょうは、神埼組のS寺さんの巡番報恩講に、ご門徒有志(3名)とお参りさせていただきました。
 ご法話は、法専寺巡番報恩講 前々回のご講師・M師

 「願力独用 機受無作」

 仏さまの本願力の独りはたらき であって、本願力を受ける 機(私たち)には、何もすることがない 

 私が称える念仏も、「私が」称えているのでなく、本願力によって「称えさせていただいている」のだ 

 というご法話を聞かせていただきました。

 S寺さんの巡番報恩講は、きょうから7日間です。
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クリーク

2008年11月05日 | 行事・案内
 ウチの前の幅8mくらいあるクリーク

 川のように流れてないので、水草どころか 雑草が繁殖して、ひどい状態でした。

 今年の市道拡幅工事に伴う護岸工事で、重機により、雑草が除去され・・・

 それでも一部残っていたクリークの雑草を 10月末には、自治会で除去。
 今は、きれいなクリークとなっています。

 クリークに囲まれた法専寺。立派に見えるかも・・・
 
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ひや その2

2008年11月04日 | 佐賀ネタ
 連休最終日、バルーンフェスタ(熱気球大会)も、佐賀県唐津市の唐津神社のお祭り「唐津くんち」も大にぎわいで終了しました。
 
 バルーンフェスタは、5日間で94万人超えの人出だったそうで・・・
 道理で、佐賀の道路は、どこも混んでいたはずだ~

 さて、何でも疑問に思ったことを調べないと気が済まない夫が、先日ご紹介した音だけ花火・「ひや」について調べてくれました。
 「ひや」は、佐賀弁で「合図用の花火」のこと

 さて、音だけ花火・・・標準語では「昼花火」とも言うらしいですが、

 「ドン」と一発音がするのを「号砲」
 「ドン、ドン、ドン」と何発か続けて音がするものを「段雷(だんらい)」
 ダダダッ」とか「パラパラパラ」と「段雷」のように時間差がなく、続けてなる(破裂する)ものを「万雷(ばんらい)」と称すのだそうです。

 
 
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