散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

思った以上

2005年10月15日 13時59分33秒 | 食べ歩き
山の手の「B」と言う店で昼食。
(追記:もしかして「V」なのか・・・。恥ずかしい)

先日来ちょっと食べたかった「ハンバーグ」が店の前のボードに書かれてあったのである。
店内に入ると客は無く、ちょっと大丈夫かと思いつつ「煮込みハンバーグ」を注文。
店主とその母らしき二人でやっている小ぢんまりとした店である。

サラダ・ライス・ハンバーグの順に到着。
目玉焼きを載せたハンバーグのボリュームと、たっぷりかかった煮込みソースが目立つ。
早速、一口。キッチンで赤味噌が目に入ったのだが、それが隠し味なのだろうか。
ドミグラスソースに何か和風の味と塩気を感じるソースと、ふっくらしたハンバーグの調和が良い。
サラダも良くある小さいせこいものではなく、新鮮。
ご飯も「お代わりどうぞ」ということだが、私には十分な盛りである。
あっという間に食べ終えて、食後に出てきたコーヒーが、また私好みの濃度であった。

近場の良い店に出会えて、本日の昼食は思った以上の満足であった。
(軽く見ててごめんね)

20051015最近読んだ本

2005年10月15日 12時43分19秒 | 読書
「剣と薔薇の夏」戸松淳矩
伏線が非常に緻密である。
歴史的な背景が真実であるかどうかは別として深みを出しており、トリックの魅力も十分。

「ブルースカイ」桜庭一樹
非常に美しいイメージを感じさせる作品。
よくあるアイディアだが、上手い。

「無限からの警告」クナイフェル、フランシス
ローダン316巻。
今回ちょっと面白かった。アトランもっとしっかりしろ。テレパシーに頼るからダメなんだ。
ところで、グインとローダンを全巻読んでいる人は、どれだけいるのか?

「塵よりよみがえり」レイ・ブラッドベリ
解説を読んで気がついたが、もともとシリーズものだったのか。
もう一度読もうかなあ・・・

「切り裂き魔」鳥羽亮
途中で事件の犯人も、構造も全て割ってしまっているのだが、果たしてそれでよかったのだろうか。
疑問である(再読)。

「黒の貴婦人」西澤保彦
切ない懐かしさがある。
基本的に好きなシリーズであるが、登場人物(犯人)側にストーカー気質の人が多すぎ。
もっと普通の人だってやむにやまれぬ事情から変な事件を起こすと思うのよ。

「ディアスポラ」グレッグ・イーガン
すまんイーガン。どうも苦手だ。

「安楽椅子探偵アーチー」松尾由美
安楽椅子”本人”が探偵になるというのは愉快な話である。
推理プロセスは、必ずしもそうはならないだろうと思わせる論理積上げ型だが、
上質のユーモア、温かみがあるので、不快には感じない。