散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20051021最近読んだ本

2005年10月21日 21時07分55秒 | 読書
出張やら何やらであまり読めてない。

「検察捜査」中嶋博行
ちょっとストーリーがエスカレートしすぎな感もあるが、驚きの展開。
キャラクターが判りやすい(再読)。

「琵琶湖要塞1997 ①~⑥」
国家無意識説はあるかなあと言う気はするが、ホロスコープで占うのは
引くなあ(再読)。

「寿司問答 江戸前の真髄」嵐山光三郎
いろいろな江戸前の有名店の実情を伝えてくれるのはありがたいが、取材費
だからズルイなあ。

「B級グルメのおいしい銀座」「同2」文藝春秋編
東京出張で銀座に行く前に再読。もう13~14年前なので、結構お亡くなり
になった店が多いですな。

「空想刑事読本」斉藤直隆
警察、刑事関係の知識は興味深いが、奇想にはかけるなあ。
凄く面白くはない。

東京研修1

2005年10月21日 00時53分01秒 | 飲み歩き・東京
東京での研修×8日間(連続していないので、8往復する)が決定した。
研修の内容を書く気はしないが、色々遊びに行ったことを書こう。

まずは、19日。
3時過ぎに職場を出たが、ホテルに着いたのは8時(ぐったり)。
今回、初めてAIRDOに乗ったのだが(北海道民にあるまじき奴)、
飛行機と空港ビルの間はバスで行き来するのである。
初回は笑って楽しめるが、あまり乗る気にならなくなるな。

「タラップで飛行機内へ」


ホテルについて、そのまま銀座のバー「F」へ。
銀座のバー「O」に居た方と、帯広のバー「M」に居た方がご結婚されて最近出した店である。
9月に東京に来たのだが、残念ながらそのときは開店前であったのだ。

やっぱりこの店ではカクテルを頼むべきだろうなあと思い、まずはマティーニ。
作ってくれたのは旧姓Fさん。ジンとかすかなレモンピールの香りが絶妙だ。
お通しは豚肉のスモーク。
続いて、Kさんに「カンパリを使って」とお願いすると、「ネグローニにオレンジ
ジュースを加えた感じです」とカンパリの味+さわやかさ、のカクテルになった。

最後はまたFさんで、カルバドス+クランベリー+アマレット+レモンのカクテル。
クランベリーとアマレットの風味が効いて、落ち着いた中にも個性的な味。
期待通りの素晴らしいバーで(ビルが古びて落ち着いているのも良い)、次回の
研修のついでに、ぜひまた来ようと思うのであった。

近い将来名バーになると思う店なのであえて苦言を述べるが、お二人とも一流の
バーテンダーだけに、相手に気を使う余りか、ちょっと職分がはっきりしていない
所があるような気がした。
例えば「これは私作って良いですか?」などと、小声で確認しあっている所である。
そこがスムーズになれば、完璧と言う感じがする。



余談
(1)「生のザクロがございます」という説明に、「ではジャックローズを」と言ったオジサマは良いなあ。札幌では中々そういう人はいませんぜ。
(2)店にいたときにちょっとした地震が。驚いた。
(3)開店祝いの品が残っており、頂きました。帯広の六花亭のチョコレートである。

さて、飯も食わずにバーに行ったので、次は食べ物中心に行こう。
いつもの銀座「S」だ。
ビール、鰹タタキ、松茸フライを注文。
鰹の表面の焼き具合が良い。松茸フライは流石に松茸の香りはよく分からないが
(値段からするに輸入物であろう)、きのこの水分が閉じ込められており、
食べるとジュワッとしみ出てくる。最初は醤油で、後で少々下品にソースで。旨い。

隣に不思議なメンバー構成の4人組が居て、あん肝と明太子をご馳走になった。
中小企業の次長風と近所の名物オバチャン風、会社のお局様と飲んだくれの
風来坊という感じの彼らは、なぜかグルメ同好会らしく、4人で色々な店に
行っているらしい。
「若者をいじってゴメンね」と言われたが、年齢を確認するとお局様よりは私の方が年上なのであった。
(私、非常に若く見えるのである)



20日は終日講習。昼飯はコンビニ弁当。
終わるやいなや、銀座「Y」へ。名古屋本店の味噌かつの店である。
夜はかなり自由に単品注文ができるようなのが嬉しい。
串かつ2本、どて煮、ビールを注文。
店のおばちゃんがビールをすぐ持って来るのか、串かつが揚がると同時に持って来るのか
訊いてくれるのが嬉しい。

一般的な串かつに入っている玉ねぎor長ねぎが微妙に苦手なので、肉だけの串かつが嬉しい。
味噌ダレも濃厚すぎず、さわやか。揚げ加減上々である。
どて煮は流石にコッテリ味だが、辛子・七味・一味と風味を変えつつビールのつまみにする。
味・気軽さ・接客に満足。



銀座を南下していつものバー「h」へと思ったが、なぜか開いていない。
初めて行く店、バー「A」へ。
アメリカン調の店構えと、ワイルドな兄ちゃんに不安になるが、タンカレーバック、
そしてギムレットはきちんとした作りで、さわやかさの感じられる味であった。

以上で札幌へ。