東京での研修×8日間(連続していないので、8往復する)が決定した。
研修の内容を書く気はしないが、色々遊びに行ったことを書こう。
まずは、19日。
3時過ぎに職場を出たが、ホテルに着いたのは8時(ぐったり)。
今回、初めてAIRDOに乗ったのだが(北海道民にあるまじき奴)、
飛行機と空港ビルの間はバスで行き来するのである。
初回は笑って楽しめるが、あまり乗る気にならなくなるな。
「タラップで飛行機内へ」
ホテルについて、そのまま銀座のバー「F」へ。
銀座のバー「O」に居た方と、帯広のバー「M」に居た方がご結婚されて最近出した店である。
9月に東京に来たのだが、残念ながらそのときは開店前であったのだ。
やっぱりこの店ではカクテルを頼むべきだろうなあと思い、まずはマティーニ。
作ってくれたのは旧姓Fさん。ジンとかすかなレモンピールの香りが絶妙だ。
お通しは豚肉のスモーク。
続いて、Kさんに「カンパリを使って」とお願いすると、「ネグローニにオレンジ
ジュースを加えた感じです」とカンパリの味+さわやかさ、のカクテルになった。
最後はまたFさんで、カルバドス+クランベリー+アマレット+レモンのカクテル。
クランベリーとアマレットの風味が効いて、落ち着いた中にも個性的な味。
期待通りの素晴らしいバーで(ビルが古びて落ち着いているのも良い)、次回の
研修のついでに、ぜひまた来ようと思うのであった。
近い将来名バーになると思う店なのであえて苦言を述べるが、お二人とも一流の
バーテンダーだけに、相手に気を使う余りか、ちょっと職分がはっきりしていない
所があるような気がした。
例えば「これは私作って良いですか?」などと、小声で確認しあっている所である。
そこがスムーズになれば、完璧と言う感じがする。
余談
(1)「生のザクロがございます」という説明に、「ではジャックローズを」と言ったオジサマは良いなあ。札幌では中々そういう人はいませんぜ。
(2)店にいたときにちょっとした地震が。驚いた。
(3)開店祝いの品が残っており、頂きました。帯広の六花亭のチョコレートである。
さて、飯も食わずにバーに行ったので、次は食べ物中心に行こう。
いつもの銀座「S」だ。
ビール、鰹タタキ、松茸フライを注文。
鰹の表面の焼き具合が良い。松茸フライは流石に松茸の香りはよく分からないが
(値段からするに輸入物であろう)、きのこの水分が閉じ込められており、
食べるとジュワッとしみ出てくる。最初は醤油で、後で少々下品にソースで。旨い。
隣に不思議なメンバー構成の4人組が居て、あん肝と明太子をご馳走になった。
中小企業の次長風と近所の名物オバチャン風、会社のお局様と飲んだくれの
風来坊という感じの彼らは、なぜかグルメ同好会らしく、4人で色々な店に
行っているらしい。
「若者をいじってゴメンね」と言われたが、年齢を確認するとお局様よりは私の方が年上なのであった。
(私、非常に若く見えるのである)
20日は終日講習。昼飯はコンビニ弁当。
終わるやいなや、銀座「Y」へ。名古屋本店の味噌かつの店である。
夜はかなり自由に単品注文ができるようなのが嬉しい。
串かつ2本、どて煮、ビールを注文。
店のおばちゃんがビールをすぐ持って来るのか、串かつが揚がると同時に持って来るのか
訊いてくれるのが嬉しい。
一般的な串かつに入っている玉ねぎor長ねぎが微妙に苦手なので、肉だけの串かつが嬉しい。
味噌ダレも濃厚すぎず、さわやか。揚げ加減上々である。
どて煮は流石にコッテリ味だが、辛子・七味・一味と風味を変えつつビールのつまみにする。
味・気軽さ・接客に満足。
銀座を南下していつものバー「h」へと思ったが、なぜか開いていない。
初めて行く店、バー「A」へ。
アメリカン調の店構えと、ワイルドな兄ちゃんに不安になるが、タンカレーバック、
そしてギムレットはきちんとした作りで、さわやかさの感じられる味であった。
以上で札幌へ。