20110303最近読んだ本

■「漂流巌流島」高井忍
再読したところ、荒木又右衛門の鍵屋の辻の話が面白かった。剣術使いはこういう運命をたどるものかもしれない（再読）。

■「栄光の＜連邦＞宙兵隊１」タニア・ハフ
最初は異星使節団の護衛という簡単な仕事かと思ったらさあ大変。異星人が圧倒的多数で攻め込んできて、見方の宇宙艦が助けに来る見込みは不明。果たして生き延びることはできるのか？　ちょっとご都合主義のエンディングだが、宙兵隊らしい話である。それから最近のハヤカワＳＦはミリタリーＳＦが多すぎるなあ。

以下、図書館の５冊。
■「日曜日のメンタルヘルス相談室」和田憲明
再読だった。

■「銭湯」ＮＨＫ美の壺
最近、銭湯に入ったことがないのだが、自分より年長者で銭湯のマナー知らずの人がいるのは、本当に苦々しい思いがする。

■「町並」森田敏隆
美しい日本の風景を紹介する本。もう少し、繁華街の下世話な感じが好きなのである。

■「昭和モダン建築巡礼　東日本編」磯達雄、宮沢洋
イラストと写真でそれぞれ建物を紹介しており、非常に分かりやすい。北海道では登別温泉科学館（すごい建物だ）、北海道開拓記念館が登場していた。北海道立近代美術館もちらっと出ている。

■「失敗の科学」池田圭一
あえてチャレンジしての失敗や、良くフォローしたという失敗もあるのだが、事後処理も含めて話にならない失敗もある。