散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20110326ギャラリー巡り

2011年03月26日 15時58分37秒 | ART
3月24日に道新。
本日は資料館→市民→エッセ→大同→たぴお→時計台→大通→富士フイルム→CAI02→三越→スカイホール→さいとう→アリアンス→NEWSTARの14か所。

■ギャラリーエッセ「フローラルアート×白磁 2人展」。白磁は大きな皿も良かったが、小さな花器だろうか。口の形が全て違っているのが面白い。花の方は、いまいちわからない。

■たぴお「高田稔個展」。「近年は廃墟等をテーマにすることが多く、新作はどうしても震災被害を思わせるものになってしまった。そのため、新作の展示をいくつかやめ、旧作を展示している(←文章は私が再構成)」という作者からのメッセージが掲示されていた。海辺にたたずむ少年と犬を中心にした作品なのだが、確かに大量に廃材が描かれている様子は、そう見える人もいるのかもしれない。

■時計台ギャラリー「道展新鋭展受賞者展 -第1弾-」。
佐藤美和子「シレーヌ」「水族館」:最近、空中浮揚を思わせる作品が多い中、これは海中シリーズとでも言うべき作品だ。無表情な女性よりも、リアルに描かれた魚(ナポレオンフィッシュとか、オオカミウオ?)が面白い。
蒼野甘夏「Amezing Grace」「Time to say goodbye」:「紅白梅図屏風」をモダンに再構築したような作品。何か生まれそうな気がする。

■富士フイルムフォトサロン「中島宏章写真展バットトリップ」。コウモリをテーマにした写真展。コウモリ=血を吸う、なんてイメージがあるかもしれないが、人の血を吸うコウモリは1000種中1種しかいないことや、札幌市内にも沢山コウモリがいること、そしてコウモリは枯れた葉の中に身を隠していること等が分かる、興味深い展覧会。

「クモがいる」:ハエトリグモを接近撮影した、恐ろしくも美しい作品。
「聞こえないんじゃない、聞こうとしていないだけ」:小さなコテングコウモリが飛翔しているところ。

全般的に写真の美しさと、テーマの興味深さが両立している。思わず、写真集を購入。そちらの感想はいずれまた。

■ギャラリーNEW STAR「お散歩2人展ツアー2011!! ENANYA dem 2人展」。写真撮影ご自由にということだったので、展示室内の様子をちょっとだけ公開する。



入口付近に「募金をした人、これからする人に差し上げます」ということで、小さなシール(手書き)が置いてあった。募金箱を無人の展示室においておくわけにはいくまいし、これは一つの啓発活動であると思う。



近くに、「芋焼酎」無料の居酒屋があった。こういう企画を良しとするか、何でも無料にしてはいけないと思うか、微妙な所である。


20110326最近読んだ本

2011年03月26日 15時25分34秒 | 読書
■「テッカ場」北尾トロ
オークション会場など、つい我を忘れて白熱してしまう現場のルポ。中ではマニア雑誌のフリーマーケットにおけるオークションが良かった。オークション参加者に一体感があり、高すぎる値付けをする人をやんわりと抑え、ある時は「学割価格で!」と学生さんに程ほどの値段で落札させたりするのである。

■「修羅の門 第弐門1」川原正敏
ついに伝説のマンガが帰ってきた。今回はまだほんのイントロだが、連載を休んでいる間に、マンガの中でも現実世界でも、格闘技の技術に対する研究は進んでいる。果たして不敗神話は続くのか。

■「やさしい死神」大倉崇裕
落語の特性や面白さ、落語界のしきたりなどが生きたミステリ。

以下、図書館の4冊。
■「そこまで聞くの? ワインの話」山田健
ざっくばらんに色々な疑問に答える本。しかし、これを読んだからと言って、店でのハードルが下がった訳でもないだろう。

■「科学でわかる料理のツボ」左巻健男、稲山ますみ
科学の裏付けはなくても、普通に料理本や昔からの言い伝えで用は足りそうだ。

■「公共空間としてのコンビニ」鷲巣力
デパートという形態がもしかすると終焉を迎えているのかもしれないように、私はコンビニも近い将来限界が来ると思っているのだ。しかし、もう違う形態のコンビニ(ナチュラル○○とか)が、発生しかけており、そちらに活路を見出すのかもしれない。

■「農業で儲けたいならこうしなさい!」有坪民雄
確かに少しは儲からないと、業種としてあまりにも未来がないと言えるだろう。しかし、農家の方の話を聞くと、結構経験と知識には高度なものがあり、素人が参入する難しさはあるような気がする。

ベストマカロニサラダ

2011年03月26日 15時24分37秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
ギャラリー巡りの途中、久しぶりに狸小路そばの「M」へ。1杯目は焼酎ハイボールとモツ煮。一杯飲み屋のど定番メニューを選んでしまった。



しかし、このモツ煮はかなり美味いな。臭みゼロなので、サクサク食べられる。2杯目は角ハイボールと、またもや定番マカロニサラダ。実はマカロニサラダがちょうど出来立てだったのだが、食べて驚いた。実に絶妙な歯ごたえがあるのだ。考えてみれば、マカロニだってパスタの一種。出来立ては一味違うのだろう。



前回食べたイカサラダも出来立てで良かったしな、またぜひ私の行くときに作って欲しいものだ。


新店発見

2011年03月26日 12時04分33秒 | 食べ歩き
ギャラリー巡りの最中、地下鉄西11丁目駅で蕎麦屋さんを発見。どうやらできて数日目らしい。ランチメニューの中から、蕎麦&鶏天丼のセットにした。蕎麦は冷たいのも暖かいのもできるらしいが、ここはもちろんもり蕎麦だ。



蕎麦は普通。薬味にネギ、山葵、大根おろし、天かす(海老の風味あり)が付いているのが嬉しい。鶏天丼は鶏天が4つ載っている。これで天セイロ風に食べる人は良いだろうが、私は蕎麦は単独で、鶏天は丼物として食べたい。となると、少しご飯とのバランスが悪いんだよな。

といっても、これは贅沢な悩みだ。580円という値段からすると、非常に申し分のない昼食であった。ランチメニューで他にも試したいものがあり、また夜のメニューで酒も飲んでみたい感じがする。