散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20121110最近読んだ本

2012年11月10日 22時15分51秒 | 読書
■「法月綸太郎の功績」法月綸太郎
再読。

■「1/2の騎士」初野晴
再読。

■「エコール・ド・パリ殺人事件」深水黎一郎
再読。

■「めしばな刑事タチバナ7」坂戸佐兵衛、旅井とり
まってましたの7巻目。今回は「うどん百景」と題して、さまざまなうどんを取り上げる。間違いなくさぬきうどんって美味いのだけれども、うどんのコシから気持ちが離れ、柔らかいうどんにホッとするという主人公の気持ち、何となく分かるなあ。

以下、図書館の4冊。
■「戦艦大和3000人の仕事」青山智樹、紗汐冴
戦艦大和の中ではアイスやラムネまで作っていたという面白い話が読める。しかし、宇宙戦艦ヤマトは設定上乗員が114名なのだそうで、ああ見えて、相当コンピュータ化されていたのだろう。

■「こんなに厳しい! 世界の校則」二宮皓
厳しさはあっても、理念の通っている校則がいいね。「休日に宿題をしてはならない」なんていうドイツの校則は、ある種の信念を感じるよね。

■「日本の恐竜図鑑」宇都宮聡、川崎悟司
意外な巨大恐竜(最大で全長20mくらい)が発見されていることが分かる。三笠市や北大博物館に展示されている恐竜もこの本には登場するのだ。

■「空耳の科学」柏野牧夫
必ずしも結論が出ている訳ではないが、非常に人間の感覚に関する示唆に富んだ本である。

愛の予感

2012年11月10日 15時46分03秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
ギャラリー巡りを一通り終えて、狸小路を西方面に歩く。



今日の目的は西11丁目の居酒屋「O」である。以前、狸小路界隈の居酒屋で大変素晴らしい接客をされていたAさんが、新たに店を出したようなのだ。しかも今日の昼頃、店の前を通り過ぎた所、開店が15時(日祝休)らしい。これは行かねばなるまい。

ということで西11丁目のビルの地下へ。まだ他の店は開いていないなか、看板が頼もしく光っている。



店内に入ると、Aさんも私の事に気が付いてくれた模様。ちょっと気恥ずかしい気持ちになり、ハイボールとハムキャ別をボソボソと注文。



このハムキャ別を馬鹿にしてはいかんよ。知らない人は、この商品名のまま検索して見てほしいものだ。東京渋谷の立ち飲みの名店「F」の名物を、この店にしゃれたサラダは似合わん! とAさん(の旦那さん)が再現したものなのだ。ハムをかき分け、中にある千切りキャベツをマヨネーズと醤油で食べる。昼下がりの飲み屋にピッタリである。

続いて「鹿児島の地元で飲まれている焼酎です」という小鹿を注文。



どうだ、氷が入っているとはいえ、このなみなみ感は!

私の昼酒は、1軒平均2杯くらいという所なのだが、今日は気分良く芋焼酎の流川とポテトサラダを追加注文。「ポテトサラダは量多くしてますから、ハーフにしましょうか」というありがたい申し出で、ハーフサイズにしてもらう。



それでいて、一人客には十分な量。玉子も入った、まさに自家製の味が嬉しい。

さすがに今日はこれくらいにしておこうか。しかし早い時間の開店といい、値段設定の安さといい、Aさんの元気いっぱいの顔を見られるかと思うと、ここはまた確実に来てしまうに違いない。

ちなみにタイトルの「愛」はお店への愛なので、誤解の無きよう。

20121110ギャラリー巡り

2012年11月10日 15時44分27秒 | ART
11月9日に北のモンパルナス。
今日は資料館→コンチネンタル→三越→スカイホール→さいとう→丸井→道新→時計台→たぴお→紀伊国屋→地下歩行空間→富士フイルム→アリアンス→NEW STAR→ギャラリー大洋→中央区民センターの16か所。

■北のモンパルナス「風の画家 本田滋の世界」。札幌の風景画が沢山あり、「ああ、あの街角か」と思わせるものが多かった。岩見沢の酔月の画もあった。いろいろ作家ご本人の思い出話を聞きつつ、作品を見ることができた。

■コンチネンタルギャラリー「油展」。
五十嵐あり沙「白粉」:眉のないだらしなく座る女と部屋をパステル調の色彩で描いた作品。どこか面白い。

■さいとうギャラリー「第1回てきてき」。道都大のテキスタイル3人展。三者三様でよかった。

■さいとうギャラリー「篠木正幸個展「カタチあるカタチののないモノ」。
「華」:少し厚めの、カラフルな布を帯状にカット。少しづつカタチを変えながら配置することで、色彩のグラデーションを見せる作品。布のせいか、あたりが柔らかい。

■時計台ギャラリー「香取正人個展」。
「温泉郷」:熊野古道の付近の風景のようである。川べりに小さな宿と道があり、歩いてみたくなるような風景だ。

■時計台ギャラリー「札幌時計台ギャラリー コレクション展」。
森ヒロコ「惑星1(ホントはローマ数字)」:輪回しをする7人の少年。空には謎の幾何学模様。いい作品だ。

他に亀山良雄、阿部国利、小谷博貞等。ギャラリーの部屋が埋まらないのは問題ではあるが、所蔵品展は見たいものである。

■ギャラリーたぴお「自我の形象展 11th」。非常に良い展覧会であった。
竹内はるみ「旅の途中」:白とふたを開けた所と緑の行李3段活用。
森山誠「卓上12-2」:静物画なのであるが、シンプルにしてあの深みは何だろう。
田中季里「BLUE」:最近たぴおで気になる作家と言えばこの人だ。
柿崎秀樹「カタチを埋める」:妙な輪郭線の内部を幾何学模様で埋めた作品。楽しいのか、苦しいのか。

■地下歩行空間「ART STREET」。



石田勝也「Heart☆Full」。自転車の空気入れを押すことで、ハートや星の模様が動く作品。





若生大地「Factory」。奔別炭鉱の立坑をモチーフにした作品。



取っ手を回すと歯車が回転して何かが起きるらしいのだが、その仕組みが壊れていた模様。結構な人が試してはガッカリしていたようなので、きちんと故障の掲示をすべきだと思う。

若生大地「ウェーブ」。こちらは作品上部でちゃんとウェーブが発生した。



以上の作品は、札幌駅に一番近い場所にあるのだが、現代美術を見慣れていない人には分かりにくい作品も多かったように思う。レベル感の調整をした方がいいような気もするし、そんなことをしなくてもたいていの人には分かるのかもしれない。

祭太郎のパフォーマンス。私は公共空間の中で過剰な音を出す出し物には、あまり良い印象を持たない。耳は手を使わなくてはふさぐことができないからだ。しかし、祭太郎ならイイか、と思わせるところはある。



高橋喜代史「札幌ギオン祭」。名も知らぬ方、ポーズをありがとう。



井上愛美「ためごろうくんとその兄弟」。少々不気味な子どもたち。



Antenna「ジャッピー札幌幸セ曼荼羅」。突然、黄金都市が出現。



鈴木隆「moon」:鹿の復活を皆で祈っているのだそうだ。私はうっかり食べようとしているのかと思った。





佐藤一明「灼熱ストーブ”鎮火”」:木製のストーブという自己矛盾を現しつつ、形はまさにストーブである。



アートはがきコーナーがあって、小林麻美、ダム・ダン・ライ、国松希根太となかなか素敵な3枚を取得。

■ギャラリーNEW STAR「たいる展 サノシズカの個展」。
「せなか」:キャンバス地をタイル状に貼った上に、まさに服を脱ぐ瞬間の中性的な背中が見える。雰囲気いい。

ちょうど美容室の工事が始まって、普段より一層入りづらくなっているNEW STARだった。


カレーリベンジ

2012年11月10日 12時39分34秒 | 食べ歩き
先日、深夜作業に備えて夕食を食べようと思った所が開いていなかったのだが(単に定休日だったのである)、そのことを思い出したら無性にその店に行きたくなってきた。

ということで、狸小路のカレー店「D」へ。いつものカシミールカレー、具はラム、ご飯大盛り、ラッシーという注文にしてみた。

今日はご飯が少々柔らかすぎる感じがするが、独特のスパイス感はこの店でなくてはというものがある。相席客を意識してしまい、カレーの写真はなし。しかし今日も美味いカレーだった。