散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

初めてかもしれぬ

2012年11月17日 20時46分57秒 | 食べ歩き
今日の気温からして、私は本当はおでんを食べたかったのだよね。しかし、16時台から開いているおでん屋さんはなく、結果として食べられずじまいだった。

しかし、帰る途中に腹が減り、コンビニに立ち寄っておでんを購入してしまったのだ。もしかすると初めてかもしれない。



買ったのは大根、厚揚げ(豆腐がなかった)、つくね串、ロールキャベツの4品である。まあ、予想通りの味だが、悪くはない。つくね串はナンコツ入りのようであった。

早めに失速

2012年11月17日 19時39分46秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目はバー「C」。1杯目ウイスキーソーダ、2杯目ロブロイといつもの調子で飲む。

3軒目はバー「N」。1杯目はバランタイン12年のソーダ割りにスキャパをフロート。結構しっかりした香りがする。





2杯目はアンタレス(アクアビット+ザクロ+ライム)の変化球でビタースを少し入れてもらった。華やかな中にも苦みが少し入った大人の味だ。



と、この辺で酔いが回ってきて急にあやしい状態になってきた。原因を考えるに、やっぱり「夜の帝王」だろうか。「帝王」に敗れ、早めに帰宅する私であった。

雨の狸小路

2012年11月17日 17時22分28秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は天気のため外出時間が遅くなったが、結局16時台に酒が飲みたくなってしまった。ということで、冷たい雨の中、狸小路を西に歩いて、居酒屋「K」に到着。



1杯目はなぜかハイボール。そしてカニすりみ天ぷらというのを注文。



すごくカニの味がするってわけではないが、熱々でふわふわな食感。しかもネットリとした濃厚な感じもある。塩でも醤油でも、どちらでも美味い一品だった。

続いて、広島の酒、夜の帝王を注文。夜の帝王には程遠い私だが、先日「酒場放浪記」に出てきた銘柄なのを記憶していたのである。薄く黄色い色がついているが、意外にさっぱりした味だ。



ここで鳥肉と蕪の煮物を注文。味がよくしみ込んで、トロトロになった蕪が美味い。そしてあっさりした煮汁までつまみになってしまった。



まずは一軒目とあって、この位にしておこう。

この間、臨時休業になっており心配されたK鮨も無事復活(写真はブレブレ)。行ったことはないが、何しろ古い店っぽいので、ホッとした。


20121117ギャラリー巡り

2012年11月17日 16時07分03秒 | ART
本日は門馬→ミヤシタ→三越→スカイホール→さいとう→ivory→道新→時計台→STV北2条→大同→紀伊国屋→教育大サテライト→CAI02→富士フイルムの14か所。

■GALLERY門馬「久野志乃個展 飛ぶ鳥のはなし」。雨天でもあり、気持ちが負けてはいかんと、まずは一番最初に行ってみた。総評としては、今年度のベスト展覧会の一つと言って過言ではない素晴らしさだった。

「声を探す人々」:水仙かヒヤシンスのような花畑の間に、何かを探す人々。空があえて白というところが面白い。
「境に透聴する」:森の中、大きな脚立を立てて、その上に女性が立っている。森の声なき声を聴くのか。
「Lemon drop」:崖に腰かける人の上に、降り注ぐ黄金の光。

「水を渡る」:海辺の潮騒を渡る二人の少女。二人の関係性に思いを馳せてしまう。
「真夜中、音のない光」:自分の背丈よりも高い植物の間に3人の少年少女。地面の色彩が赤茶、水色、レモンクリーム色と実に複雑である。
「家をたてる」:湿地のわずかな隙間にテントを張る5人。これを「家」と呼ぶのは、あまりにも危うい冒険だ。

これまで久野志乃については、色彩と物語性という観点で見てきたのだが、今回気が付いたのは「音」についてである。たまたま作品タイトルのいくつかに「音」を思わせるものがあったからだが、彼女の作品は何となく無音の印象を受ける。あまりに色彩と光が軽やかなので、音の要素を感じないのだ。視覚性を非常につきつめた作家だと思う。

それから、何となく作品を見ているうちに胸がつまるような思いがしてくるのは、私だけなのだろうか。そういう意味で、他の人がどう受け止めるのかが予想できないが、私個人の感想としては、必見の展覧会である。



下の写真はANNEXのテラスより。



■ギャラリーミヤシタ「置田貴代美写真展 phase -回帰、次の未来へ-」。故郷の浜頓別の写真展。同じ道北とは言え、私が住んでいた富良野市とは大違いだ。富良野は全方向を山に囲まれている感じなのだが、浜頓別はとにかく平坦に見える。

■さいとうギャラリー「後藤文子銅版画展」。ほのぼのとして心和む。

■ギャラリーivory「彫刻慕情あばれ坂」。北海道教育大岩見沢校の彫刻専攻展である。
花田美紀「pm3:00」:ミニチュアのお茶と八つ橋、さらに団子のセットで一服だ。
高橋和加奈「情報社会3(本当はローマ数字)」:一部”へそ”のようにへこんだ球体に活字を貼り付けたもの。仕上がりの良さがいい。

■時計台ギャラリー「齋藤洪人 齋藤周 親子展」。
齋藤周「今、目の前にみえるもの」:カラフルな大地が描かれている。描線が橋のように見えたり、色彩が飛び地のように見える。そこを歩いて人々は遠くへ向かっている。
齋藤周「黄色の海」:私を黄色いグラウンドに連れてって、という感じだ。

齋藤周「相談」:フォビスムのような色彩の中、二人は相談して立ち向かうのだ。
齋藤周「ピンクの砂」:一見してパステル調の色彩は柔らかいが、次第に圧倒されるほどの迫力がある。そんな中、人はどこへ向かおうとしているのか。

齋藤周と久野志乃の類似性を感じたのだが、今、調べてみると一緒に展覧会をやっていたのか。

■STV北2条ビル エントランスアート「中野邦昭日本画展」。

以前、ニワトリの木彫が置かれていたことがあったが、今度は猫VSカラスだ。



「はまなす」:これから北海道の長い冬が始まる。はまなすの咲く頃は、まだ遠い。



■CAI02「(展覧会名失念)」。
高橋喜代史「drawing#1」:白いキャンバス下に弱弱しい線が1本。いったいどうやってこんな変な作品を作ったのか。制作ビデオが上映されているので、ぜひこれを見てほしいものだ。

この費用対効果は素晴らしい

2012年11月17日 12時30分35秒 | 食べ歩き
本日は珍しいエリアに来たので、久々に焼肉の「H」に行こう。帯広本店で同名の店とは多分異なる経営のはずである。



ランチメニューからホルモンミックス定食を注文。まずジンジャーエール(先に出してと頼んだ)、カクテキ、野菜サラダが先に到着する。



続いて大皿にホルモンと焼き野菜。ホルモン(コブクロ、ハツ、腸のどこか)も充実しているが、ランチメニューでこれだけ焼き野菜の種類が豊富なのはちょっと見たことがない。



さらにライス、ワカメスープで早速食べていこう。



ホルモンはやっぱり、それぞれの部位の歯ごたえの違いがはっきりしているところがいい。タレにはコチュジャンを溶かしこんで、少し辛くして食べる。こりゃ『うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ』状態だが、合間合間に野菜をはさんで冷静に食べよう。

最後はホルモン1セットをご飯にのせ、タレをその上から少しかけて食べる。品がないが、これがうまいのだ。

そして取っておいたジンジャーエールをゴクリ。店員さんの感じもいいし、これで780円なのだから、近所にあったら通ってしまうこと間違いなしだ!