散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

映画が悪い(2)

2013年06月15日 19時58分29秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
いや、もう、映画が悪いんだ。ということで、通算3軒目はすすきののバー「N」。まだ誰もいない所で定位置に座る。1杯目はというと、そうか、もうスイカがあったんだ。よし、スイカとジンのカクテルを注文だ。



まだ甘味が出きっていないスイカの方が、カクテルに良くあうと思う。青臭いという程ではないが、まだ若いスイカの風味とたっぷりの果汁を楽しむ。

しかし、もうこれは危険水域だ。2杯目のアクアビット+山崎ヘビリーピーテッドの組み合わせで、自ら止めをさそう。

何とかこれで思い切りがついて、大通駅から地下鉄で帰宅。何とも予定外に飲み過ぎてしまった。


映画が悪い(1)

2013年06月15日 18時49分48秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
「探偵はBARにいる2」を見てバーに行きたくならない人は、普段からバーに行かない人なのだろう。今週は仕事飲み会が多かったため、週末は大人しくと思っていたが、急にバーに行きたくなってきた。

ということで、すすきのの北側、バー「n」へ。

1杯目はこの暑い日にということで、モスコミュール。ちょっと生姜を強化してもらったので、喉には爽やかな刺激。しかし、もしかして体が温まってくるのか!?



2杯目は映画より、サウダージ。レシピを説明して作ってもらう。シェークされているため一瞬口当たりが良いが、どんどん酔ってくるなあ。



3杯目は私の割と好きなフルーツ、パッションフルーツをラムと合わせ、最後にジンのフレーバーを振りかけたカクテル。ちょっと奇妙な南国味が楽しい。



それではこの辺で、となればまだ良かったのだが…

20130615ギャラリー巡り

2013年06月15日 16時58分24秒 | ART
本日は市民ギャラリー→丸井→ARTスペース201→ラルズ→ivory→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルム→大通→道新→時計台→たぴお→大同→大丸→紀伊国屋の17か所。

■市民ギャラリー「第68回全道展」。
絵画部門から。
会田栄喜「融和」:くねるような奇怪な植物。小川原脩のシュール時代の植物画の感じもある。
會田千夏「from the forest」:淡色の縦に流れる毛状の物体。見た感じでこの方の作品は分かる。
石本久美子「ひく糸」:向うを向いて立つ男。画面をすっと黒い糸が横切っている。

小林麻美「すでに変容しはじめた昨日という世界の中のあなたがみた私」:すでに昨日のことは、もしかすると不確実性の海の中に散らばってしまっているのかも知れない。そんな確信のなさを暗示するかのように、表面には印刷ドットのようなぼんやりとした円が描かれている。あなたが確信をもっているものは、良く見るとこんな点に過ぎないのですよ…、と。
友末智子「宙、封印1(数字はローマ数字)」:暗い画面の中に配管を描いた作品。
モリケンイチ「灯台は燈らない」:妙なポーズの女性が二人。何か気になる。

森弘志「いえ」:北の平野に立つ一軒の家。画面の2文「いえがあります」「いえがありました」で、ここにはだれも住んでいないことが表現されている。
山下みちよ「街B」:どこか全体に描割のように、実体のない街が描かれている。
輪島進一「アジタート」:最近のモノクロのペンタッチで、ピアノの鍵盤を高速で駆け回る手という懐かしいテーマが描かれている。

版画部門。
大高操(高ははしご高)「デキャンター」:精密なガラス描写テクニックが楽しめる。

彫刻部門。
川上加奈「もぐもぐする人」:赤いワンピースに片方の頬がふくらんだ女性。色彩が新鮮だ。
川名義美「夏の失踪」:クラシック自転車(3輪なのだ)に乗り、なぜそんなにという程前傾する人。

工芸部門
新関千裕「風の奏」:ガラスの曲線が美しい作品。シャープでかつ柔らかい。



伊藤隆弘「萌芽2013」。



韮沢淳一「蝕」。



■丸井今井「高橋シュウ銅版画展」。懐かしくもかっちりした色彩の油彩作品が良かった。

■らいらっくぎゃらりぃ「ひろい木アート展」。埋もれていた木等を加工を最低限にとどめて、オブジェ化した作品の展覧会。2回転した上に、さらにグイッとひねりあがっている作品はさすがに熱を加えて加工したのだろうと思ったら、自然のままのかたちらしい。一体何があれば、こういう育ち方をするのだろう。もう一つは、仏像の台になりそうなくらい、黒光りして味のある栗の木。盆栽などよりは遥かに好感が持てた。

■紀伊国屋ギャラリー「祭礼絵巻にみる日本のこころ」。恒例の國學院大學による展示。17世紀の「賀茂註進雑記」、18世紀の「賀茂御蔭祭図絵巻」など、カラフルな色彩で当時の祭りを見ることができる展示。15世紀の「日本書紀三嶋本」(これは文字のみ)も展示されている。

今週は映画を見てから全道展へ行き、計17ギャラリーも回ったので疲れた。

少し暑い札幌

2013年06月15日 16時38分02秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
映画を見終わって外に出ると、天候が良くなっていた。ギャラリー巡りの途中で喉が渇いて、札幌駅直結の立ち飲み「S」に久しぶり入店。相変わらず、早い時間にはそれほど客が入っていない。

いつものほろ酔いセット注文。最初はハイボールとキムチ。



おでん(夏も変える気はないのだね)は豆腐とロールキャベツ。出汁がなかなか旨い。



焼き物は豚串、鶏串。初めてこの店でタレを頼んでみた。飲み物はアールグレイハイ。渋みが結構あって好みである。



これで昨日の晩、「酒場放浪記」を見ながら焼トンへの欲望が高まったのが落ち着く。あちらは豚ホルモン中心なので、大分違う品ではあるのだが。


手っ取り早い昼食

2013年06月15日 13時41分08秒 | 食べ歩き
かなり珍しいことに、映画を見に行った。見たのは「探偵はBARにいる2」である。以下、雑感を。

・恐らく公開されてからかなりたつため、席は余裕。
・最近の映画って、コマーシャルやら注意事項の映像が長いね。
・探偵は初めの方のシーンで多分、サウダージを飲んでいた。
・今回はお色気シーンあり。
・大倉山シャンツェから探偵がつるされるシーンがあるが、あのオチがああなるとは…
・室蘭の街並みが何とも悲しげ。
・多分、駅前近くのロケだと思うが、彫刻作品が写り込んでいた。あれ、気になるなあ。
・喫茶店のナポリタンは麺が凄い。もしかして、沖縄風ナポリタンか?
・原作者は思いっきり登場。U田市長もまた登場。
・問題の政治家は原作本では北海道の人なら誰もがわかるあの人のように書かれているのだが、今の時代だと特定のモデルがあるような気がしない。
・松重豊が出てくると、もはや「五郎さん」としか思えない。
・さりげなく、バクバク飯を食うシーンを入れて欲しかった。

映画終了後、腹が減ってしょうがない。行こうと思っていた食堂はお休み。そのため、初めて市民ギャラリーの喫茶コーナーへ行き、スパゲッティミートを注文。





いわゆるミートソースかと思ったが、ミートソースとナポリタンの中間のような感じ。麺はかなり細めで、途中から粉チーズと辛味ソースをかけて味を変化させる。なかなか良かった。