散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

やや弱めに抑えてみる

2013年06月29日 21時24分30秒 | 飲み歩き・北海道内
さて、本日の最後は恒例のバー「A」である。

 

昼から飲んでいるので、1杯目のジンフィズはアルコールを控えめにしてもらった。



おお、度数40度のジンで普通に作るとこういう味なのか。普段は47度のジンを多めにして作ってもらっているから、全然インパクトが違うのだ。この店の常連さんが、札幌のホテルでジンフィズを飲んで「薄いわね」と言ったというのも無理はない。



おつまみを適宜食べながら、マスターに珍しく飾ってあった色紙のサインの主についての話を聞く。サインした人より、マネージャーさんの件がいい話だった。職業人として身が引き締まる思いだ。

2杯目はジン+シェリーのマティーニ風カクテル。サウダージの氷なし版とも言う。おっと、これは効くね。間もなく帰るからもう何でもいいかと3杯目はシャンゼリゼ。ブランデーにレミーマルタン、シャルトリューズはヴェール(強い方)を使用。

めきめき酔っ払ってきた所で、ママも出勤し、2番手のお客さんもやってきた。これで私の責任登板回数は終了ということで、最後にマンハッタン。こちらは竹鶴12年使用のキリッとした味。それゆえに途中でつまむチェリーの甘さがしみる。



ベロベロに酔っ払って、バスで帰宅。無事、最寄りの停留所で降りることができた。


またカレー+麺なの?

2013年06月29日 17時20分01秒 | 食べ歩き
さて夕方になった。最後を恒例のバーで締めるとすると、このまま酒を飲み続けては危ない。ここで前回気になるメニューを発見してしまった喫茶店「C」を再訪問。

その気になるメニューとはカレーそうめんである。昼にカレースパゲッティを食べたのに、もろかぶりである。早速注文すると、ほぼ予想通りのお姿でカレーそうめんが登場。



ふむ、海苔が乗っているのか。味は大体予想通りだな。この店はナポリタンなどのスパゲッティ料理もあるので、ぜひカレースパゲッティをやって欲しいものである。

食後にコーヒー。



クラシックな店構えなのである。



 

しかし、今日のバイト男子は気が効かないな。

小樽グラフィティ

2013年06月29日 16時43分58秒 | 写真館
久々に小樽にやってきた。



旧丸井今井跡は取り壊し工事中。

 

酒屋さんに缶つまバー(缶詰をつまみにしたバーということだろう)が開店。今度行ってみようかな。



快晴とあってアーケードの天井もオープンだ。



小樽というと花園町の辺りの高架のイメージがあるのだが、踏切もあった。



 

国際障害者年を記念して作られた地下歩道とその碑。あまり通りやすくはなさそうだ。

 

20130629小樽のギャラリー巡り

2013年06月29日 16時15分28秒 | ART
小樽に移動してオーセント→小樽美術館→小樽文学館→小樽市民ギャラリー→ヴェネツィア美術館と5か所。

■市立小樽美術館「中村善策コレクション名作選3「山のある風景」」。
「山の国」:近景から遠景までの全体的な風景を描く作者だが、これは中央に堂々たる緑の木があり、画の主題になっている。

■市立小樽美術館「詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム展」。会期末ギリギリにやっと行けた。
マックス・エルンスト「バンジャマン・ぺレ詩画集」:シャープ線と細かいイメージで人物と動物のようなものを描いている。
マックス・エルンスト「風景」:ブルーの岩と空、茶色の木々、どこがどうなのか分からないが不思議な風景。しかし、この美術館の奥にあるガラスケースは展示物までの距離が遠すぎる。こういう時に単眼鏡が必要なのか。
サルバドール・ダリ「ダリの太陽」:顔のある太陽の前に小さな二人の女性が佇む。

ルネ・マグリット「博学な樹」:人を思わせる木の横に、いびつな扉が立てかけられている。箱のような壁には目があり、これこそシュルレアリスムと言われてイメージするような作品だ。
パウル・クレー「樹中の乙女」:細い線で歪んだ樹木と、その枝に沿って体を伸ばす裸体の女性。クレーってこんなのを描くのか、という作品。
マン・レイ「ヌード/ソラリゼーション」:こうして見ると、写真=リアリズムは一番シュルレアリスムに近いのかもしれない。

パブロ・ピカソ「Figure Noire(黒い人)」:余りピカソって好きではないのだが、こういう作品を見ると、センス感じるよね。
アンドレ・マッソン「砂漠のモニュメント」:椅子のような人の左胴から鳥というか悪魔というか不可思議な物体が生えている。足元にはなぜか三角錐。これもシュルレアリスムのイメージだ。
ハンス・ベルメール「マリオネット劇」:人のパーツのような形を滑らかな曲線で連ねたもの。これは線がいいね。

阿部展也「Night」:横倒しの花、謎の茶色いだ円、赤白縞の球、そして毛針。調和はとれているのだ。
福沢一郎「花」:ジャングルか異世界に咲く花のようだ。これを凡百の「花」と並べてみたいものだ。しかし、動物の造形理論とは全然違う「植物」というのも、まじまじと見るとシュルレアリスムになるのかもしれない。私は小川原脩のいくつかの作品を思い出した。
北脇昇「貝殻景観」:タイトルを見ないで画を見ると、唐傘お化けが2人しゃがんでいるところか、超高空から見た火山のように見えた。

中西夏之「コンパクト・オブジェ」:樹脂の中に埋め込まれた黒電話。もしかすると、何の機械だか分からない人がすでに多いのかも。
靉嘔「現代の恋人」:鉄骨の前の太い線で描かれた肉体。私は対極的な位置付けにいるはずのフェルナン・レジェを思い出した。

今回の私の発見は上にも書いたが、シュルレアリスムと写真、植物の近さだ。なお、この先の美術館の展示は7/6~9/16「風景の躍動感 没後30年 中村善策展」、10/19~1/26「北の水彩画人 白江正夫と宮川美樹展」をやるようだ。

■市立小樽文学館「詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム展」。
「≪私の心臓は時を刻む≫より≪わたしにさわってはいけない≫」:霜のような洞窟のような美しい青のデカルコマニー作品。

言葉を持ったがゆえにシュルレアリスムは発展し、衰退もしたのだろうと勝手なことを思う。今後の文学館は7/13~9/1「北原白秋の小樽・サハリン旅行展」をやるらしい。





ここでコーヒー休憩。いつもありがとうございます。

 

■北一ヴェネツィア美術館「きらめく海の宝石 -ガラスの水族館-」。
アルフレード・バルビーニ「コウイカ」:金箔、銀箔を使い、イカの表面を忠実に表現した作品。
同「エビ」「シャコ」:ガラスの中に空気の泡でエビやシャコの形を浮かべたもの。

招待券を持っていたので行ってみたが、定価で行くにはちょいと厳しいかも。

真昼のショートカクテル

2013年06月29日 15時08分47秒 | 飲み歩き・北海道内
約半年ぶりの小樽、小樽美術館・文学館を見終わった後に、バル「R」へ。こちらも当然半年ぶり位の訪問だ。

夏の1杯目は爽やかにブッシュミルズハイボール。外を観光客も歩き、明るい中での酒はひとしおだ。

2杯目は今日の天気に相応しいカクテルをお願いして、ジン+カンパリ+レモンのカクテル。確かにカンパリは夏の味かも。そういえば、ジンは今後の入荷が危ぶまれるブードルスを使用。この時間からこれが飲めるのは実に嬉しい。


→ちょっと口を付けた後。

3杯目はブッシュミルズ+レモン+グレナディンのこちらも美しいカクテル(写真なし)。見た目とは裏腹にしっかりウイスキー味のカクテルでちょっと酔っ払ってきた。

さて、もう少し小樽市内を歩くことにしようか。

20130629ギャラリー巡り

2013年06月29日 11時42分55秒 | ART
6月26日にさいとう→スカイホール→三越。しかし仕事終了してからすぐにギャラリーに行くと、仕事モードになっているせいか全然心に残らないなあ。

今日は大通→道新→時計台→STV北2条→大丸のとりあえず5か所。

■時計台ギャラリー「西村一夫展 ―内なる風景―」。
「内なる風景」:600号くらいありそうな巨大作品があった。色彩はいつもの感じだが、あえてシンメトリーに作成しているように思われる。色彩も明るく、どこかに展示しても良いのではないだろうか。

■時計台ギャラリー「佐藤泰子展」。
「finishさくらさくら2」:緑地にピンクの扇型のかたちが描かれている。ピンクの線がカーブを描いて伸び、花びらと風を表現しているようだ。

■STV北2条「木村富秋展」。この作家のイメージは茶系の色なのだが、今日の天気を思わせるような、爽快な色彩の作品が展示されていた。タイトルは左「水辺」、右「遠い海」。



この後、JRで小樽へ。