散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

また来たよ

2013年07月06日 20時39分43秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ということで、今日の締めは場所の近さもあってバー「N」。また来ちゃったよ、という感じだ。

1杯目は爽やかにサウダージ。



2杯目はちょうどシャンパンが抜栓されたので、セレンディピティを注文。モヒート風カルヴァドスベース、シャンパン入りカクテルなのだが、今回はカルヴァドスにシャトードブルイユを使用。ちょっとこれ以上はないようなゴージャスカクテルになってしまった。


→ピ、ピントが~

3杯目はあまりにも蒸し暑い感じがしたので、ジン&スイカのカクテル。これで水分補給をして帰ることにしよう。


ラーメン屋さんのような、居酒屋のような

2013年07月06日 18時08分43秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
以前から気になっていた、ラーメン店ではあるのだが、夜は居酒屋使いができるという「I」へ。初訪問である。

今日はたまらずビールから。通しはなしで、しめ鯖辛子醤油漬けともやし炒めを注文。



ほお、さっぱりしたしめ鯖は良いね。辛子も効きすぎず、ちょうど良い風味だ。



もやしはちょっとだけ卵をまとった、シンプルな炒め物。少し醤油をかけて食べる。しかし、今日はもやしをずいぶん食べてるなあ。

続いて、もっとも気になっていた羊の筋煮込み。土鍋スタイルで予想より多めの煮込みがやってきた。まずはこのまま食べる。



これは衝撃的なほど旨い。私の生涯煮込みランキングでもベスト5には入ってくる味だ。羊の色々な部位の味と、全体的な汁の味のどちらも素晴らしいのだ。少しタバスコを入れるのもお勧めらしい。後半はタバスコをちょっと入れて食べてみた。辛さがまた食欲をそそる。

飲み物を赤ワインに切り替えて、レバーパテを注文。スモークサーモンとチーズのおまけ付き。パテはかなりスパイシーでワインにはピッタリ。サワークリーム(?)を付けて、味をマイルドにさせるのもありだろう。



締めにご飯代わりのラビオリ。水餃子風、焼餃子風、トマト味、生クリーム味とある中からトマト味を選択。今度は割とシンプルで上にかかったチーズの風味がする味わいである。ラビオリ部分は確かに餃子の感じもする。



他のお客さんの様子もうかがっていたが、夜はラーメン単独よりビール+つまみから入る人の方が多いようだった。確かに夕方ふらりとこの店に来て、ワインと羊の筋煮込みを食べて、残り汁とご飯を合わせて見たい気がするのであった。


20130706ギャラリー巡り

2013年07月06日 16時53分18秒 | ART
本日は近美→三岸→資料館→創→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→市民→道新→時計台→たぴお→大同→紀伊国屋→教育大サテライト→大丸→CAI02→富士フイルム→NEW STARの19か所。良く頑張った。

■北海道立近代美術館「シャガール展」。どうもシャガールは好みでないのである。あのふわふわした線と物理法則を無視した感じのする人物配置が好きではないのだ。しかし、多分何点かは傑作なのだと思う。

「アルルカン」:青の背景に緑と赤のアルルカン。服の袖が水色という、色彩バランスとしては相当難しい所をこなしている。
「画家と雄鶏」:水墨画なのである。紙も和紙のような感じがする。

多分、シャガール好きな人が行けば、楽しいだろうとは思う。



■三岸好太郎美術館「絵からとびだしておいで!」。なかいれいのマ~ルとのコラボレーション展覧会。なかいれいの新作(油彩作品もあり)が楽しい。
なかいれい「マ~ル、三岸好太郎に会う」:これは2010年の作。蝶の飛ぶ青空に浮かぶ扉から螺旋階段が伸び、降りてくる三岸とマ~ルが出会うという、とても素敵な作品。
三岸好太郎「絵付け革袋」:これは初めて見たと思う。



■さいとうギャラリー「グループ象EXHIBISION」。シャガールの展覧会について質問され、全然記憶が無くて困る。すみません、至極あっさり流してしまったのです。芦別にアトリエを構えたという川上さん。ぜひガタタンを食べて、いい店を紹介して下さい。

■市民ギャラリー「七月展」。
佐藤真奈美「孵化」:ちょっと人体改変のような不気味な感じが入りつつも、全体的な構成に破たんが無い。完成度が高いと思う。
八谷聡大「再生の唄」:細かく隅々まで楽しんで描いている作品。
小西宏枝「CLOUD IN NIGHT」:私には雲というよりは、水しぶきのようにも見える。足元の複雑な形がDNAっぽいというか、興味深い造形である。
桂明友美「色彩剥奪論」:このチャレンジングなタイトルなのだから、周りの色彩のある作品を圧倒するくらいのモノクロ作品を提示して欲しいと思う。その意気やよし! ではある。

今、あえて伝統的札幌ラーメン(7)

2013年07月06日 11時37分43秒 | 食べ歩き
さて、このシリーズも第7弾となる。以前は琴似にもあったので簡単に行けたのだが、最近街中では見かけず、どこにあるのか事前に調査して行くことになった。それが南8条店の「S」である。ついでにチェーンの情報も見てしまったのだが、昭和62年創業ということで、予想外に新しいチェーンだったのである。そうか、私が札幌に出てきた時はまだなかったのか…

さて、何を注文しようかな。



今日のこの暑さだ。当然冷たいラーメンという選択肢もあるのだろうが、やっぱり基本形の味噌ラーメンにしよう。



おお、何とも熱々な感じで太目のもやしがこんもりと伝統的なスタイルだ。早速食べてみると、甘目で少し辛味の入った味噌スープの味が強い。にんにくとゴマの風味もあるかな。

麺はオーソドックスな太目縮れ麺。もやしは一旦スープに沈めてから食べるが、それでも歯触りがしっかり残っている。チャーシューはトロトロしてない素朴な味。うむ、これでいいんじゃないか、札幌ラーメンは、という感じだ。

惜しいのはメンマがもう一つな所と、箸が非常に滑りやすく、このガッチリしたラーメンを持ちあげるのが大変な所である。お店も綺麗だし、店員さんの応対も良いし、たまにこの味は食べたくなっても不思議はないと思う。

そして、伝統のミニアイスキャンディー。これがまた結構旨いんだよね。



かなり柔らかいバニラアイスと表面のパリパリしたチョコレート部分が、特に蒸し暑い今日は嬉しかった。