散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

ウイスキーやらカクテルやらで

2013年07月20日 21時23分45秒 | 飲み歩き・琴似界隈
最後は恒例のバー「D」へ。1杯目はティルコネル・10年・ポートカスクフィニッシュから。これはアイリッシュウイスキーで、特有の味の癖はあるものの、なかなか濃厚な甘味も持っており、しっかり飲めるアイリッシュである。



2杯目は少々贅沢をして、グレンファークラス・1986・カスクストレングス・25年(SMWS)。控えめな味わいの立ち上がりだが、少し置いておくうちにどんどん風味が出てきた。ここでちょっと癖のある山羊のチーズを食べたのだが、その後に飲んでみるとチーズに全く負けていない、ウイスキーの力強さがわかる。





3杯目は結構酔いが回ってきて、テキーラ+パッションフルーツリキュール+レモンのカクテル。このパッションフルーツのリキュールが実に良くできている。このまさしく夏のカクテルで、今日は締めることにしよう。



大体私は飲み始めると寝るまで飲み続けてしまうのだが、14時過ぎにちょっと飲んだせいもあり、今日はペースダウン。この後帰宅して、アイスティーを飲んで寝た。おかげで翌日は快調な目覚めであった。

夏・タイ祭

2013年07月20日 19時44分06秒 | 食べ歩き
本日は琴似に移動し、久々にタイ料理の「S」へ。17時半頃はまだ席が開いていたものの、後でほぼ満席と、相変わらずの人気店である。飲み物はビールを1杯だけ頼んで、早速タイ祭開始だ。

まずは生春巻。甘辛でピーナッツ入りのタレが特徴。



次は豚肉のスペアリブ・ブラックペッパー・ニンニク揚げ。これは肉の味満喫の旨さ。脂身の部分がまた美味しい。タイ料理でイメージされる辛さではなく、ブラックペッパーが効いている。



アサリのバジル炒め。コクのあるタレと辛さ、アサリの味も十分出ているとあって手が止まらない。



これは前回も食べた空芯菜の強火炒め。茎の部分のシャキシャキ感、葉の部分はいい汁気を吸っている。



タイの焼酎を頂いて、魚の唐揚げ辛味ソースかけで締めよう。白身の魚のフワッとした身に、これぞタイ料理というちょっと癖のある甘辛味。結構辛さが強いが、手が止まらずに食べてしまった。



何と言うか、やはり日本にはない味付けが新鮮だった。

20130720ギャラリー巡り

2013年07月20日 16時30分01秒 | ART
本日は三越→スカイホール→さいとう→北大→紀伊国屋→大丸→ライラック病院→HOKUBU→アリアンス→富士フイルム→大通→道新の12か所。少なめだな。

■北海道大学総合博物館「巨大ワニと恐竜の世界」。今年も夏の恐竜展が始まった。恐竜の化石も良いが、ワニの頭部化石も巨大で見ものである。お金のないお父さんお母さんは、それほど期待せずにこの博物館へどうぞ。こんなのがいるよ。



■北海道大学総合博物館「フカシギの数え方」。升目を道に見立て、同じ道を通らずに対角の角に行くには何通りのルートがあるかを紹介する展示コーナー。升目の数が増えるに従い、幾何級数的にルートの数も増えてくる。

7×7で早くも7000億通りを突破。



スーパーコンピュータでも力任せに数える方法では限界が近づくのだが、その凄さをお姉さんはどうしても伝えたい。



9×9で6年かかって計算終了。さらに10×10の計算に突入。お姉さんは自分の意識をロボットに移して25万年後の計算終了を待っていた。



答えを子供たちの子孫に教えようとするが、電話がつながらない(そもそも電話なのか?)。



そして11×11の計算に立ち向かうお姉さん(ロボット)。



次は恐らく宇宙そのものが崩壊しているだろう。



そして、最後のオチは、実はこれをあるアルゴリズム(解法)で求めると、数十分で計算は終了してしまうらしい。ああ、お姉さんの努力は一体…



しかし、このお姉さんを笑う人を私は許さない。が、あんまりと言えばあんまりだ。

■札幌ライラック病院「びょういんあーとぷろじぇくと」。病院の待合室にアート作品を展示するというプロジェクトだ。



上嶋秀俊「born again」。



上嶋秀俊「bloom」。



展示用リーフレットも作成されているので、普通に見に行っていいのだろうなと思っていたが、事務室から相当あやしい人を見るような視線を向けられてしまった。あまりにあれだったので、ペコリとおじぎをすると、向こうもおじぎをしてきて問題は解決したようであった。

■HOKUBU記念絵画館「想像は想像力によって」。
カトウタツヤ「無題」:透明人間(服を着ているが頭、手は見えない)が琳派風の水たまりをかけぬけている作品。少し部分的に塗りが荒っぽいような気がする。
カトウタツヤ「無題」:作品タイトルが全て「無題」なので全然わからないが、黒髪を水面に広げて、立ち泳ぎをする女性像。縦長であることから、浮世絵肉筆の幽霊画を思わせる。
鈴木健介「街の灯」:暗い街に赤い旗とCOFFEEの看板、そして薄明るく光る一角が浮かんで見える。幻想的。

小西まさゆき「Golden hours」:夕暮れ迫る小さな学校の校庭で5人の子供たちが遊んでいる。奥には墓地と海。少年少女の日々か。
小西まさゆき「薔薇と十字架」:円形に広がった街を描き、それが青いバラにも見える作品。
橋本礼奈「擬態」:病院か学校の廊下と思われる所に少女が立っている。壁にはデューラーの展覧会ポスターが張ってあり、そこに描かれている翼が少女にリンクして見える作品。危うい美しさがある。

14時から開くバール

2013年07月20日 14時17分44秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
14時に開店するバール「BT2」に行ってみた。角にある店で2方向の扉が開いているが、残念ながら今日は風がなく暑い。カウンターに立ち、まずは白ワインを頂いた。



通しにガーリックトーストがついてくる。つまみにいわし酢漬けを注文。かなりびっくりするほど酸っぱかったので、トーストにのせて食べるとバランスがちょうど良い。



続けて赤ワインを注文。

勢いよく3杯目はグラッパ。ここでバニラジェラートを注文。この暑さもあって、これは良い選択をした。ジェラートの冷たい甘さを味わって、キュッとグラッパを飲む。これはたまらない。





私以外の客が誰も来なかったのだが、何とかこの14時オープンを継続して欲しいものだ。



ここはまた来ようと思う。


気楽でいい

2013年07月20日 11時49分51秒 | 食べ歩き
本日は北大の総合博物館に来たついでに、クラーク会館の学食で昼食を取る。昭和のラーメンシリーズのために普通のラーメンを食べる手もあったが、熱さに負けて冷やし坦々麺を注文。しかし、こんなメニュー私の時代には無かったね。



生麺をゆでる所から作り始める。野菜は事前準備してあるものをのせ、その上にひき肉をトッピング。



全体をぐるぐるまぜてから食べた。ゴマダレにひき肉が混じり、そしてほど良い辛さであっという間に食べてしまう。

ほうれん草の胡麻和えも付けてみた。年齢がしのばれる選択である。



なかなか悪くなかった。