散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20130714最近読んだ本

2013年07月14日 19時40分22秒 | 読書
■「ムルコンの城 ペリーローダン452」マール

■「世界を変える日に」ジェイン・ロジャーズ

■「もつれっぱなし」井上夢人
再読。

■「長い廊下がある家」有栖川有栖
もう「長い廊下」って聞いた瞬間に、推理小説的には色々思ってしまう。

■「サンドウィッチは銀座で」平松洋子
この本で取り上げられている、上野の聚楽台レストランは一回行ってみるべきだったか…。谷口ジローのマンガも見どころ。

■「マンボウの刺身」岩本隼
再読。

■「酒場を愉しむ作法」自由酒場倶楽部

■「全国ご当地やきとり紀行」はんつ遠藤
私が食べてみたいと思っているご当地焼鳥は、今の所東松山かな。しかし、埼玉県は暑いしなあ。

以下、図書館の2冊。
■「ちらり見つけたうらっぽろ」
大体写真を見ただけで分かる建物が多かったりするが、私の場合は白石区・豊平区あたりが弱点だ。

■「信念を貫く」松井秀喜

20130714ギャラリー巡り ウランガラスとは

2013年07月14日 16時32分17秒 | ART
本日はギャラリー巡りと言っても彫刻美術館の1か所のみである。

■札幌彫刻美術館「柿崎均展-光のかたち-」。紫外線灯で緑色に光るウランガラスを使った作品が展示されている展覧会である。まずは何も言うまい。ウランガラスの作品を見ていただこう(撮影自由なのだ)。

「シリーズ琳-花(スイレン)」の一部。



「シリーズ琳-キューブ」の一部。


→一番手前のキューブは揺れているため、少しブレて写っている。

どうだろう、この美しい色合いは。あえて全体像は分からないような写真を掲載したので、ぜひ興味のある向きは、本物を見て欲しいものだと思う。

次は「DOGGIE」という作品。ガラスと言えば光が素通しという感じがあるだろうが、小さなガラスを貼り合わせることで形を作り、そこからできる影が非常に面白い作品だ。光というよりは、ガラスと影。そして壁に複数映っている影は、それぞれが肖像画のようでもある。



彫刻美術館にやってくると、今日は何故か非常に大勢の人がいた。3連休だからかなと思っていると、実は作家本人が来場してのアーティストトークの日なのであった。全く知らないで来たのに、時間的にちょうどいいタイミングで、そのままトークを聞くことにした。

色々とご本人の興味深い話があったのだが、ご自身が海外にいて人間関係でも苦労された時には、人物の中心にガラスの魚を配置したり、内面を表現するような作品を作っていたとか。しかし、日本に帰ってきて友人知人と会うようになると、なぜか人物像を作ろうという気持ちが無くなってしまうのだそうだ。ガラスの魚は環境が違う所に置かれると弱ったり、干からびてしまったりする心の象徴ということらしいのだが、そのありようが作家にもハッキリとは分からない中、作品に投影されるらしい。

ウランガラスを使った展覧会は2回目ということで、実際にやって見てさらにイメージが湧いてきた部分があるとか。これからも動きのある展示なども考えているということで、活躍が楽しみな作家である。



この後、床屋さんに行って爆睡してしまい、図書館に立ち寄ってから帰宅。いや、今日も結構暑い。

町のお寿司屋さん

2013年07月14日 13時22分18秒 | 食べ歩き
本日は彫刻美術館に行く途中で昼食を取る。最初はラーメンを食べようと考えていたのだが、外に出てそれが間違いであることに気がつき、美術館下の寿司屋「SK」に行ってみることにした。

13時過ぎとあって、店内に他の客はおらず、おかみさんに少々いぶかしげな顔をされてしまった。恐らく来るのは常連さんがほとんどなのだろうなあ。何とか無事席に着き、私の注文は中生ちらし(ランクは並→中→上→特上だったと思う)である。

しばし待つと中生ちらしがやってきた。さすがに初めての寿司屋のカウンターとあって、写真が撮りづらく画像はなしなのである。食べながらネタを確認すると、白身、ハマチ?、マグロ、コハダ、ホタテ、玉子、サーモン、甘エビ、イクラ、トビッコとなかなかの布陣である。

全体的に新鮮さが感じられ、十分満足できるものであった。特にコハダは札幌ではあまり食べられないものなので嬉しく、またマグロは相当な厚みがありながら、すんなり口どけするいいマグロだった。

惜しいのは椀ものが無かったことだが、ランチセットがそもそも存在しないのでこういうものなのかもしれない。暑い茶が夏にはかえってさっぱりする感じであった。ここは再訪必須だな。