散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久しぶりに殺伐と

2014年08月09日 16時50分41秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は野暮用の疲れをいやすため、久々に狸小路の「UH」へ。ここは誰が行っても店員さんの態度がほぼ変わらないところがいい。あまり「お久しぶりです」とか言われるのも、気まずいからね。

梅サワーを頼んで、恒例の通しで一杯。謎の味のするフライ、ひじき煮、マカロニサラダ、タコ・きゅうり・ちくわの酢味噌和えを皿に盛る。生野菜ともう一、二品何かあったような気がするが、まあ適正な盛り付けにしておこう。



この店の通しは小皿に1回だけ、どれだけ盛ってもいいというシステムなのだが、いい年の人がこぼれんばかりに盛っているのを見ると、なんだか悲しくなってくる。一食分にしようということなのかもしれないが、美観というものもあるだろうに。

2杯目は千歳鶴を冷酒でもらい、いわし刺身を注文。薬味にしょうが、わさび、柚子胡椒がついてきたので、変化を付けながら食べる。





最後は恒例のあら汁サービスでしめる。



今日は暑いがいい天気だった。明日は台風接近で天気はくずれ気味だろうか。


20140809ギャラリー巡り

2014年08月09日 16時04分10秒 | ART
本日は道新→時計台→たぴお→大同→エッセ→清華亭→大丸→三越→スカイホール→さいとう→ivory→NEW STAR→コンチネンタルの13か所。所要があったために、力尽きた。

■時計台ギャラリー「宮崎亨展「生きる」」。
「アィウシモレゥシクシリキ」:4文字目の”シ”、9文字目の”ク”、11文字目の”リ”は小さい文字で表記されていた。アイヌ語発音を表現するために母音以外の小さな文字がつかわれるのだが、ワープロでは出てこない。これを何とかしてはどうかという気もするが、アイヌ語と言う訳ではなく、あくまでカタカナの音を借りているだけだしな。作品はアイヌ文様をイメージさせる図柄で、何となく人の顔にも見える。
「生きる」:高い場所にある少し太めの針状の物体をバランスを取って歩く人の視点で描いた作品。「生きる」ということは常に落ちることを意識せざるを得ないのか…。

■ギャラリーエッセ「310」。北海道教育大学岩見沢校芸術家庭美術コースに所属する7人の佐藤さんの展覧会。同姓が多いと大変なのかな? 手描きアニメなどなかなか面白い。

清華亭は別項で。

■大丸画廊「~札幌アートセレクション~ 朝地信介・紅露はるか・増田寿志 3人展」。札幌のデパートでは珍しいセレクションかな? 増田寿志は画の特性上普段と変わらぬ作品だったが、後の二人は少し大人しかったかな?

■三越「岩合光昭写真展「ネコライオン」」。動物写真は興味が無いなあと思っていたが、会社に招待券があったため行って見た。ネコとライオンが同じポーズを取っているところを集めた写真展で、予想以上に見ごたえがあった。ネコとライオンの相似性はもちろん、ネコが魚を食いちぎるシーンでは、その野生性がはっきりと分かる。

■さいとうギャラリー「上杉高雅個展『ことのは』」。ガラス作品展で、なかなか手に取りたくなるような酒器(猪口)が多かったのだが、値段もそれなりにする。私はわりと口の薄い猪口が好きなのだが、厚みがあっても良いものがあるということが分かった。

チカホの札幌国際芸術祭2014学生展の作品が神守優二、中島隆紀「マチノヒカリ」に変わっていた。

ある特定の位置から見ると、立体的に見える。



しかし見る方向を90度変えると、歪んだ形にしか見えない。


札幌国際芸術祭(7) 清華亭

2014年08月09日 13時27分37秒 | ART
数え切れないほどこの近くを通りながら、清華亭に行くのは初めてなのである。正確な場所が分からないのだが、大体の雰囲気で進んでいくと、清華亭の裏側にでた。ぐるりと回って、門から入場する。



ほお、こういう建物なのか。建築時からこの場所にあったものらしい。このエリア全体としては清華亭遊園という名前がついているようだ。



明治天皇が札幌に来た時の小休所であるという碑が設置されている。休憩のためにわざわざ建設したんだね。



それじゃ、中に入ってみよう。



この場所で展示されているのは、毛利悠子「サーカスの地中」という作品である。中の畳座敷にゆっくり回転するブレードに磁石を仕込んだものと、沢山の方位磁針が設置されている。磁石の動きで方位磁針が反応すると回路がつながり、接続されているいろいろなものが動くのだ。

動くものとしては回転するボロボロの傘に鈴がついたもの、ベルをアンモナイトのハンマーで鳴らすもの、畳に落ちてもがく蝶、動いたり止まったりする扇風機、うごめく電飾紐など。明るい日中だから微笑ましい所もあるが、これが夜だったらそこそこ恐怖感に襲われるに違いない。ぜひ、夜間開館を期待する。

隣に偕楽園緑地というスペースがあり、こちらには平成24年に設置された石川啄木の歌碑があった。これも全く知らなかった。


ちらし寿司にワサビ醤油かける?

2014年08月09日 13時08分36秒 | 食べ歩き
某テレビアニメで「ちらし寿司にワサビ醤油かける?」と問われたから、今日の昼食は寿司屋さんだ。大通やや北側の寿司店「N」に入り、昼のBセットをちらしでお願いした(握りと選択できるのだ)。

あまり待つことなく、私の目の前にちらし寿司がやってきた。乗っているのは、マグロ、蟹、サーモン、焼しめ鯖、玉子、イカ、ソイ?、甘エビ、いくら、とびっ子である。



さて、どう食べるか。かなり昔から醤油にワサビを溶かなくなった私は、ちらし寿司も魚介類を一枚ずつとり、小皿で醤油を付けて食べることが多い。いやしかし、今日はあえて醤油にワサビを溶いて、上からかけ回して見よう。

味はどうだったかと言うと、まあ、そんなに大騒ぎするほど変わらないのではなかろうか。ただ一つ良かったのは、小皿は醤油をあけた後は自由に使えるようになったので、ガリや残りのワサビ、エビの殻などを退避させる場所として有効活用できたことだ。

もちろん、ちらし寿司そのものは美味かった。酢飯に魚介、合わないはずが無い。