散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

今年の人間ドック

2019年03月09日 12時10分46秒 | 食べ歩き
例年通り、この季節は人間ドックに行くのである。ほぼ普段の出勤時間に家を出て、地下鉄へ。



地下鉄では思った以上に人が乗っていて驚く。これは土曜日も仕事をする人が多いということなのかな?

予定より少し早くクリニックに到着して受付。その後、通常の検診は円滑に進む。胸部レントゲンを正面からと横からの2枚撮られたのは初めてかな? こんなにX線を浴びていいのか、という気がしないでもない。聴力検査は機械との相性のせいか全然音が聞こえないように思ったが、去年と同様で正常とか。検査の合間に本を1冊読み終わる。

検査を一通り終えて時間調整のため休憩室へ。マッサージャーが3台あるが、1台はオッサンが使用。2台目は操作盤がどこにあるのか分からず。結局、一番小さな3台目を使ったが、マッサージのパワーが無く気休めに終わる。

そして鬼門の胃カメラ。今年ももちろん経鼻方式でカメラを入れることになった。何とかスムーズに入るものの、やはりギリギリで鼻から喉にかけての痛みがある(ゼリー状の麻酔は入れてある)。かなり苦悶するも、何とか泣かずに終了。やっぱり疲れた…。

さて、いつもの通り、人間ドックについてくる食事券(結局は値段に加算されているのだろうが)を使いにどこかに行こう。どこに行くべきか毎年悩むのだが、ホテルのランチは値段制限の範囲をはるかに超えて高い(平日のランチなら食事券でかなりの部分をカバーできそうだが、土曜日はお手頃ランチが無いのである)。

そうだ、去年広島風お好み焼きにして今一つの感じだった「C」に行くか。あそこはもともと大阪本店なので、きっと大阪のお好み焼きの方が良いのではないだろうか。ということで、早速店に行き、12時前だったので4人掛けのテーブル席に案内される。一番オーソドックスな「豚玉」にすべきかとも思ったが、食事券の有効範囲を最大限に生かし、モダン焼き(豚)を注文。モダン焼きって大阪だっけ? という気もしたが、今調べてみると大阪発症らしい。



ここは焼いてもらう形なので、しばらくして完成品が到着。早速食べてみると、私のイメージする通りのお好み焼き(モダン焼き)である。味はソースが強めだが、豚肉もしっかり入っており、太目の焼きそば麺がボリューム感を増している。

最初から最後まで味が均質なところが難であるようにも思うが、途中から青のり増量で風味を変えて食べて切った。うむ、確かに美味い。しかしながら、食事券のアシスト無しでまともにお金を払うと、ちょっとどうだろうなあという値段ではある。焼くのに手間がかかるので、その分の人件費は見なければいけないのかもしれない。



この店の隣にある、丼もの&ほろ酔いセットの店「D」が昨年末に閉店していた。営業期間は22年とのこと。


今週のローカル居酒屋

2019年03月07日 19時00分12秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今週も少しやり過ぎているが、明日は酒が飲めないため、ちょっと立ち寄っていきますか。ということで、二十四軒の居酒屋「F」へ。

1杯目はいつもの酎ハイで、通しは焼肉サラダ。ちょっとだけ焼肉がいつも嬉しい。



まずは鳥串、それから箸休めにコールスローサラダをもらっておくか。





2杯目はたまに飲む酒、麒麟山よりはかなり安い笹の川を冷やでもらう。それからささみ焼きだ。



笹の川は少し甘味が気になるが、まず飲めるね。最後に豚串を頂くことにしよう。



当初の予定よりは食べすぎたかな。ま、これくらいにしておくか。

写真無し

2019年03月06日 21時31分03秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は仕事終わりで飲みに行く。大通北側の居酒屋「US」に6名が集合だ。ここは飲み放題にビール1杯だけ、2杯だけというパターンが選択できるという優れた方式を導入しているのである。すすきの方面にある店に行くことがたまにあるが、今日はそちらが予約で一杯とのことで、大通店にやって来た。両方とも、店の人の接客はかなり良い方になると思う。

飲み物はビール1杯、天然果汁のカクテル(ジュースみたいだ)を経て、途中からはハイボール一辺倒。食べ物は刺身、ザンギ、ホッケ、ポテトフライと北海道王道パターンから、ハツ刺し(ローストビーフっぽく焼いてはある)などを食べた。

一応ここで解散となり、少し歩いてバー「N」へ。1杯目は性懲りもなくハイボール、といってもカリラ12年ソーダ割りに樽熟カリラをフロートしたもの。ハッキリした香りで少ししゃんとなる。

2杯目はジン+抹茶+スロージン+ブラッドオレンジの抹茶+フルーツ寄りカクテル。多分、美味しかった(←なんて奴だ)。

3杯目はブナハーブンフレンズオブオーク6年でとどめを刺されて帰宅。

いつもカバンに入れてあるデジカメが見つからずに焦ったが、帰宅したら座椅子の横に落ちていた。ということで、今日は一切写真が無いのである。

今週のバー

2019年03月05日 19時47分30秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今週も火曜日になり、すすきののバー「N」を訪問。1杯目はアクアビットモスコミュールからスタート。



2杯目はIWハーパー+チェリーブランデー+抹茶リキュールのカクテル。ウイスキーとチェリーブランデーのなじみが良く、そこに入る抹茶にも違和感がなく、スムースな味になった。写真で見ると色は上質な黒っぽい感じだが、眼で見るともう少し良くない色で、そこだけが惜しまれるか。いや、私自身は味が優先だ。



3杯目はカウンターに置いてあったジョニーウォーカーグリーンラベル15年。最初はあれれと思ったが、飲んでいるうちに原酒の味が分かってくる。素晴らしいとまでは言えないが、ジョニーウォーカーとしては個性的な味だろう。



そして、私が店にいるタイミングでちょうど届いてしまった、厚岸蒸留所ニューボーン第三弾ミズナラウッド。これ高いんだよね。ま、せっかく北海道産のウイスキーなので、ご祝儀扱いで飲むとするか。



熟成ウイスキーと比べるとどうかとなるが、ニューボーンにしては美味しい。ミズナラ効果はそこまでではないが、開封直後ということもあるだろうか。本格的な商業ベースになったら、お手頃価格で美味いウイスキーを出してほしい。今飲んでいる人の願いはそこにあるだろう。

ということで、結構飲みすぎて帰宅。

今週の酒を飲まない日

2019年03月04日 18時11分13秒 | 食べ歩き
今日は酒を飲まない日。またごちゃごちゃと打ち合わせがあり、琴似に移動してから最寄りの喫茶店「KC」へ。先客が一人しかおらず、大丈夫かと思ったが、私の後に仕事帰りの人が大勢訪れた模様。

店名を冠した「K」ブレンドを頂く。



おお、量がたっぷりだ。しかもなかなかに濃厚である。私は濃いコーヒーがとにかく好きなのだが、すきっ腹に響くくらいの濃厚さ。本を読みながら、たっぷり量のコーヒーを頂いた。平日17時まではお代わり150円という案内があったが、飲めないような気がする。


20190303最近読んだ本

2019年03月03日 21時26分04秒 | 読書
■「予告状ブラック・オア・ホワイト」市井豊

■「屋上」島田荘司

■「深夜食堂21」安倍夜郎

■「HO 2019年4月号」
おいしい老舗旅特集。行くかどうかは分からないが、面白かった。

■「誰かが嘘をついている」カレン・M・マクナマス
教室で居残りをさせられる5人。その中の1人が急性アレルギーで急死する。果たして事故なのか、殺人なのか。そして残された4人の中に犯人はいるのか? なかなか読みやすく楽しい青春ミステリである。

以下、図書館の3冊。
■「おいしいおいしい」大橋歩
約30年前の本なので、現在では一般化していることも珍しい知識・ノウハウとして書かれている。

■「年をとったら驚いた!」嵐山光三郎

■「校閲ガール ア・ラ・モード」宮木あや子
意外とチャラチャラしていなくて、真面目な小説だった。

まさかの10年

2019年03月02日 21時23分12秒 | 飲み歩き・琴似界隈
歩いて琴似方面に戻り、今年初めてのバー「D」へ。なかなか来るタイミングが無くて、申し訳ない。

1杯目は3月からの新入荷シャトードブルイユ8年ソーテルヌフィニッシュ。熟成感というよりはフレッシュな感じが先に立つが、やはり美味いカルヴァドスである。



2杯目を考えていたところ、なんと禁断のお勧め品、シングルカスク余市10年があるのだという。ハーフでも注文できる価格だったが、これは1杯飲むしかないではないか。ということで、迷わず注文!



まず、香りの立ち具合が違う。口をつける前からコーヒーにも似た濃厚な香りが漂う。そして、しっかりと華やかさの両方を持ちあわせる味。さらに口中に広がる余韻の長さにはうっとりしてしまう。

これ、余市のマイウイスキーづくりに参加した人から特別に入荷したものだとか。そういう伝手でもなければ、余市のヴィンテージ物はこの先当分飲めないのかな。



3杯目は「余市の後でも大丈夫ですよ」と言われた、レダイグカスクストレングス10年(SMWS)。カスクストレングスの強さのせいもあるが、確かに私の大好きなレダイグ。余市の後でも薄い感じがしない。



いやー、こんないいもの飲んでどうするかね。ちなみにタイトルは「Message in a bottle」ということで、海を渡って来た香とでもいうのかな。と言いながら、どちらかというとポリスとスティングの事を思い浮かべる私であった。

余市10年は今一度飲みたいものだと思いつつ、結構な量を飲んだので帰ることにする。

中央市場場外

2019年03月02日 19時09分19秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
私にはとても珍しいことだが、札幌市中央市場場外にある寿しの「WK」へ。とにかくこの界隈の店に入るのは初めてである。夜は客がいないのではないかと危ぶんでいたが、先客1組、後から2組来たので、そんなに寂しくはなかった。ちょうど良い客入りだと思う。

寒かったことから千歳鶴を燗でもらい、通しは数の子、ししゃも卵サラダ(わさび味)、岩のりくらげの3点盛り。意外とこの通し、美味いのだ。



まずは刺身だな。店の人に聞いた結果、八角、鰊、ホッケの3点盛りとなった。どうやら観光客と思われているかもしれない。



ホッケは少しの水っぽさと脂ののりが共存した感じ。ニシンは骨がさわらず新鮮だ。そしてやはり八角が一番美味いかもしれないな。次の料理はイカゴロ焼き。これは間違いない美味さで、燗酒がさらに進む。



たち天を食べて(写真失念、小さめだった)、締めに山わさび巻、しめ鯖を食べる。山わさび巻はどの程度かと思ったが、言葉が出なくなるほど揮発性の辛さがすごい。食べる暴力くらいの勢いであったが、食べ終わるとその辛さはスッと引いていく。



しめ鯖はまあ普通だったかな。



予想していたことではあるが、結構な勘定になる。店内にいると、何となく地方都市の宴会ができる寿司屋さんという感じがするな。お店の人の応対も良く、昔ながらの雰囲気込みで悪くはないのだが…。


20190302ギャラリー巡り

2019年03月02日 16時42分16秒 | ART
本日は新さっぽろ→HUG→SCARTS→ARTスペース201→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルム→大通→グランビスタ→大丸→レタラの13か所。

道路上の雪はかなりとけてきた中を出発。





■新さっぽろギャラリー「ニコンカレッジ札幌校講師展 PHOTO CROSSING 2019」。
上原稔「夜情II」:青森、岩手などの東北地方と砂川、深川などの北海道内の夜の風景を撮影したもの。少し寂しい風景がいい。

通りがかりのテレビ塔。なぜか時刻表示が消えていた。



■SCARTSコート+スタジオ「Nameless landscape」。写真撮影可能、SNSにアップの際は展覧会の場所や名称が分かるようにしてほしいとのことだった。
高幹男:1階のSCARTSコートでは暗闇の中に展示されている作品が多い。ライティングで油性ニスを塗った作品が浮かび上がっている。



真砂雅喜「Entropy #08」:さまざまな言葉が描かれたジェンガがやがて崩壊していく。しかしながら、それは再び積み上げることができるものなのだ。





国松希根太「HORIZON」:パッと見ると風景なのだが、よくよく見れば見るほど画のパーツは単なる染みのようなものに見えてしまい、風景画が解体されていく作品。



2階のSCARTSコートに移動。

モリケンイチ「孤独の電話ボックス-雪原-」:奇怪なモチーフを描く作者だが、それを比較的押さえながらもやはりにじみ出てくる作品群。



風間雄飛「やまやま」:小さな山を描いた作品群。和紙にシルクスクリーンで描いたものだ。



森迫暁夫「メビウスのはじまり」:立体的なメビウスの輪か?



チカホで北方領土にまつわる展示をしていた。正直なところ、北方領土をそれほど返してほしいと思ってもいないし、ロシアを悪の枢軸とも思っていない私だが、北方領土についてどんな表現をしているのかが気になり、基本的な知識をパネル展示してあるコーナーを見てみた。



日本固有の領土だそうだ。



ロシアに不法占拠されているそうだ。



不法に占拠された択捉、国後、色丹、歯舞群島を日本に帰してもらうのだそうだ。



交渉事というのはあると思うが、相手に足元を見透かされ、何も言い返せないばかりか国民にも本当の状況を説明できないような首相・外相はこれを見て勉強しなおしてはどうだろうか。

■ギャラリーレタラ「鈴木隆展」。
「雪の風」:建築現場から集めた木材をビルに見立てて立てたインスタレーション。上の面には白い色を塗ってあり、あたかも冬のビル街を上から眺めたような趣がある。作者の鈴木さんも「NHKの定点カメラで写す、札幌の街のイメージ」と言っていた。その中を白くうねる木材で風を表現しているのだが、マユミという曲がって生える低木で、幹の形をそのまま生かしているのだそうだ。飽きずに見ることができる、素晴らしい作品だった。

ほぼ肉

2019年03月02日 12時00分05秒 | 食べ歩き
今日は突然思い立って、新さっぽろから大通に戻る途中で、南郷7丁目で下車。とんかつの「S」に行こう。ちょうど開店時間につき、ちょっと待った後に1番目で入店。ごく普通のロースかつにしようか悩んだが、思い切って樽前産湧水豚のロース150gを注文する。

私の後には結局10人くらい来たかな。地下鉄駅の近くとは言え、目立たない中通りにあるのに人気店であるようだ。待つことしばし、ロースかつ定食がやって来た。ご飯は普通のものと生姜ご飯を選べるので、後者にしてみた。後は味噌汁、漬物、キャベツ、ゴマをするために小さなすり鉢がついてくる。



ロースかつをアップで撮影。切口を見せているところに塩を少しかけてそこから食べる。おお、ありきたりの事を書くが、肉は相当柔らかく、肉汁がたっぷり。そしてこのロースかつの特徴を一つ言うならば、衣が揚物を成立させる最低限しかついてない。とにかく肉・肉・肉の食感なのである。もちろん、肉が過剰な訳ではなく、良い意味でなのである。



そこから醤油と辛子、ソース+ゴマなど変化をつけながら食べる。いつまでも美味い。そしてロースかつがしつこい訳ではないが、生姜ご飯というのもさっぱりしていて美味い。

ご飯、味噌汁、キャベツはお代わり可能なのだが、私には不要。最初に出てきた量を食べきって、非常に満足であった。後は、阿保みたいな喋りをダラダラ店内に繰り広げていたオバハンがいなければな。


少し疲れたんだ(2)

2019年03月01日 19時13分30秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は1日で打ち合わせが4つ。もう疲れた…。

帰りがけに二十四軒の居酒屋「F」へ。珍しく今日は常連風の人が多い感じ。私が滅多に来ない金曜日はこうなるのだろうか。飲み物は酎ハイ、通しは春雨とキャベツのサラダでスタート。



ニシン漬けをもらい、今日は麒麟山を飲むかな。酎ハイは少し胃がふくれるので、たまには日本酒も良いかも。



そして鳥串。



鶏軟骨。



ちょっとだけ飲めば、今日の忙しさも少しはまぎれる。少し席も埋まって来たし、この辺で帰ることにしよう。