結構長い付き合いのサンゴ。ムラサキハナヅタ、通称、スターポリプ。前回のスリバチサンゴとは異なるタイプのサンゴで、アクアリストには「ソフトコーラル」と呼ばれる分類のもののひとつです。サンゴの中では丈夫な種類で初心者にもお勧めできますし、よくふえるといわれ、水槽に緑色やベージュ色の絨毯を作ることができ、綺麗です。其の反面サンゴに対する毒性が強いとされ、ミドリイシ水槽などでは適当に間引かれたりされます。
飼育も容易でよく増殖するとされますが、我が家の水槽ではそれほどまでに増えるということはありません。よくポリプを開いて健康、水流もそこそこにあるのですが・・・。たなびくほどではないのです。ミドリイシの仲間は水流が大事で、これがムラサキハナヅタの健全な成長を促すのかもしれませんね。元素はヨウ素、カルシウム、ストロンチウムを1日おきに少量添加しています。
サンゴばかりでは皆さんもご不満でしょうか。ということでヤドカリの1種のタテジマヨコバサミです。この手のヤドカリは水槽内に多数います。コケを食べてくれるクリーナーともされていますが、海藻は食べることがありますので注意です。紅藻類はあまり食べられていないですが、緑藻類は好物のようです。