もう今日で7月もおしまいです。最近こちらは毎日のように夕方大雨が降ってサンダーボルトが襲来しております。みなさんもお気をつけて。写真の魚はハゼ科のナメラハゼ。背中の斑紋は同じハゼ亜目のドンコを彷彿とさせ、独特のフォルムも大好きである。琉球列島では決してめずらしいものではなく、潮が引いた後の潮だまりで大きな石をどかすとその下に潜んでいることが多々ある。サンゴがリッチな潮だまりというよりも、内湾の比較的泥っぽい場所でも見られる。筆者はイレズミハゼというハゼが好きであるがそのハゼを探すときに見つかったのだが、肝心のイレズミハゼは見られなかった。残念!
過去2回飼育していたことがあるが、その時は長期飼育ができなかった。今回の個体は2023年の4月に採集したもので、年単位の飼育は初めてである。ゆったりしているので他の素早い魚が多い水槽だと長生きしないのかもしれない。
スズメダイやキンチャクダイなど、表層から中層で餌をとる魚が多くいると、うまく餌をとれないで餓死してしまう。そんなタイプの魚なのではないかと思われる。この水槽にはそのようなタイプの魚がいないので、うまく飼育できているのではないかと思われる。ナメラハゼは過去にも記事を書いている。2枚目の写真の後ろにいる魚については、ナメラハゼと一緒に採集して持ち帰ってきた魚であるが、これまで紹介できていなかったので、明日にでもご紹介したい。
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