テンジクダイ科・カスリイシモチ属のユカタイシモチ。
この種類は出発前にかごしま水族館でも見ていたが、喜界島で釣ることもできてうれしい。もっとも、喜界島ではほぼ毎回、訪れるたびに本種は釣れているのであるが。体側に一本の縦線があり、尾鰭の付け根に黒い点が縦線のやや上方にあるのが特徴である。しばしば色彩を変える種類で、以前もこの色彩を変えることについてはぶろぐのネタにしていたと思う。
これは以前に喜界島で釣れた個体。夜間に釣れていたもので、体がシルバーメタリック。第2背鰭後方の背部がキラキラしている。
こちらは奄美大島で釣れた個体。昼間に釣れたもので体色が濃く、体側の縦線は不明瞭(というか白っぽくなっている)。
今回釣れた個体は夕方の6時頃に釣れたもので、中間的な色彩なのかもしれない。体色がもっとも濃い色をしていて、体側の黒色縦線も一番濃い。お持ち帰りしてもよかったのだが、このときは持ち帰らないつもりで竿を出しており、写真を撮影した後すぐにリリースした。
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