CDは今配達待ちなのだが、試聴サイトで聴いてしまった。メロディが美しい「手望」、「手望(守望版)」は張敬軒をフィーチャー。めちゃくちゃきれいなデュエットに仕上がっている(でもカラオケで歌うには相当難しそう)。細い声のイヴァナに張敬軒が力強くからむと、かなりドラマチックになる。
そもそも、天国の恋人に語りかける歌詞の内容が、よく読むとかなりドラマチック。守望版は天国からその恋人の声がする設定なので、“僕は見てるよ”“いっしょにいられない”“生まれかわった君”“君が強くなれるように祈る”なんてフレーズが、彼女の歌の間に聞こえるのだ。最後のほう、“ひざまずいて祈る/僕たちの来世”なんてかけあいにズキン。“来世は私が先に逝ってもいい”って、そこまで残されたのがつらいのね・・・グスン。
今年は新曲+精選しか自前のアルバムを出していない張敬軒だが、陳苑淇(ジョリー・チャン)に曲を提供してプロデュースしたり(「時代」)、なかなか面白い活動をしている。香港歌壇の音楽人のひとりとして、その地位を固めつつあるかも。
すでに美声歌手の評価も高いイヴァナ、CASH流行曲創作大奬を受賞した後も、しっかりボイストレーニングや何かを勉強したんだと思う。その上、これだけ曲も詞も書けたら、将来どこまで行くのか楽しみ(^^)
頭の中でこの曲がエンドレス状態。早いとこCD届かないかな~~~