Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

鉄琴

2007年05月30日 23時04分46秒 | Weblog
 この土日はあちこちの小学校で運動会だったようだ。賑やかな声が聞こえていた。(そして月曜は振替休日で休みの子どもたちが、存分に遊んでいた。)
 先週小学校の前を通ると、応援団と鼓笛隊が練習していた。キンコンと鉄琴の音がする。あの持ち運ぶ鉄琴、グロッケンシュピールとかいうんだっけ? 小学生の頃カッコいい名前だな~と思っていた。
 調べてみると、今グロッケンシュピールはコンサート用の鉄琴をいうらしい。マーチングバンドに使うものは、両肩のホルダーでお腹の前に固定するようになっている。小学生が片手で持って演奏するあの鉄琴は、ベルリラとかリラグロッケンと呼ぶそうな。そういえば形がリラ(竪琴)に似てる?!
 ジャズで使う鉄琴は、ヴィブラフォン、ヴァイブと呼ばれる。80年代後半、日本でジャズがけっこうブームだった頃、ライブハウスの中継番組があった。メインはボーカルやピアノ、サックス等が多かったが、一度ヴィブラフォンの回を見た。(演奏者の名前は忘れました)ゲストがマリンバ奏者で、コラボした「Chega de saudade」がめっちゃ良かった(「No more blues」という英語タイトルでも知られるこの曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンがサンバ・カンソンの女王エリゼッチ・カルドーゾに提供した。)
 ピアノ、ギター、ヴィブラフォンでメロディを演奏する独特のスタイルで有名なのはジョージ・シアリング。モダン・ジャズの時代に一世を風靡したそうな。その雰囲気をたたえる蘇永康の「生命色彩」、「忘掉你」のアレンジは、何度聴いてもとろけそう 特に「生命色彩」の「SOUL JAZZ」収録再録音バージョンは、蘇永康がoutroでピアノとヴァイブが奏でるメロディをいっしょに歌うところが最高(「愛音樂三人行-蘇永康」にも収録)
 鉄琴って、音が涼しげで夏向きかも。次男の中学に鼓笛隊はないが、もうすぐ体育祭。お天気どうかな
コメント
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