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2位!とSP3位

2010年03月11日 09時03分21秒 | スポーツ
 フィギュアスケート・ジュニア世界選手権。ペアで高橋成美/マーヴィン・トラン組が見事2位!おめでとう
 SPで2位につけ、フリーでも自己ベストに迫る点で、トータルでまた自己ベスト更新。ジュニアグランプリファイナル2位の実力をしっかり見せつけた。
 しかし、優勝したWenjing SUI(隋文静)/Cong HAN(韓聡)組(漢字表記は日本式にしている)は、べらぼうな高得点。ジャッジスコアを見ると、スロージャンプ4回転を下りている! シニアでもできるペアはほとんどいないのに…。隋選手がまだ14歳と若く、アクロバティックな技術をどんどん身につけている時期なんだろうか。
 シニアの中国ペアは、どこもすっかり大人の雰囲気を表現できる成熟したペアになっているが、ジュニアは“雑技団”系の復活なのか?! これはちょっと見てみたい。
 高橋・トラン組が2位になったことで、来季のジュニア世界選手権、日本はペアで3枠を獲得した。。。って、他に出場できるペアが、いない!?
 今季も2枠だったが、1組しか出ていない。毎年熾烈な代表争いをしている男女シングルの選手たちからすると、羨ましいとか勿体ないを通りこして、呆れるんじゃないかしら。
 日本でペアを育成できるコーチが、今どこにもいないんだろうか。高橋/トラン組の活躍を見て、「ペア競技をやってみたい!」と思う若手選手が出てきたとき、ちゃんとバックアップしてあげてほしい。

 そして男子、羽生結弦選手がSP3位につけた。本人は出来に不満らしい(コラム参照)。自己ベスト更新できなかったが、トップとは2.6とわずかな差。1位から5位までが3.38点差にひしめく混戦。勝負はフリーにかかっている。
 オリンピックで頑張ったデニス・テンは、オリンピックで出した自己ベストに7点以上及ばなかった。このあとシニアの世界選手権にもエントリーしているテン選手、連戦の疲れが出ているかも…。
 四大陸で急成長した宋楠も、四大陸のSPより5点近く低かった。フリーで巻き返してくるか? 1位と2位につけてるアメリカ勢、どっちもよく知らないが^^; グランプリファイナルに出ているのに世界ジュニアに出てない選手もいるアメリカ、やはり層が厚い。
 羽生選手は、3枠なんてことをちらっと考えてるかもしれない。毎年シニアの世界選手権で、先輩たちが自身の成績もさることながら、“枠”を取るために必死に頑張るところを見ている。昨季の自分も、その前の年に出場した先輩方がもうちょっとだけ頑張ってくれたら^^;一人で乗り込まなくても済んだわけだし。
 しかし、そんなこと考え始めたらきりがない。自分でベストの演技をすることだけに集中するしかない。
 高橋大輔、織田信成、小塚崇彦と続くジュニア世界選手権王者の列に、加わることができるか? その素質は十分。自信もって頑張って
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