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実は特訓した?

2012年07月18日 23時00分29秒 | ××語

 NTTドコモのthanksキャンペーンCM「とある留学生と、私」。スマートフォンの通訳サービスで、女子学生とタイ人留学生の若者が交流するストーリー。
 物静かな留学生を演じるのは森崎ウィンというミャンマー出身のタレントさんだそうな。ご本人のブログによると、小4のときに家族で来日。現在は日本国籍であるらしい。
 ブログの文章を読んだ感じ、日本の教育を受けて育った今時の男の子。プロフィールの特技にミャンマー語が入ってるが、家族とはミャンマー語も話しているんだろう。
 しかし、ミャンマー語(ビルマ語)とタイ語は、そんなに似てないんでは・・・少なくとも、習ったことがなくても理解できるほど近いとは思えない^^;
 ウィキペディアによると、ビルマ語はシナ・チベット語族>チベット・ミャンマー語派>ビルマ・ロロ語群に分類される。一方タイ語はタイ・カダイ語族とされている。タイ・カダイ語族はシナ・チベット語族の一部であるという説、オーストロアジア語族に分類する説もあって、なかなか難しい。
 タイ語は中国語と似て、主語・動詞・目的語の語順になる。ビルマ語はSOV型で、日本語のように動詞が文末にくるのだそうだ。ミャンマーの歌とダンスのVCDを見たことがあるが、最初に何か説明か注意のような文章を読み上げる部分があった。聞いていると、同じような音の組合せが何度も文末に登場する。日本語の「です・ます」の類かしら?
 発音は、似たような子音もけっこうありそうだし、タイ語もビルマ語も声調を持つので、お互いにちょっと勉強すればある程度話せるようにはなるのかも。ただ、文字が全然違う 読み書きができるようになるには、それなりに時間がかかりそう・・・
 CM前篇では、スマートフォンの画面を見せてもらった留学生がじわっと微笑むが、森崎くん自身はたぶん理解不能だったろう 後編では、留学生がタイ語で女子学生を励ます言葉をスマートフォンが訳す。この台詞は吹き替えなのか、特訓して覚えたのか、どっちかな?
 スマートフォンで通訳って、どの程度の話までできるのか、ちょっと試してみたい気もする

 

 
 

コメント (2)
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