スポーツ選手はどこかで引退を決めなくちゃいけない。野球やサッカーの場合、シーズン終了時点で決めるor発表する人が多い。(所属チームからトレードを言い渡されて、そのチーム以外ではプレーしたくないと即引退した人は誰だっけ・・・)(<追記:定岡正二投手でした)
シーズン開始前、シーズン途中で「今シーズンいっぱい」と宣言する人もいる。そういう選手はレギュラーシーズン最終戦が最後の試合になって、惜しむファンの声援の中でやめていく。
“試合数”がそんなに多くない、アマチュア(一応)スポーツの場合、オリンピックなど大きな大会が最終目標になる。4年に1度の大舞台、どんな結果でもそこは最後を飾るに相応しい。
安藤美姫がトヨタ自動車を退社、日本スケート連盟の強化指定選手も辞退していたというニュース。2シーズン続けて公式戦に出られなかったことで、「社員としての義務を果たせなかった」との考えから契約満了したそうだ。
来季を最後のシーズンにすると明言している安藤美姫だが、どんなシーズンになるんだろうか、、、
まずはきちんと練習を共にできるコーチが見つかるか。2012年GPシリーズを欠場したことに対する裁定がどう出るか(ISUの大会に出場資格が与えられるか)。強化指定を辞退したので、GPシリーズ以外の国際大会でも出場すること自体大変だと思う。
今季同様、来季も世界選手権・四大陸選手権出場にMinimum Total Technical Score(技術点のミニマムポイント)が必要とされるなら、それを獲得するために国際大会に出場しなければならない。ブロック大会から一つずつクリアして全日本まで進むだけの力はあると思うが、全日本で3位以内に入っても派遣対象にならない状態になることも考えられる。日本スケート連盟の方針次第だけど。
(オリンピック出場資格について、ミニマムポイントの話は出てないみたいだけど・・・世界選手権よりずっと人数が絞られるので、予選代わりに点数で落とす必要はないのかな? であれば、当年度及び前年度に国際大会出場がなくても、オリンピックは出てもいいってことになる?)
高橋大輔も鈴木明子も、「ソチが最後」とはっきり言ってから、残された現役生活をとても大切に過ごしているように見える。安藤美姫も、悔いのないシーズンと選手生活の締めくくりになることを祈る。
ソチの後、、、今はあんまり考えられないけど、急に世代交代が進んで、ちょっと寂しくなりそう、、、