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好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

【ネタばれ注意】グランプリファイナル2013男子フリー

2013年12月06日 20時49分38秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリファイナル2013男子フリージャッジスコア)。勝つのは誰か・・・

町田樹 SP:65.66 FS:170.37 合計:236.03
 ストラビンスキー「火の鳥」♪ 冒頭の4回転がスムーズに決まった! ルッツからのコンビネーション、トリプルアクセルコンビネーション、しっかり決まっていく。ステップのあと、ふわっと微笑むのが見えた。後半に3回転+3回転も入った。今日の町田は、羽ばたいた 

マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:68.92 FS:164.32 合計:233.24
 チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」♪ 雄大な曲にのって、冒頭の4回転トウループ、さらに4回転サルコウも決まる。ピアノのカデンツァのところでスピンが入る構成、巧い。長身が伸び伸びと動いて、ステップやコレオシークエンスも情感にあふれていた。フリーの自己ベスト更新。

閻涵(Han YAN、ハン・イエン)(中国) SP:77.75 FS:154.80 合計:232.55
 「美しき青きドナウ」映画「ハンニバル」より「Gourmet Valse Tartare」♪ 冒頭のトリプルアクセルは転倒したが、次に4回転からのコンビネーションを決めると、本来の力を発揮。後半、片手をついてしまったジャンプが一つあったくらい。音楽に合わせるために動きを止めるところがあるが、経験を積めばうまくやれるようになるかな。

織田信成 SP:80.94 FS:175.02 合計:255.96
 「ウィリアム・テル」♪ 冒頭の4回転は転倒したが、次の4回転+3回転が決まった! トリプルアクセル2本もばっちり、決めたいと言ってた3回転+1回転ループ+3回転サルコウも決まった!! コレオシークエンスの躍動!! いうことなし。ここでトップに立ち、3位以内を決めた。

パトリック・チャン(カナダ) SP:87.47 FS:192.61 合計:280.08
 ヴィヴァルディ「四季」♪ 4回転単独、コンビネーションとさくっと決めちゃった。トリプルアクセルが決まれば、もう心配な部分はない 最後の最後にスピンの終わりで一瞬よろけたけど、そんなの関係ねえ(笑) さすが、しっかりまとめてきた。

羽生結弦 SP:99.84 FS:193.41 合計:293.25
 ニーノ・ロータ「ロミオとジュリエット」♪ ドラマの始まりを告げるような、ゆったりした動きから。4回転サルコウは転倒したが、4回転トウループはびしっと決まった! 細かい振付もロミオの心情を表すようにひとつひとつ丁寧に見せる。後半のトリプルアクセル+3回転、トリプルアクセル+2回転も危なげなく、どのジャンプも迷いがない。コレオシークエンスのイナバウアーで盛り上がり、、、最後のスピンでまた一瞬よろけたが、無事回り切ってフィニッシュ。力を使いはたしてしばらく立てなかった。立ち上がると「やっちゃった」って顔で頭を掻いていた。
 技術点表示がこの時点で100点を超えていた。あとからの減点はなく、102.03
 得点が出た瞬間、信じられないという顔で首を振っていた。オーサーコーチと抱き合い、プーさんと握手(笑) 「ありがとうございました」と四方に礼。
 おめでとう

 結果、優勝が羽生結弦、2位パトリック・チャン、3位織田信成、4位町田樹、5位コフトゥン、6位閻涵。織田信成も最後のシーズンにまたファイナルでメダルが獲れて、よかった

 ああ、興奮した、、、さて、テレビで見ようっと(笑)

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グランプリファイナル2013アイスダンスSD

2013年12月06日 19時17分56秒 | スポーツ

  フィギュアスケート・グランプリファイナル2013アイスダンス・ショートダンスジャッジスコア)。ジャンプのないアイスダンスはあまり“番狂わせ”がないので、ファイナルに進出してきた6組は本当に今の世界トップ。楽しみ

アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア)
 「42nd Street」「Lullaby of Broadway」♪ 天井カメラでツイズルを見ると、そのシンクロぶりやスピードがよくわかる。きびきびしていい演技、61.57。減点2はIllegal element/movementだそうで、、、なんかもったいない

ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ(カナダ)
 「42nd Street」♪ こちらはタップの要素がたっぷり、お洒落な振付。ツイズルその他、ぴったり決まってる。67.68。

ナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ(フランス)
 「Big Spender」「Sing Sing Sing」「Mein Herr」♪ たぶん、映画「キャバレー」の世界? ドラマチックでカッコいい。66.63。

エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリ・ソロヴィエフ(ロシア)
 「Diamonds Are a Girl's Best Friends」「I wanna be loved by you」「Swing, Swing, Swing My Baby」♪ すごいスピードでぐいぐい滑る、若さのパワー全開。男性の腕を鉄棒みたいにして女性が一回転してからのリフトとか、楽しい。68.90、シーズンベスト。

テッサ・ヴァーチュー/スコット・モイヤー(カナダ)
 「Dream a little dream」「Muskrat Ramble」「Heaven」♪ レトロでロマンチックなムードで始まる。伸びやかなミッドラインステップ、ツイズルも決まり、男性の肩に女性がジャンプで飛び乗るリフトもばっちり。"fantastic!"と解説がほめちぎる。77.59、自己ベスト更新および歴代世界最高点

メリル・デービス/チャーリー・ホワイト(米)
 「マイ・フェア・レディ」♪ 「踊り明かそう」の曲名どおり、夢の中で踊っているかのような軽やかさ。ツイズルでほんのわずか、二人がそろわなかった気がするが、その程度のミスしか見当たらないともいえる。77.66、自己ベスト更新および歴代世界最高点も数分で更新

 結果、1位デービス/ホワイト、わずか0.07の差で2位ヴァーチュー/モイヤー、3位ボブロワ/ソロヴィエフ。ほぼ同点スタートの優勝争いはどちらが勝つか? 3位・4位・5位の差も1点ずつくらいなので、銅メダル争いも面白くなりそう。(録画でいいから、地上波でも当日夜中とかに放送すればいいのに~)

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グランプリファイナル2013ペアSP

2013年12月06日 18時04分36秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリファイナル2013、2日目からカップル種目が登場。まずはペア・ショートプログラムジャッジスコア)。ボロソジャル/トランコフのスコアがどこまで行くのか? サフチェンコ/ゾルコビーはスロートリプルアクセルを決めることができるか? 注目

彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)(中国)
 「グリーン・デスティニー」♪ しっとりした雰囲気の中、サイドバイサイドジャンプが決まる。ツイストやスローも高いが、ペアスピンがきれいだった。彭程はまだ若いけど、大人っぽい感じが出せるようになっている。68.87。

メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ)
 「Tribute」♪ by Eric Radfordとあるけど、本人が作曲したのかな? サイドバイサイドで3回転ルッツ! その他の要素もミスなくこなし、リフトから下りてそのまま女性が男性の足の間を通ったり、逆に足の間を通ってそのままダンスリフトしたり、男性の靴の上でリフトしてそのままデススパイラルなど、見せどころ満載。73.07、シーズンベスト。

カーステン・ムア-タワーズ/ディラン・モスコヴィッチ(カナダ)
 「Motley Crew - Mic Macs」♪ かけあいが楽しいおなじみのプログラム。こちらもミスはなく、細かいところのユニゾンやちょっとした振付が魅力的。ダンスリフトからそのままペアスピンに入ったり、膝をついてからのリフトなどの工夫がある。68.77。

龐清(Qing PANG)/佟健(Jian TONG)(中国)
 「Lady Caliph」♪ 美しい旋律にのって、黒が基調の衣装は音楽と演技に見る者を集中させる。サイドバイサイドジャンプが決まり、スロージャンプの高さ、全体の流れの美しさ。終わって佟健が龐清に軽くチュッ 75.40、自己ベスト更新。

アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコビー(ドイツ)
 「When Winter Comes」♪ こちらもしっとりした音楽で、衣装は白にブルーをあしらった幻想的な雰囲気。スロージャンプはアクセルを回避、でもすごくきれいに決まった。どこにも隙がない。79.46、自己ベスト更新だが時間オーバーで減点1、ちょっともったいなかった。

タチアナ・ボロソジャル/マクシム・トランコフ(ロシア)
 「仮面舞踏会」♪ この曲は浅田真央のプログラムを思い出させる まるでアイスダンスのカップルがジャンプやツイストを間に入れてるのかと思うほど、舞踏会で踊っているかのような振付が素敵。完璧にシンクロしてるサイドバイサイドジャンプ、とてつもなく高いスロージャンプ、逆回転もやるペアスピン。82.65、自己ベストにあと少し。ていうか、毎回このレベルの演技ができちゃうことが凄すぎる

 結果、1位ボロソジャル/トランコフ、2位サフチェンコ/ゾルコビー、3位龐清/佟健。どのペアもいい演技で嬉しい フリーも楽しみ

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ジュニアグランプリファイナル2013男子フリー

2013年12月06日 16時52分19秒 | スポーツ

 グランプリファイナル、昨夜の男子SPと女子SPについては、諸般の事情によりまだ書きかけ^^; フリーの後になってしまうかもしれないけど、ゆっくり書きます
 先にジュニアグランプリファイナル2013男子フリージャッジスコア)。田中刑事はトップを守れるか、日野龍樹はSP6位から巻き返すか?

日野龍樹 SP:58.56 フリー:123.83 合計:182.39
 プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」♪ 冒頭の4回転は転倒。しかしトリプルアクセル2本は決まった。後半ダブルになったジャンプが一つあった以外は、目立ったミスはなし。ただ、例によって演技構成点は、、、今後の課題。

金博洋(Boyang JIN)(中国) SP:68.42 フリー:150.31 合計:218.73
 チャップリン・メドレー♪ 冒頭から4回転2本決めて波にのった。ジャンプで少し軸が傾いても下りる力がある。コミカルな部分や抒情的な部分を上手に演じ分けていた。後半にも4回転が入って、技術点88.59、、、べらぼう

アレクサンドル・ペトロフ(ロシア) SP:70.92 フリー:127.71 合計:198.63
 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」♪ 切れのいいトリプルアクセルから入った。2本目のアクセルで片手をついた以外、たぶんミスなし。4回転は元々ないようだ。アップテンポに曲が変わって速い動きの中でジャンプが決まるといい印象。ロシアの選手らしくスピンの姿勢もきれい。自己ベストには届かず。

ネイサン・チェン(米) SP:71.52 フリー:143.09 合計:214.61
 「チャタヌガ・チューチュー」「サマータイム」♪ サスペンダーを使ったコミカルな動きで始まった。トリプルアクセルをなんとか下りて安心したようで、落ち着いて全部のジャンプをきれいに決め、定評のある表現力全開。スピード感のある動きと柔らかな動き、両方できるのがいい。

アディアン・ピトキーエフ(ロシア) SP:72.24 フリー:144.00 合計:216.24
 「Art on Ice」♪ とにかくジャンプが高くて軽い! 冒頭の4回転は3回転かと思ってしまった^^; びゅんびゅん滑ってぴょんぴょん跳ぶ。ドーナツスピンの姿勢がきれいだった。ノーミスで終わった瞬間ガッツポーズ。

田中刑事 SP:73.63 フリー:132.08 合計:205.71
 「ドクトル・ジバゴ」♪ 雄大な物語の語り始めのように、ゆったりした動きから。4回転は転倒、続くトリプルアクセルはしっかり決まる。体を大きく使って風格のある滑りだが、後半のトリプルアクセルで転倒したのが痛かった そこがコンビネーションで決まってたら表彰台に乗れたんだけど、残念。

 結果、優勝は金博洋、2位ピトキーエフ、3位ネイサンン・チェン。田中刑事は4位、日野龍樹6位。ピトキーエフとチェンは4回転を跳んでないけど、各要素の精度が高かった。
 田中選手と日野選手は、この後全日本に向けてシニア用のフリーを練習しないといけない。大変だけど、頑張って~

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