フィギュアスケート・チャレンジャーシリーズ2018、アジアンオープントロフィー2018。男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
梁冠鴻(Kwun Hung LEUNG)(香港) SP:35.55(15) FS:68.75(16) 合計:104.30(16)
黒系。ヒップホップ風「白鳥の湖」で、アクセル・トウ2-2から入る。転倒3回したが、最後まで必死に頑張った。キャメルスピンがもう少し安定するといいんだけど。
レスリー・マンチュク・イップ(葉文焯)(香港) SP:35.30(16) FS:82.20(14) 合計:117.50(14)
紫。丁寧に滑っていたが、ジャンプ安定せず。ダブルアクセル+3回転トウループの予定がシングルアクセルになり、3回転をつけたが大きくバランスを崩した。2回転になったジャンプ、転倒も。1回で済んだのはましなほうかな。
アルベルト・ウィジャジャ(インドネシア) SP:36.85(14) FS:65.01(17) 合計:101.86(17)
黒にストーンたくさん。転倒しても果敢に3回転に挑む。成功したジャンプはわりときれいな流れが出せた。しっかりエッジに乗ろうとしている感じ。
ジョーダン・ドッズ(オーストラリア) SP:41.30(13) FS:84.83(12) 合計:126.13(12)
赤のVネック。曲は「ロクサーヌのタンゴ」。ジャンプにミスが続いてしまったが、途中から靴の紐らしきものがぶらぶらしていた。縁起に影響したんじゃないかしら
チャドウィック・ワン(シンガポール) SP:34.57(17) FS:86.50(11) 合計:121.07(13)
黒系。前半にサルコウ・ループ・サルコウ3-1-2をきれいに決めたが、後半やや乱れが多かった。スケーティングは今後きれいになっていきそう。
<G2>
アルチョム・レゼーフ(ロシア) SP:54.49(7) FS:115.82(5) 合計:170.31(5)
黒。冒頭のトウループは4回転を狙って3回転になった感じ。後半トリプルアクセル+3回転トウループを決めたのはよかったが、そのあと転倒もあり。グループ1の選手たちと比べると格段にスケーティングはきれい。
ハン・クワンボム(北朝鮮) SP:53.15(8) FS:82.66(13) 合計:135.81(11)
ブルー系のグラデーション。果敢に高難度のジャンプに挑み、高さは十分あるんだけど、うまく着氷に繋げられない感じ。後半はちょっと疲れが見えた。まだ若そう。
張智勝(Chih-Sheng CHANG)(台湾) SP:41.57(12) FS:74.94(15) 合計:116.51(15)
黒、片袖が白。曲は「エクソジェネシス交響曲」。体は細身だがジャンプの軸が細く作れてない感じ。少しずつ後ろにずれてミスになっているように見える。
パク・ギョンウ(韓国) SP:43.03(11) FS:103.76(9) 合計:146.79(9)
黒。曲は「Uptown Funk」など。ポップな曲で可愛らしく踊る。冒頭から3-2など安定して決めてきた。スケーティングも柔らかいので、順調に伸びていきそう。
チャールトン・ドハティー(オーストラリア) SP:47.82(10) FS:89.93(10) 合計:137.75(10)
赤シャツ。姿勢がよく、ジャンプが決まるときれい。すごく個性があるわけではないが、オーソドックスな感じ。
ジェームス・ミン(オーストラリア) SP:49.00(9) FS:106.22(7) 合計:155.22(8)
パープルのつなぎ。冒頭からルッツ・トウ3-3を決めるが、ダブルアクセルで乱れたり、完璧とはいかず。終盤のステップをエネルギッシュに演じたが、少し疲れが見えてしまった。
<G3>
山本草太 SP:57.92(6) FS:141.00(1) 合計:198.92(1)
ブルー系。草太が帰ってきた。3回転はもう滑らかに跳べている。大きなイーグルの軌跡が美しい。2回転になったジャンプもあったが、あとはもう上げていくだけ。今季はしっかり実績を残してほしい
(追記:冒頭のトリプルアクセル、見落としてた あとで動画で確認、見事!)
パク・ソンフン(韓国) SP:58.62(5) FS:105.14(8) 合計:163.76(7)
黒。曲は「オペラ座の怪人」。すらっとした体型で決まったジャンプはとてもきれい。終盤になっても一歩がよく伸びているのはいい。
ハリソン・ジョンイェン・ウォン(黃軍駱)(香港) SP:58.78(4) FS:107.48(6) 合計:166.26(6)
黒系。曲は「ノートルダム・ド・パリ」。やや強引な跳び方だが3-3を下りる。ぎりぎりでこらえきれずに転倒になってしまったジャンプもあったが、以前より体幹が強くなった感じで、成功率は上がっているようだ。
表現も少し余裕が出てきて、コレオシークエンスもスプリットジャンプやイーグル、ハイドロブレーディングとしっかりこなせた。
曹志禕(Chih-I TSAO)(台湾) SP:65.57(1) FS:129.83(2)[動画] 合計:195.40(2)
黒、肩と腰に白い刺繍。国際大会でおそらく初めて、SP1位でフリーを迎えた。以前よりジャンプに高さと飛距離が出てきて、流れもよくなっている。ルッツ・トウ・ループ3-2-2の最後に転倒したのは惜しかったが、最後までスピードを保ってイーグルとバレエジャンプを組み合わせたコレオでフィニッシュ、なんか貫禄出てきた
ビュン・セジョン(韓国) SP:65.47(2) FS:127.91(3) 合計:193.38(3)
シルバーから白のシャツ。全体に柔らかくてきれいだが、少しずつ着氷に乱れがあってもったいない。
須本光希 SP:63.65(3) FS:118.74(4) 合計:182.39(4)
「イル・ポスティーノ」♪ グレーと白。冒頭のトリプルアクセルは惜しい転倒。ルッツ・トウ3-3などは安定して美しい。トリプルアクセル挑戦を1回だけにしたのは、あまり調子が上がっていないのかも。雄大なイーグルのコレオのあとにダブルアクセル+3回転トウループを決めてフィニッシュしたのは素敵だった。
結果、山本草太が優勝 2位曹志禕、3位ビュン・セジョン。須本光希が4位。200点越えの選手がいなかったが、まずは小手調べの大会というところか。
この後は女子フリー
ライブストリーミングが見られるので、試しにレポしてみる。(オンラインリザルトがないので、一部データが不十分です。のちほど修正します←修正しました)
フィギュアスケート・チャレンジャーシリーズ2018、アジアンオープントロフィー2018。アイスダンス・フリーダンス(ジャッジスコア)。
ショートダンスの名称が変わってリズムダンスになったので、略称をRDにした。
<G1>
寧婉棋(Wanqi NING)/王超(Chao WANG)(中国) RD:43.71(4) FD:73.18(5) 合計:116.59(5)
黒系。18歳と21歳、シニアデビューの若手。ロック系の曲で丁寧なツイズルから。まだエッジは浅い感じだけど、リフトなど全体に安定感がある。これから伸びそう。
シャンテル・ケリー/アンドリュー・ドッズ(オーストラリア) RD:43.59(5) FD:79.64(4) 合計:123.23(4)
黒系。世界選手権を経験したカップル、男子シングルと掛け持ちだったアンドリューはアイスダンスに専念するのかな? 昨季より動きが洗練されてきた印象。背中に倒立姿勢で抱きつくリフト、深く膝を折った低い姿勢のローテ―ショナルリフトなどで見せた。
ピョ・ヨンミョン/チェ・ミン(北朝鮮) RD:34.82(6) FD:56.82(6) 合計:91.64(6)
白でクラウン、白黒。曲は「白鳥」から。ツイズルは少し合わなくてふらついたが、ダンススピンの終わりに軽くリフトするなど、今風の振付をしっかりこなしている。
北朝鮮は今大会にペア、男子シングルも出場している。北京五輪にしっかり照準を合わせてるのかも。
<G2>
小松原美里/ティム・コレト(日本) RD:61.28(3) FD:93.47(2) 合計:154.75(3)
ピンク、黒。曲は「ある愛の詩」フランス語のボーカル。しっとりと二人がかみ合う動き、中盤明るい曲調のところで、恋の喜びにあふれた軽やかなステップシークエンスが素敵。いい練習を積めている感じで、期待が持てる。
パーソナルベスト更新の150点台、やったね
レイチェル・パーソンズ/マイケル・パーソンズ(アメリカ) RD:64.47(1) FD:92.66(3) 合計:157.13(2)
ブルーグレー。曲は「To Build a Home」。女性の体格が少し重たくなった感じで、動きもそれほどシャープではなかったような ただ、さすがに世界ジュニアチャンピオンの確かな技術は見せていた。
王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)(中国) RD:63.60(2) FD:96.94(1) 合計:160.54(1)
黒系。女性ボーカルのロッカバラードで、スピード感のある滑り。背中から頭をまたいで膝に乗るリフト、男性が女性を小脇に抱えるところから横抱きにしてホールドを変えるリフトなど、アクロバティックな動きをうまく音と合わせていてカッコいい。パーソナルベスト更新!
結果、王/柳が逆転でチャレンジャーシリーズ初優勝 2位パーソンズ兄妹、3位小松原/コレトは国際大会初の表彰台 グランプリシリーズでも活躍できそうで楽しみ
第100回記念大会ということで、千葉県も2校出られるそうな
分け方が西千葉と東千葉。どっちも地区予選決勝はzozoマリンスタジアムで行われていた。あの辺が中間地点かな
今、大会第1日の第2試合で、西千葉代表の中央学院が済美と対戦している。中学の同級生が何人も行ってる中央学院、頑張れ~~~