ISUは4月16日にオンライン会議で、世界ショートトラックスピードスケート選手権大会、世界フィギュアスケート選手権、世界シンクロナイズドスケーティング選手権の10月~12月開催可否について話し合い、結論を発表した。
完全に中止。
4月28日にもう一度オンライン会議を行い、新型コロナウイルスの状況とISU大会日程について話し合う。不確定部分を最小限にするため、さまざまなシナリオに適した選択肢を検討して関係者に通達する。フィギュアスケートのISUスケーティングアワードも考慮する。
・・・予想された結果
「さまざまなシナリオに適した選択肢を検討する」どの時点で、どの程度の状況だったら、どんな形で(無観客とか規模縮小とか)、どの大会が開催できるか。予め、いろいろなケースを想定して決めておこうということだろうか。
フィギュアスケートの場合、通常のスケジュールなら、8月末からジュニアグランプリシリーズが始まる。続いてチャレンジャーシリーズ、10月にはグランプリシリーズ開幕、12月前半にファイナル。
年が明けたらヨーロッパ選手権、四大陸選手権、世界ジュニア、3月後半の世界選手権。2年に1回の世界国別対抗戦も予定されていたと思われる。
大会を開催するには、選手・コーチ・チームメンバーが移動し、競技に参加したのちに帰国するプロセスが問題なくできなければならない。各国が出入国制限をしている状況では難しい
世界選手権が行われないので、仮にグランプリシリーズが開催できるとしても、アサインをどう決めるか。2019/2020シーズンの成績やベストスコアで割り振っていくか。
年内の大会が一切できないまま、ヨーロッパ・四大陸・世界ジュニア・世界選手権は開催される場合、ミニマムテクニカルスコアをどうするか。2019/2020シーズンのスコアで出場資格が得られる選手以外の救済方法も必要になる(予選の復活も検討されているとか)。
28日のオンライン会議でどこまで詳細を詰められるのか? 気になるところだ。
例年どおりにスポーツの大会が開催される日が来たら、それを見ることができる喜びはどれほどか、、、
その日が来ることを信じて