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令和2年度強化選手(フィギュアスケート)

2020年04月26日 16時29分46秒 | スポーツ

 日本スケート連盟が令和2年度の強化選手を発表。フィギュアスケートはこちら
 こちらにも書き留めておこう。カッコ内は全日本選手権2019及び全日本ジュニア2019の順位。

【男子】
特別強化選手:宇野昌磨(1) 羽生結弦(2) 鍵山優真(3)(J1)
強化選手A:田中刑事(4) 佐藤駿(5)(J2) 友野一希(6) 山本草太(7) 須本光希(8) 本田ルーカス剛史(11)(J3)
強化選手B:島田高志郎(10) 壷井達也(J4) 吉岡希(19)(J4) 木科雄登(14)(J6) 三宅星南(J7) 三浦佳生(J8)

【女子】
特別強化選手:紀平梨花(1) 樋口新葉(2) 川畑和愛(3)(J2) 宮原知子(4) 坂本花織(6)
強化選手A:横井ゆは菜(5) 新田谷凜(7) 本田真凛(8) 河辺愛菜(13)(J1) 吉田陽菜(19)(J3)
強化選手B:永井優香(9) 吉岡詩果(10)(J5) 山下真瑚(11) 三宅咲綺(12) 畑崎李果(J4)(NA1) 千葉百音(18)(J6) 浦松千聖(J7) 岩野桃亜(J8)

【ペア】
強化選手A:三浦璃来/木原龍一(1)

【アイスダンス】
強化選手A:小松原美里/ティム・コレト(1) 吉田唄菜/西山真瑚(J1)

【シンクロナイズド】
強化チームB:神宮アイスメッセンジャーズ

 少し意外に思える名前もあるが、全日本または全日本ジュニアの上位から順に指定されている。引退した選手以外飛ばされた人はいないので、両大会での上位を指定するのが原則と思われる。
 アイスダンスに深瀬理香子/張睿中の名前がないんだけど、せめて強化Bに入れてほしかった
 女子ジュニア9位の松生理乃は、ISUシーズンベストで日本女子ジュニア勢の最高得点だったが、全日本ジュニアの順位一つ違いで拾われなかった。ただ、全中で7位と調子を落としているようなので、仕方ないかな。
 昨年6月のリストと見比べると、けっこう入れ替わりがある。特にジュニア女子はどうしても波があるんだろう。

 特別強化と強化Aの選手たちはJOCオリンピック強化選手に指定されている。小松原/コレト組は指定されていないが、いずれコレト選手が日本国籍を取得したら指定を受けることになると思う。
 今の時点では特別強化選手が少なめだが、例年グランプリシリーズのアサインが出て、2大会割り当てられた選手は特別強化に“昇進”する。今年はどうなるかわからないが
 さらに、ジュニアグランプリシリーズ派遣が決まった選手は新たに加えられるが、これも今年どうなるか。
 強化指定を生かして活躍できる状況が来てほしい
 

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世界ランキング1位

2020年04月26日 03時48分06秒 | スポーツ

 フィギュアスケートの最新世界ランキングが20日に発表された。2019/2020シーズンでランキングポイントがつく大会が全て終了(世界ジュニアより後はほぼ中止)したところで、2017/2018シーズンのポイントを削除。2018/2019シーズンのポイントを前々季として70%にして計算、2020/2021シーズン・スタートのランキングという形だ。
 男子 女子 ペア アイスダンス (2020年4月20日現在)
 羽生結弦と紀平梨花が1位になったが、「ネイサン・チェンのほうが強いのでは」「女子はロシア勢のほうが実力は上」などのコメントがネットに多かった。イメージと少し違うかもしれない
 テニスもそうだが、一定期間が過ぎたポイントが消去され、新しく獲得したポイントが加算されてランキングが出る。テニスは毎週なので、“今、調子がいい人”が上位に来るイメージが強い。大会によって違いはあるが、出場していれば何らかのポイントはつく。
 フィギュアスケートは、上位入賞しないともらえない。ジュニアグランプリシリーズ10位以内、グランプリシリーズ8位以内(ファイナルに進出すれば必ず)。チャレンジャーシリーズは男子と女子8位、ペア5位、アイスダンス6位まで。その他のいわゆるB級大会は5位まで。ヨーロッパ・四大陸・世界ジュニア・世界選手権は、フリーに進出すればもらえる。
 もらったポイントが全部加算されるわけではない。championship(選手権)とオリンピックから、最もポイントが高いもの。グランプリシリーズ&ファイナル(ジュニア含む)はポイントが高いものから2つ。チャレンジャーシリーズ、B級大会からポイントが高いもの2つが加算される。詳しくはISU Communication 1629 チャレンジャーシリーズ
 グランプリシリーズは男子と女子が最大12名、ペア8組、アイスダンス10組だから、出場できれば比較的ポイントはもらいやすいが、自由にエントリーできるわけではないので ジュニアとチャレンジャーは参加人数が多くなるので、けっこう大変
 さらに、せっかく出場して上位に入ったのにポイントがつかないケースも B級大会の場合、選手の参加人数・参加国数、ジャッジの参加国数などの条件をクリアしていないと、ポイントがつく大会として認められなくなる。
 エントリーした時点ではそこそこ人数があって大丈夫かと思ったら、欠場が続出して人数が減ってしまい、条件を満たさなくなってしまった、なんてことも ランキングを上げる目的で出場した場合は、ちょっとがっかり 選手権のショートプログラム/リズムダンスで、後半の滑走順を取りたい選手には重要かも。
 しかし、ランキングだけが目的ではないので 特に年明け以降の大会では、選手権出場に必要なミニマムテクニカルスコア獲得を目指す選手も多い。こちらは大会の記録が正式に認められればいいので、ポイントはそこまで拘ってないかな。
 世界ランキングで上位になるには、グランプリシリーズ2大会に出場してできればファイナルに進出、間でチャレンジャーシリーズでも稼いで、ヨーロッパ/四大陸選手権と世界選手権で好成績を残す、というのが理想的だろう。
 グランプリファイナルの優勝スコア335.30が衝撃的だったネイサン・チェンが4位なのは、18/19、19/20とチャレンジャーやB級に全く出場していなかったこと、四大陸2020に出場せず、世界選手権が中止になったことが要因だと思う。
 ロシア3人娘が1位になれないのは、18/19シーズンはまだジュニアだったので、相対的に低いポイントだった影響があるかな。
 世界ランキングを早々に更新したのは、世界選手権が中止されたために、グランプリシリーズのアサインにランキングが例年より重要な条件になってくるからだろうか。28日のオンライン会議でどんな決定が出るのか、お知らせを待ちたい。

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忘れないように

2020年04月26日 02時08分56秒 | スポーツ

 1週間以上経ってしまったが、羽生結弦選手がJOCのアカウントでメッセージを発信してくれた。忘れないように、ここに書き留めておこう。
 全文は東京新聞記事より。

***
 皆さま、こんにちは。羽生結弦です。つらいことや我慢しなくてはならないこと、そして制約がたくさんある毎日だと思います。生活が苦しい状況ではありますが、どうか不要不急の外出を控え、感染拡大防止のためにご協力をお願いいたします。

 僕たちアスリートはいつも応援の力を感じ、そして受け取っていくことで頑張れています。時にはプレッシャーになることもありますが、それらがあるからこそ頑張れるのだと思います。

 このような状況の中で、未知のものに挑み続けてくださっている方々に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。プレッシャーにもなるかもしれませんが、遠くから応援の気持ちを飛ばしていきたいと思います。

 そして何よりも今、苦しみながらも闘病されている皆さま。本当に苦しいと思いますし、想像を絶する恐怖とも闘っていらっしゃると思います。真っ暗闇なトンネルの中で希望の光を見いだすことはとても難しいと思います。でも、3・11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています。どうか無理をなさらず周りにいる方々を信じて、頼ってください。そして、皆さまが心からの笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています。
***

 「3・11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています」この人にそう言われれると、希望の光が見えるような気がする。
 羽生選手の元気そうな顔が見られて安心した。
 周囲の人々のおかげで、私は安全に巣ごもりできている。感謝

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