注目されたSharePractice、文字通り、練習をそのまま見せるものだった。
羽生結弦がプロ転向を宣言後、初めて公開する練習。すごい数のメディアがいた。
とにかくウォームアップに時間をかける。ルーティン通りなんだろうが、ゆっくり歩き、軽く跳ね、肩甲骨を動かし、骨盤を動かし、音楽を聴きながら口ずさみながら、リンク脇の通路で延々と続く。
足裏をマッサージして、いよいよ靴を履き、氷に乗る。一歩ずつ、片足ずつ、エッジに乗る。スピードを出して滑り出すまでも長い。
ジャンプ練習そのものは短め。
「SEIMEI」を通すが、ジャンプ失敗すると止め、2回目も同じ。3回目についにノーミスで通した。今日はなんとしてもノーミスを見せたかったようだ
ちょっと息が上がってフェンスに寄る。「もうあと3分、何かやってほしいものありますか」コメント欄は凄いことになっていたが、リンクサイドではディレイしていたようで、読めなかったらしい。メディアからのリクエストで「ホワイト・レジェンド」のステップを見せて終わる。
クールダウンの過程もあったんだろうが、そこは時間切れだったか。「地獄のインタビュー」と言ってたのは、合同取材の後で各社5分ずつの個別インタビューのことだった。
「著作権の関係で曲はあまり流せなくて」とのこと。そのあたりの話は記事に詳しい(日刊スポーツ)。ライブだけでアーカイブが残らないのかと思ったら、いつでも見られる状態になっている。許可を得て使ったらしい曲はこちら。
軽々ジャンプを跳んでいたが、数えた人によると4回転15本 サルコウ、トウループ、ループ。4アクセルもトライしていた(両足着氷か)。
「半年に一回くらいやれたら」とのこと。次は年明けくらいかな? 充実の時間だった。