日本勢が大活躍
フィギュアスケート・ジュニアグランプリシリーズ2022が開幕 第1戦はフランス・クーシュバルで開催された。
日本からは男子に中村俊介・森本涼雅、女子に吉田陽菜・柴山歩と木下アカデミーの4人が出場。男子は中村俊介が優勝 森本涼雅が3位。女子は吉田陽菜が優勝 柴山歩も2位と1、2フィニッシュ
中村俊介 SP フリー 森本涼雅 SP フリー
吉田陽菜 SP フリー 柴山歩 SP フリー
中村俊介くんは3アクセルの安定が強み。跳ぶ前の姿勢はちょっと背中が丸くなっていまいちだけど着氷姿勢がきれいなので問題なし 4トウも転倒したがちゃんと回っている。なぜか3種類の3回転を2回跳んでしまい、3ルッツが1本無効になっていた。提出した予定要素でもそうなっていたそうで、、、コーチは気づかなかったのか
森本涼雅くん、小柄な分、スケートの伸びはこれからという感じ。3アクセルは練習しているんだろうけど、まだ試合で入れられるレベルではないのか、跳んでいない。シーズン後半には入れられるといいな
男子2位になったチャ・ヨンヒュン(韓国)、なかなかきれいな滑りで今後が楽しみ(フリー)。前にユースオリンピックで見たノア・ボーデンスタイン(スイス)、ジャンプもスケーティングもとても滑らかになっていて、いい成長していた(フリー)。
女子のSPでトップに立ったのは柴山歩ちゃん。背が伸びて手足がぐんと長くなったのを十分に活かした動き、優雅になっている。宮原知子の雰囲気を追っている感じがする。フリーで後半に2アクセルからのコンビネーションが1アクセ単独になってしまい、終わった瞬間から涙 しかし「トゥーランドット」を豊かに表現していて、決して悪くなかった。
SPではJKらしく元気いっぱいのプログラムだった吉田陽菜ちゃんが、フリーでは純白ドレスのレイア姫 3アクセルはステップアウトしたが、ほかのジャンプは切れもよく、コレオで盛り上げた後の最後に3サルコウ+2アクセル+2トウを決めてフィニッシュ、お見事 優勝インタビューに英語で答えていた。
3位に入ったキム・ユジェ(韓国)、まだ13歳だが躍動感があって所作が美しい上に、3アクセル(q付き)を決めた(フリー)。2026年のオリンピックに出られない年齢だが、島田麻央のライバルになりそう
韓国勢はアイスダンスでハナ・リム/イェ・クァンが優勝(フリー)と、3種目全てで表彰台。これも凄いかも
昨季もペルー代表でJGPに出場していたSorami TANAKA(田中宙美)選手が、今季も出場していた。また、Elli Noriko Madeleine KANKAREという名前で東洋系の容貌の選手もいた。InstagramにElli Noriko Madeleine Kankare Takemotoとあるので、たけもと・のりこ、なのかな? ルクセンブルク代表で、ヨリク・ヘンドリクス氏が帯同していた。日本に縁があると思われる選手、また見たい