平成生まれ18歳の長男は、自分のことを“おじちゃん”と呼ぶ。
もちろん、甥も姪もいない
05年の映画を今頃見た。劉浩龍と張敬軒の名前があったのでDVDを買っておいたんだけど、存在忘れてて^^;
香港で公開が始まった新作青春映画「愛情萬歳」でプロデューサーを務めた鍾少雄(ビリー・チョン)が監督。若手新人歌手タレント勢ぞろいの青春群像劇。
一番手の主役扱いなのは呉卓義(ロン・ン)。TVBドラマで当時売り出し中。相手役は姉妹デュオ2R(私はいまだに2人のどっちがどっちだか区別できない^^;)の黄婉伶(レース・ウォン)、怒ってるか泣いてるかのシーンが多かったが可愛い。
EEGの歌手で03年デビューの呉浩康(ディープ・ン)は、ちょっと問題を起こして謹慎してた時期もあったが、成龍(ジャッキー・チェン)の映画「新警察故事(ポリス・ストーリー)」に出演したり、復活してきたころ。相手役の陳美詩(メイシー・チャン)は、女の子4人グループ女生宿舎のメンバー。なんか老けて見える顔に映って損してるかも 呉浩康の親友役、梁烈唯がなかなかいい味出している。
劉浩龍(ウィルフレッド・ラウ)は高校教師の役。年齢からいえば不思議はないんだけど、この人はどこか頼りなく見えて(笑)奔放な女子高生の誘惑に負けるという役どころには合ってる?! 女子高生役の楊秀惠(ヴィヴィアン・ヨー)は、くねくねと肉感的な感じをうまく出してた。しかし、ピンクのセーラー服が制服の学校って、香港にあるのかな…
カフェ店員の呉日言(ヤン・ン)は、将来のスターを夢見る元気な女の子。彼女に憧れる張敬軒(ヒンズ・チョン)は、出っ歯を矯正中のダサい男の子。ストーカー呼ばわりされたり、散々な目にあう
呉日言もSilly Thing所属の歌手なのだが、歌はあんまり印象がなくて^^;劇中のカラオケでは下手っぴに歌ってみせる。動いてるところはけっこう魅力的。張敬軒は、このころ香港でまだ無名に近く、役のせいもあるが田舎者のイメージがあったかも。1年後に張敬軒が歌手デビューして街頭ライブというシーンでは、カッコよくしてもらってるけど 呉日言が憧れる美少年(?!)役の李逸朗(ドン・リー)は、蒋雅文(マンディ・チァン)とのデュエットで売り出されていた。そんなに美少年?(爆)
当時2人組だったBoy'zの張致恆(スティーブン・チョン)は、人を探して旺角をうろつく、わけあって心を病んでる役。このあと關智斌(ケニー・クヮン)がソロになり、Boyzは2人メンバーを加えてSun Boy'zとして再出発する。
まともに台詞のある役12人のうち、一応歌手としてカウントできる人が8人。主題歌は誰が取るか?と争いになりそうだが、そういうところに当時の位置関係が見てとれる。エンディングテーマに使われた「眼縁」は劉浩龍、04年デビューした新人の中では一番売れていたので、まあ妥当な線か。
張敬軒の挿入歌は、のちに「Hurt So Bad」として「春・夏・秋・冬」に収録されたバージョンとは若干メロディが違い、タイトルも「擁抱毎一刻」とクレジットされている。
張敬軒はこのあと“化けて”、3年後の今、二人の立場は逆転。張敬軒が環球の稼ぎ手になってるのに対して、劉浩龍は06年に正東10周年コンサートに出た後、契約更新されなかったようだ。とはいえ最近新曲をオンエアしているところをみると、どこかと契約できたんだろうか。
先日の張敬軒コンサート、呉日言や2Rも見に来たらしい。そういえば王[艸/宛]之(イヴァナ・ウォン)とくっつけられる(笑)前、2Rのどっちかと噂になってなかったっけ?! この映画つながりだったのかな。「十分愛」つながりの方力申(アレックス・フォン)や麗欣(ステフィ・タン)も来ていたようだ。「愛情萬歳」出演の周柏豪(チャウ・パッホウ)や洪卓立(ケン・ホン)が見に来てたのはプロモーションの一環か
意外と楽しい青春映画、出るたびにまた見ることになりそう
という名前のCDシリーズが出た。
ユニバーサルが人気のアルバムを再発売。パッケージに森林管理協議会の認証紙が使われ、発電・紙の採取・使用する水なども環境保護に配慮して製作しているそうだ。
昨年出た陳奕迅(イーソン・チャン)の「Listen to Eason Chan」同様、歌詞カードはこちらからダウンロードするようになっている。
ラインナップを見ると、王菲(フェイ・ウォン)の懐かしいアルバムから、わずか3年前の王[艸/宛]之(イヴァナ・ウォン)デビューアルバムまで。李克勤(ハッケン・リー)の「演奏廳」Ⅰ・Ⅱとか、最近新曲を出したりしている關淑怡(シャーリー・クヮン)の「All Time Favaorites」など、前に買わなかった人も割安価格なら買ってみようかという気になりそう。イヴァナや張敬軒(ヒンズ・チョン)の1stなんか、発売当時は存在も知らなかった!なんて人も多いかも。コンサートで歌ってたのはこれか、とようやく確認できたりして
ポップスシーンはそこそこ元気でも、CDはなかなか売れない時代。エコと割安価格、新しい切り口になるかな?
4月9日(水)~12日(土)のヒットチャート集計です。
TVB(無線電視)・勁歌金曲4.9/RTHK(香港電台/港台)・中文歌曲龍虎榜4.12/商業電台・903専業推介 4.3-9/新城娯楽台・勁爆本地榜 4.12
[1位=20点、2位=19点、、、19位=2点、20位=1点(10位までのチャートは1位=10点、、、10位=1点)で集計しています。発表は14点以上]
1位 57点 我不是偉人 陳小春(ジョーダン・チャン) TVB 歌詞・試聴 <獨家記憶>
2位 52点 韻律泳 何韻詩(デニス・ホー) TVB 歌詞・試聴 <Goomusic Collection 2004-2008>
3位 41点 他的故事 張敬軒(ヒンズ・チョン) 歌詞・試聴
4位 39点 天天都是情人節 李克勤(ハッケン・リー) TVB 歌詞・試聴 <你的克勤演奏廳 演唱會>
5位 31点 貪嗔癡 容祖兒(ジョーイ・ヨン) 歌詞 <Love Joey Love 喜歡祖兒4>
6位 25点 愛你在傷口(國) 任賢齊(リッチー・レン) 歌詞・試聴
6位 25点 浮花 劉美君(プルーデンス・ラウ) 歌詞・試聴 <大開色界 新曲+精選>
8位 24点 如水 衛蘭(ジャニス) 歌詞・試聴 Amusic
8位 24点 隨夢而飛(國) 黎明(レオン・ライ)/陳慧琳(ケリー・チャン) 歌詞・MV
8位 24点 簡單最浪漫 方大同(カリル・フォン) 歌詞・試聴 公式 <未來>
陳小春が2週連続1位、何韻詩が高得点で2位。方大同「簡單最浪漫」が再登場でTOP10入り。
11位 21点 失眠幻想曲 李卓庭(ユニックス・リー) TVB 歌詞・試聴 ブログ
12位 20点 我的最愛 方力申(アレックス・フォン)/麗欣(ステフィ・タン) TVB 歌詞・試聴・MV <我的最愛 新曲+精選>
12位 20点 香港心(國) Irene A …新城のみ 歌詞・試聴
14位 19点 Super Sunshine(國) 曹格(ゲイリー・ツァオ) 歌詞・試聴 <Super Sunshine影音安可版>
14位 19点 我的日記 野仔 …商業のみ 歌詞
16位 18点 年年有今日 古巨基(レオ・クー)feat.側田/方力申/小肥/6號/INK TVB 歌詞・MV <勁歌金曲2 情歌王 新曲+精選>
16位 18点 金牌司儀 森美(サミー) …商業のみ 歌詞 金牌
16位 18点 信 周麗淇(ニキ・チャウ) …新城のみ 歌詞 公式
19位 17点 毋忘我 關心妍(ジェイド・クヮン) TVB 歌詞・試聴
19位 17点 抱歉 柯莉夏萍 陳慧琳(ケリー・チャン) …商業のみ 歌詞・試聴
21位 15点 小娃娃大英雄 梁詠(ジジ・リョン)/卓韻芝/Bu …商業のみ 歌詞
22位 14点 紅眼症 王友良(アイバン・ワン) TVB 歌詞・試聴 公式
22位 14点 我係邊個 林海峰(ジャン・ラム) …商業のみ 歌詞 <我[ロ地]大家>
古巨基、周麗淇、關心妍、王友良、林海峰と新登場続々。
13点以下には、劉浩龍(ウィルフレッド・ラウ)の久々の新曲、女性新人・馮曦(フィオナ・フォン)デビュー曲など。張學友(ジャッキー・チョン)も新曲がオンエア。
張敬軒(ヒンズ・チョン)コンサート、会場の外で記念グッズを売っていた。香港のコンサートでは初めて見たけど、最近はよくあるんだろうか?
Tシャツ、エコバッグ、帽子、キーホルダー。写真のキーホルダーはHK$30で、赤と白もあった。けっこう可愛くない
列を作って並ぶように客を誘導したりなんてしないので、押し合いへしあいで^^; 日本だったら並ばせるところだ! そのほうが絶対早く買えるのに~。
公式グッズがあったかわりというかなんというか、コンサートにつきものの生写真屋が出てなかった。翌日の信和中心にも出てなくて・・・。規制が厳しくなったんだろうか?
DVDを出すときには、たっぷり写真を入れていただきたく
張敬軒(ヒンズ・チョン)香港コロシアム初コンサート。4月5日~7日の3日間のうち、5日と6日を見てきた。
香港のアーティストのコンサートに行くときは、通常は最終日を見たいと思う。手順に慣れて進行がスムーズになるし、本人も気持ちが入って最後は涙ぐんだり、特別ゲストがアンコールで出たりすることもある。が、今回はどうしても初日が見たかった。ヒンズが紅館での第一声をどんなふうに出すのか、それを聴いてみたかった。
会場は平均年齢若くてビックリやたらカップル多いし女の子につき合わされてる男の子もいるが、二人でいつも聴いてそうな子たちも多い。男子にしてみれば、彼女に伝えたいことを歌ってくれてるイメージなのかも。
最初にどの曲を持ってくるかと思ってたら、、、ダンサーに囲まれてせり上がってきたヒンズは真っ赤なラメ入りスーツに帽子で、「迷失表參道」。いきなり声が出にくい1曲目に、ウィスパー系の曲をもってくるとは、なるほどいい手かも。“表参道”のイメージそのままに、お洒落なポーズをしながら動く歩道で歌い、めちゃくちゃ盛り上がる。お前はどこのアイドルだーっ
続けて1stアルバムからアップテンポの曲を歌って、ご挨拶。入場のとき配ったミニライトが会場いっぱいにきらきら。燈牌には“實力非凡張敬軒”の文字。
「第二次愛你」などを歌った後、せり上がってきたのは真っ赤なキーボード(横から見るとヘ音記号のような形)。弾き語りは「過雲雨」。ステージの周りのスクリーンに雨の画面が出る。終わってキーボードごと下がっていった。
音楽監督らしき白いジャケットのカッコいい男性がキーボード演奏でつないでいく。誰だろうと思ってたら、杜自持(アンドリュー・ツァーソン)だった!
黒いコートに着替えたヒンズの前に、天井から金の糸でマイクが下りてきて、「騒靈情歌」。スクリーンにピンクの花が咲くと、「春天」。やがて、、、白いロングドレスの王[艸/宛]之(イヴァナ・ウォン)登場大歓声! 「明遼」でしっとりセクシーに踊り、イヴァナが後ろから抱きついたり目隠ししたりの振付にまた大歓声。
元々二人のジョイントコンサートで企画されてたくらいだから、いくら王[艸/宛]之が移籍したといっても、ゲストに出さなくてはファンが納得しないだろう。最終日のアンコールとかじゃなくて、ちゃんとしたプログラムのゲストなので嬉しい
終わると「イェーイ!」とハイタッチなんかして、初めて会った頃の話など。「このくらい離れて座ってて、少しずつ近づいて、『僕は張敬軒です。君は王[艸/宛]之でしょ?』『あなたの歌、好きです』『僕も君の歌好きです』なんて感じだったよね」と再現してた。
もちろんデュエットは「手望(守望)」。手をつないで一周しながら歌うには悲しい歌のはずだけど^^; 一人で「(巴黎没有)摩天輪」を歌うイヴァナに、“[艸/宛]之”の燈牌は見えたかな?
白いスーツに着替えたヒンズ、またダンサーたちと登場。「♂♀♀♀♂♂(Boys & Girls)」、アップテンポの「釋放」では両側から支えてもらってバック転! 「握手は、どっちから行こうかな・・・声の大きいほう、、、こっち!」と「公園前」「兩座位跑車」で握手、バンド紹介しながら上着だけ花柄にお着替え。
「皆さんに感謝しています、、、そして彼」上からまっすぐに降るライトの中で「遇見神」、スクリーンには聖書の言葉が綴られる。「Blessing」には聖歌隊が登場、ゴスペルの世界になった。
ここでゲストは“弟分”關楚耀(ケルビン・クヮン)。「餘震」アップテンポバージョンでルンルン。キスしちゃったりなんだりで、ヒンズはそのへんをスキップして歩く(笑) ケルビンは昨年のヒット曲「你當我怎麼」を嬉しそうに歌った。
2日目のゲストは健泓(パトリック・タン)。「朋友二號」を歌い、会場外で売っている記念グッズのTシャツを着てきたパトリックは、もう1枚取り出してヒンズにサインさせてから投げさせた(若い男子がゲット)。退場する前にヒンズがパトリックのモニターを直してやっていた。
黒スーツで再登場したヒンズはまたダンサーたちとバリバリ踊りながら「On Fire」、そして「酷愛」では2コーラス目で1オクターブ上を使って。片手をついて反り返った決めポーズ、お見事
“舅母”謝安(ケイ・ツェ)の「鍾無艶」を歌ったら、なんだか思いっきり間違えてて 2日目は見に来ていた彼女を舞台に上げ、いっしょに歌ってなんとか成功
大好きだという陳百強(ダニエル・チャン)のメドレー。若いファンたちもけっこう一緒に歌っている。
「笑忘書」を高らかに歌っていったん退場。みんなの期待の中、アンコールは「我的天」。最後の感謝の言葉に続いて「Hurt so bad」。そして頭に可愛い飾りをつけたダンサーたちが盛り上げる中、アップテンポの「My Way」で観客はかなり立ち上がり、盛り上がる中で跪いて挨拶するヒンズだった。
2日目は陳百強メドレーのあとに、なんと「幸福摩天輪」で陳奕迅(イーソン・チャン)登場! なんかイーソンが先輩っぽい顔をしているのが可笑しい。「夕陽無限好」ですっかり会場をさらってしまったイーソン、着替えて出てきたヒンズがあらためてハグして送り出していた。
1日目は緊張しているのか、低音がスムーズに出ないし、ときどき声が上ずったり、逆に高音がすんなり出なかったり、リズムがずれたり。バンドボックスのすぐ前の席だったので、杜自持がたまに頭をかかえてるのが見えたほど。でも、そのボロボロの初めてのステージを見てよかった。2日目はかなり修正されていて、ほぼ練習どおりできてたと思われる^^;
観客の中には知らない人も多かっただろう初期の曲が、アレンジ一つですごくカッコよく聴かせられた。彼のソングライターとしての力量を、杜自持はアレンジしながら楽しんだに違いない。
そして、衣装と振付ひとつで、これまた颯爽と魅せるだけの素材でもあった。このステージで覚えた体の動き一つ一つ、みんな財産になるだろう。
あとはDVDが出るのを待つばかり
ランダウンはこちらを参照しました。
<追記>
2日目の最初のご挨拶のとき、レジ袋を取り出して、「みんなで歓声あげてね~、1、2、3!」
レジ袋を開いて持って、わぁ~~きゃあ~~の声を中に入れるようにくるっと一回り、袋の口をきゅっと閉めて、「これ持って帰るんだ、昨日準備してなくて」
・・・甲子園の砂か(爆) ほんとに持って帰ったかな