Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

ジャパンオープン2015~昌磨、知子、そして真央

2015年10月05日 03時59分16秒 | スポーツ

 18時半からの「ジャパンオープン2015」テレビ放送の後、オンドレイ・ネペラ・トロフィーのLive配信を見ているうちに寝落ちして 目が覚めたら、ラグビーワールドカップ2015で日本がサモアに勝ってるし
 JGPスペイン大会も終わったが、見るのも書くのも追いつけるのか

 会場で観戦していた友人から宇野昌磨選手が素晴らしい演技だったと聞いて、U.S.インターナショナルクラシックのフリー演技を思い出した。後半転倒があってノーミスではないが、最近男子で使う選手が多い「トゥーランドット」を、この曲はこう滑るんだと見せつけるようなプログラムだった。
 テノールで「Nessun dorma,,,Nessun dorma(誰も寝てはならぬ)」と歌い出すところの動きが、なんともいえず風格があって、そこに王子が降臨したような気分 もっとバージョンアップして見られると期待して放送を見た。
 いや、お見事 惚れ惚れ
 U.S.インターナショナルクラシックでは、4回転トウループ2本を冒頭と2つ目に、トリプルアクセル2本のうち1本を後半に跳んでいた。後半のトリプルアクセルで着氷が乱れてコンビネーションにできず、+REPで基礎点が70%に下がってしまった。
 その反省を踏まえてか、今回トリプルアクセルは前半に2本、1本は3回転トウループをつけるコンビネーション。4回転トウループの2本目(コンビネーション)を後半に持ってきた。これがばっちり 彼にとっては、トリプルアクセルより4回転トウループのほうが、後半でも自信を持って跳べるジャンプなんだろう。
 技術点は基礎点ですでに86.42、全ての要素がGOEプラスで99.48 昨季この技術点を上回ったのは、グランプリファイナルの羽生結弦(103.30)、四大陸選手権のデニス・テン(100.45)だけ。さらに上げる要素があるとしたら、ステップのレベル3を4にするくらい。
 GPシリーズ出場選手の会見で「守らず」を目標として挙げたそうだが、このスコアを超えるつもりで、攻めていってほしい
 村上大介選手のプログラムも、悪くはなかった。4回転サルコウ2本決めたし、パンクしたアクセルがちゃんと入れば、けっこう高得点になるはずの構成。ただ、フライングキャメルでVがついたり、ルッツにエッジエラーeがついたりしている。「4回転を3本にしたい」と言ってるが、細かいところで取りこぼさないことも大事。修正できるといいんだけど。

 フランツ・リスト「ため息」、タイトルからして大人の雰囲気の曲が、こんなに似合うレディになった宮原知子。回転不足判定になることが多かった3-3コンビネーションを、加点付きで決める。後半に3連続コンビネーションを持ってくれば、それだけ基礎点から高くできる。
 視線の使い方、身のこなし、動き全体がしっとりと曲を表現できるようになってきた。こういう演技を続けていけば、演技構成点ももっと上がっていくはず。GPシリーズが楽しみ
 そして、浅田真央。
 夕方の特番のみならず、18時半からの放送も上村愛子との対談から始まり、、、どれだけ取り上げるのか 世界中が注目する復帰戦ではあるけれど、フリーだけだし^^; まるでこの試合が運命を決めるみたいな注目しなくても、と思っていたが。。。
 すっ、とトリプルアクセルを跳んだ。フリップ・ループは公式練習で3-3を跳んでいる映像があったが、3-2に。でも乱れたわけではなく、ダブルアクセル+3回転トウループなど問題なく跳んでいく。ミスらしいミスは後半のフリップ・ループでループが1回転になってしまったくらい。
 終始、気持ちよく滑り、「蝶々夫人」を演じていた。シーズンを通してどんなふうに洗練されていくだろうか。
 「ジャンプの着氷で足首をひねる癖が気にならなくなった」(スポニチアネックス【岡崎真の目】)という指摘は、技術面の進歩として非常にいい材料。佐藤コーチは以前ほど細部の指示をせず自主性にまかせていて、「自分のやりたいようにやって、スケートを楽しんでいるというのはあると思います。演技で感情が出るようになったのもそういうことがつながってきているのかなと思います」(スポーツナビ)。精神的に、本当に大人になったのだな、と思う。
 GPシリーズ中国杯で、今度はショートとフリー、2本きっちり滑りきれるかが試される。競技者としての戦いが本格的に再開する。
 ・・・それにしても、「ジャパンオープンで惨敗したら引退か」なんて記事も見かけたけど、そこまで心配だったのか 仮に多少ミスが出たとしても、シーズン初めだし、そんなに気にするところじゃない。そのくらいで「やっぱり引退」なんていう程度の覚悟で復帰してないだろうし
 1年以上休養して、トップレベルまで戻った例が女子ではほとんどないので、マスコミは想像がつかないのかな(安藤美姫はよく頑張ったが、代表になれるレベルに戻すには時間が足りなかったか)。

 北米&ヨーロッパ選手たちのプログラムは、あんまり印象に残らなくて^^; ハヴィエル・フェルナンデスのプログラムはなかなか素敵だったかな。あとはGPシリーズでゆっくり見ることにしよう。
 その前に、JGPが気になって、、、それはまた。

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ジャパンオープン2015、もうすぐ

2015年10月03日 15時37分46秒 | スポーツ

 昨日あたりから、浅田真央の復帰戦!というニュースがあちこちで 公式練習のトリプルアクセル映像が何度も流れている。
 放送は夜6時半から、、、待ち遠しい、、、

 といいつつ、競技そのものは、今まさに行われているところ。会場で観戦中の友人から、先に行われた男子で宇野昌磨選手が素晴らしい演技だったと聞いて、これまた楽しみ
 その前に特番も見なくちゃ テレビ東京「お帰りなさい浅田真央~復活、伝説の第2章へ~」16時~17時15分。録画予約したぞ












 待ちきれない方、得点だけはネットに出てます(男子/女子

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JGP2015スペイン大会男子SP

2015年10月03日 00時43分11秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第6戦、スペイン大会。7大会のうちもう5大会は終わって、終盤に入ってきた。
 男子ショートプログラムジャッジスコア)、再生リスト・全体映像#1/#2。日本からはJGPデビューの木科雄登と、ジュニア3シーズン目の山隈太一朗が出場する。
 Live配信が不調で、途中まですでに終わった演技を1人分ずつアップするVODしか見られなかった

1 木科雄登 SP:51.25(11)

 「Wonderland」♪ ・・・なんか、聞いたことのあるメロディーが・・・テレビ朝日フィギュアスケート番組のテーマ曲では フリップは転倒したが、トウ・トウ3-3、ダブルアクセルは頑張った。

5 ネイサン・チェン(アメリカ) SP:77.94(1)
 マイケル・ジャクソン・メドレー♪ アメリカ大会に続いて、今大会もキレキレ トリプルアクセルは着氷でやや傾いたが、後半のルッツ・トウ3-3、フリップは余裕。ぴしぴしと音にはめていく動き、お見事。さらに自己ベストを更新し、宇野昌磨のジュニア男子歴代最高得点を更新する日も近い

6 山隈太一朗 SP:48.17(16)

 「Smooth Criminal」♪ チェン選手の直後を引いてしまった 曲も一部同じだし…。アクセルでパンク、ルッツ・トウ3-3はまあまあかと思ったが、ルッツのエッジエラーeとトウループ回転不足で思ったより減点されてしまった。フリップは3回転跳びたかったところだが
 スケーティング、よく音にのっている細かい振付などは悪くなかったと思う。

8 張鶴(He ZHANG)(中国) SP:63.93(3)
 「Singin' In the Rain」♪ オーソドックスなスケーティングは相変わらず。昨季までなかったトリプルアクセルに挑んでステップアウト。ルッツでも大きくステップアウトしてしまい、コンビネーションにできなかった。フリップはとてもきれい。スピンも安定している。
 楽しげな雰囲気を出そうと頑張っていたが、超・有名曲なので、、、もう少し振付にアクセントがほしいかも。でもいいプログラムになりそう。

9 ヴラジミール・サモイロフ(ロシア) SP:61.63(4)
 「ノートルダム・ド・パリ」♪ 昨季JGPに1大会出たのみであまり実績がないが、スケーティングがけっこう上手い。あまり構えずにすっとジャンプを跳べる。アクセルはダブルだが、後半にルッツ・トウ3-3。スピンもそれぞれの姿勢がしっかりしている。
 最初から最後まで、飽きさせずに惹きつけるものがある。フリーも楽しみ

11 マテオ・リッツォ(イタリア) SP:58.89(6)
 「マラゲーニャ」♪ ←とBioに書いてあるが、「Once upon a time in Mexico」じゃないかと思う^^; きれいなダブルアクセル、ルッツ・トウ3-3はトウループが回転不足判定。しかしほぼミスなく、全体にいい流れだった。
 得点を見てコーチのほうが本人より喜ぶ

17 ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:67.96(2)
 「Still Loving You」スコーピオンズ♪ 曲にあわせて背中にサソリ アメリカ大会2位、チャレンジャーシリーズ・U.S.クラシックインターナショナルで優勝と今季好調。フリップはエッジエラーeがついたが、トリプルアクセルは高い! ロックなステップでレベル4獲得、このプログラムお決まりの右手を突き上げて頭を垂れるご挨拶。

21 ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) SP:59.34(5)
 「I Put a Spell On You」♪ チャレンジャーシリーズ・ネーベルホルン杯で世界選手権のミニマムテクニカルスコアをクリア、気分よく乗り込んできた トリプルアクセルはステップアウトで片手をつき、3回転ルッツには無理せず2回転トウループをつける。エレキの音一つ一つに動きとポーズをはめながら表現していった。

 結果、予想通りにネイサン・チェンが大差をつけてトップに立ち、サモヒンが2位、2大会連続出場予定の張鶴が3位。4位サモイロフ、5位イー、6位リッツォあたりまでは表彰台が狙えるか。
 木科、山隈の2人も、フリーでベストな演技ができるといいな

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JGP2015ポーランド大会男子フリー

2015年10月01日 21時57分34秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第4戦、ポーランド大会男子フリージャッジスコア)、再生リスト/全体映像

17 トニー・ルー(アメリカ) SP:61.69(6) FS:120.57(7) 合計:182.26(6)
 「ワルソー・コンチェルト」♪ SPも黒だったがフリーも黒の衣装は、端正なスケーティングを表している トリプルアクセル2本が決まり、大きなミスがなかったので、それなりに手ごたえがあったという表情。もう少し腕の動きなどにバリエーションがあると華やかになると思う。

18 ヤカウ・ゼンコ(ベラルーシ) SP:54.82(9) FS:122.07(6) 合計:176.89(8)
 「Titine」「Modern Times - Later That Night」♪ 大きなボウタイの燕尾服風で、小柄な少年がチャップリンを演じた。トリプルアクセルや4回転はないが、どのジャンプも高さがあって、多少乱れても崩れない。スピン3つともレベル4、ステップもコミカルによく動いた。
 終わった瞬間に拳で胸を叩いて喜ぶ

20 鎌田英嗣 SP:61.46(7) FS:115.94(9) 合計:177.40(7)

 「ドンフアン」♪ 冒頭のダブルアクセルは、もしかしたらトリプルを跳びたかったか。後半のルッツ・トウ3-3などは見事で応援団から歓声が起こる。3回転フリップはエッジエラーeで転倒、サルコウが2回転、最後のダブルアクセルがステップアウトと終盤決め切れなかったので少し口惜しそう。
 でも、腕から指先、首や肩まで使いながら、途中フランス語ボーカルが入る曲を表現し続けた。フリー、合計ともに自己ベスト更新。キス&クライで「明日帰ります」って、家族に連絡か(爆)

21 ロマン・サドフスキー(カナダ) SP:71.13(2) FS:127.25(5) 合計:198.38(3)
 「ロミオとジュリエット」♪ 羽生結弦が世界選手権で初めてメダルを獲得したときの曲。SPもゲイリー・ムーアだし、実は羽生ファンなのか スロバキア大会で着氷した4回転サルコウは、今回は転倒。後半ルッツ・トウ3-3を跳んだが、両方回転不足で基礎点をロスしたのが惜しい。キャメルスピンの姿勢などは惚れ惚れする。全体にスロバキア大会のときほど完成度がなかったかも。

22 山本草太 SP:75.16(1) FS:157.26(1) 合計:232.42(1)

 「ピアノ協奏曲第1番」チャイコフスキー♪ アメリカ大会で3位に終わったのが相当口惜しかったらしいが、それを一気に晴らす完璧な滑り 高さも距離も十分のトリプルアクセル、スムーズで3回転?と思うほどの4回転トウループ。後半のダブルアクセル+3回転トウループ、フリップ・ループ・サルコウ3-1-3も軽やか。ルッツ・トウ3-3は片手をついてしまったが、GOEでマイナスはそれだけ。
 終盤は少しきつそうな表情にも見えたが、ピアノの音と呼応するように動きながら大きく踏んでいくステップは、レベル4で加点1.20 最後のスピンも速度が落ちず、演技構成点でも3項目で7点台、平均も7点に乗せた。
 終わってなぜか髪をなでつけるのは、何が気になるのか^^; 得点を見ても特に大喜びしないのは、この構成のプログラムで全部跳べたらこのくらい出ると、わかっていたということか。
 自己ベスト大幅更新でトップに立つ。

23 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:69.40(3) FS:138.43(2) 合計:207.83(2)
 「Adagio for Tron」♪ 黒いつなぎに幾何学模様の衣装で、独特の世界観を演出。直前に高得点が出たけど、自分の演技に集中していた。高さのあるトリプルアクセルでやや傾いたが大丈夫。ルッツ・トウ3-3、フリップ、ループと雄大なジャンプを決めていく。後半のルッツがパンクしたが、もう一度3回転ルッツを跳んで今度は決めた。リカバリーもよく考えている。
 どこまでも伸びていくスケーティングの美しさはもうシニア並み。演技構成点は山本草太を上回り、4項目で7点を越えた。ラトビア大会を上回る得点で自己ベスト更新。


24 ペトル・グメニク(ロシア) SP:67.84(4) FS:129.70(4) 合計:197.54(4)
 「ウェストサイドストーリー」♪ 可愛らしいトニー、それともベルナルド? スピードに乗ったスケーティングから、ほとんど準備なしに軽々とジャンプを跳ぶ。可能な限り片手を上げて跳び、トリプルアクセルや4回転がない弱点を補う。ラトビア大会では前半だったループ・ループ3-3を、コンビネーションスピンを先にするなどの調整で後半にしてさらに稼ぐ。
 フライングシットスピンにVがつかなければ(空中でシット姿勢が十分に取れなかった?)、表彰台に届いたかも。キャメルからビールマン姿勢や、つなぎで見せるスパイラル姿勢など、大人になってもできるといいな 2017年には15歳になるので、平昌五輪は出場可能。北京五輪の年は19歳、どんなスケーターになるかな
 
25 アレクセイ・クラスノジョン(アメリカ) SP:62.44(5) FS:132.14(3) 合計:194.58(5)
 「ボルト」ショスタコービッチ♪ サドフスキーの得点を目標に、2大会連続の表彰台は視野に入っていただろうか。4回転ループに挑み、着氷してステップアウト 惜しくも回転不足判定。
 トリプルアクセル+2回転トウループ、ルッツ・トウ3-3が決まり、ダブルアクセルはつなぎの一部のように跳べる。後半フリップ・トウ・ループ3-3-2で盛り上ったが、フリップが回転不足判定。
 スピンはあまり得意でないようで^^; 足換えシットスピンが認定されず、ほかもレベルは2と3というあたりが今後の課題かな。とはいえフリーの自己ベストを更新。

 結果、優勝は山本草太 2位ヴァシリエフス、3位サドフスキー。4位グメニク、5位クラスノジョン、6位トニー・ルー、7位鎌田英嗣。
 表彰式では、大きなスクリーンに国旗が揚がっていく映像が映った(実物の旗はなし

 この大会の結果、26ポイント最上位1位得点合計436.10とした山本草太が、ファイナル進出ランキング2番手となり、進出が決定した。(このあとスペイン大会でダニエル・サモヒン1位ネイサン・チェン2位、またはデニス・マルガリク1位チェン3位、さらにスペイン大会とクロアチア大会連続出場予定のアンドレイ・ラズキンか張鶴が3位と1位を取った場合でも、最大3人しか上回る可能性がないので)
 同様に26ポイント最上位1位のサドフスキーもファイナル決定。2大会を残して5番手まで26ポイントというのは、ちょっと珍しい^^; 例年26ポイントで進出できないケースはちょっと見たことないが、26ポイント最上位2位で現在4番手のヴィンセント・チョウと5番手のヴァシリエフスは、落ちる可能性がある
 今季シーズンベストや自己ベストからみて、スペイン大会でネイサン・チェン1位サモヒン2位ラズキン3位という可能性は低くない。その上クロアチア大会でラズキンが1位なら、チェン30ポイント、ラズキン26ポイント最上位1位、サモヒン26ポイント最上位2位となる。
 30ポイント2人、26ポイント最上位1位3人、あと1枠は26ポイント最上位2位のサモヒン、チョウ、ヴァシリエフスは得点合計の争いとなり、、、
 ヴァシリエフスにしてみれば、スペイン大会でチェンが表彰台を逃すことはないにしても、サモヒンが3位以下(マルガリクも2位以下)、ラズキン(張も)が4位以下になってくれたら、26ポイント以上が1人だけなので、ファイナルに行けることになる。
 その場合、クロアチア大会は優勝しても表彰台に乗っても、誰もファイナルに行けないと予め決まっている大会になってしまうのだ いや、意外とあるかも
 シリーズも終盤にさしかかると、ファイナル進出争いから目が離せない

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メガネの日

2015年10月01日 17時43分09秒 | Weblog

 ここ2日ばかり、珍しく風邪を引いて寝込んだりしてしまった 気をつけなくちゃ
 ふと気づくともう10月。10月1日は衣替えだったり、中国の国慶節だったりするが、メガネの日でもあるそうな
 一〇〇一と漢数字で書くと、メガネの形に似るからだそうだ。日本眼鏡関連団体協議会が1997年に制定、なるほど・・・
 私は小さい頃からド近眼で、裸眼で1.0以上見えたことがない。友だちがどうして遠くまでよく見えるのか、さっぱりわからなかった。
 幼稚園に上がって身体検査の一環としての視力検査で、0.5くらいしか見えていないことが発覚。当時は5、6歳での近視は珍しかったか、先生のほうが慌てて母に連絡。眼科医に連れて行かれ、近視の治療とやらを受けさせられた。
 こめかみにパッドみたいなのを当てて、電気を流す。軽くビリビリする程度で、それ自体は大きな負担ではなかったが、電車に10分ちょっと乗って通うのが面倒で^^;
 しばらく治療しても、0.6か0.7くらいになったのがやっとで、結局通わなくなってしまった。当時は、できるだけメガネをかけるのを遅らせたほうがいいという説だったが、小学校3年のときに、さすがに黒板の字が見えづらくなり、陥落
 子供用は男の子用の黒が2種類、女の子用の赤が2種類くらいしかない。ほとんど選択の余地なく、ただ大きさと度を合わせただけ。それでも、板書を写すのに苦労しなくなってほっとした。
 小学生がメガネをかけるのは珍しい時代、クラスの中で「メガネザル」とからかわれ もちろん、最初のうちだけ 授業中以外はかけなくてもそれほど不自由はなかったし。
 思い返すと、母は別に目が悪くなかったので、メガネの管理についてあまりわかってなかったかもしれない。しょっちゅう専用の布でメガネを拭いても、だんだん曇りが取れなくなって見えづらくなってくるのだが、母はそこまで把握できてなかったような気がする。
 それが原因でもなくて、たぶん成長と共にだが、メガネをかけていても近視は進む。跳び箱がうまく跳べないのは、助走を始める位置から踏み切り板や跳び箱がよく見えてないせいでは?と、スポーツクラブの先生に指摘され、体育でもかけるようになった。
 そうなると、もう朝起きてから夜寝るまで。かけてないと、道を歩くときに不安を覚えるようになる。体育では何度かバスケやバレーのボールをまともに顔にくらって、メガネの鼻に当てる部分が折れたりしたが
 中学くらいになると大人用が使えるようになり、メタルフレームが流行し始めて選択肢も増え、なによりメガネをかける子が周囲に急に増えて、一人目立たなくてすむようになり、、、“メガネは顔の一部です”にまっしぐら。
 高校、大学でコンタクトレンズも試したが、涙が少なくてあまり向いてない目のようで、朝つけると日が暮れる頃には目がパシパシしてつらくなり、、、結局メガネに戻ってしまう。結婚式とか、ここ一番しかつけなくなって、それっきり^^;
 今は、近視も遠視も小さいうちからメガネをかけて、見る力を育てたほうがいいのだそうで、幼稚園児がかけていても不思議がられない。種類も豊富でおしゃれで、今の子はいいなぁ
 無しでは一日も暮らせないわりに、扱いがぞんざいだから^^; もう少し気を遣ってあげないといけないかな

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