インドには亡命チベット政府があります。
デリー北部のチベタン街に行きました。チベット亡命政府はインド北部のダラムシャーラーにあり、かのダライラマもそこにいます。そんなことで、デリーには結構チベタンがいます。先日もコンノートプレイスの本屋でお坊さんを見ました。この格好(写真参照)なのでわかりやすいです。インドは中国のチベット併呑を事実上黙認しましたが、その後中印戦争をして戦略的にも競合関係にありました。しかし、近年首脳の相互訪問もあり、チベットとは微妙な立場といわざるを得ません。それにしても、チベタンのコミュニケーション戦略による世界世論を味方にするやりかたは見事です。
チベタン街にはお寺、あの円柱のくるくる回すやつもあったよ、ホテルなどがあり、観光客も来ているようです。西洋人も結構いました。タージマハルやチャンドニーチョークで私がみた数より多かったです。チベタンマーケットでは衣料、靴などインド人が日常に必要なものを売っていました。店での品数は多かったです。デリーの他の街との違いは食い物屋の露店が少ない。そう混雑していない、などです。チベタンの子供は、インドの子と違って、デジカメを向けると隠れます。とてもかわいい。