


昨日の北京散歩で掘り出し物にあたってしまった。今回の出張の最大のネタはこれしかない。
北京では露天商はそう多くはない。特に大路の路傍では少ない。そんな中地べたに毛沢東の肖像絵を置いて、売っている青年2人がいた。積み重なっている毛沢東肖像絵・写真を掘り出す。マオひとりの絵、外国首脳との絵など。まあ普通だった。そこで、売っている青年に「江青」と文字で書いて渡す。すると、探す。既においらがひととおり探したからその堆積の中にはない。するともう一人の青年が、もってきた。ずたぼろだった。でもおいらは雷に打たれるほどうれしくすぐ買った。
江青が華国鋒に逮捕されたのが1976年。ということはこの絵はそれ以前のものであり、悪夢の文革時代を否定する時代を生き残ったことになる。