理想(小田急の広告) 現実(霧雨の芦ノ湖) 富士山も駒ヶ岳も見えず
小田原→強羅→仙郷楼→桃源台・芦ノ湖→箱根園→元箱根-<国道1号>→箱根湯本→小田原 の行程
週末は箱根に行った。箱根に行くのは10年以上ぶり。芦ノ湖は初めて。十数年前箱根湯本で当時勤めていたブラック・ベンチャーの合宿があった。もっとも箱根湯本に泊まったという記憶はない。その時泊まった宿が皇女和宮ゆかりの宿だったという唯一の記憶で、今、ググったらわかった。その時以来。でも、天気が悪く、何も風景が見れなかった。箱根ロープウエイは大涌谷の水蒸気噴出で休業。バスで遠回りして、芦ノ湖・桃源台へ。雨。何も見えない(最上右図)。バスで箱根園へ。駒ヶ岳へのロープウエイは強風のため休止。箱根園から元箱根へ遊覧船で行く。船からは何も見えない。
箱根登山鉄道
芦ノ湖。 元箱根。
元箱根から箱根湯本までは、伊豆急行の路線バス。これがすごい。国道1号を走るのだが、国道1号の箱根域はlong & windingだけではなく、up-downも付加される。ぐりんぐるんバスが走るのだ。運転手さんは身体を振って、ハンドル回しまくりである。片側一車線。一寸でもしくじると、脱輪、あるいは、対向車との接触。そして、またもや、思い出した。おいらは西暦2000年頃この峠を自家用車で越えたことを。京都から東京まで国道1号を走りぬこうとがんばったのだ。真っ暗な時間帯だった。おいらの車は当時で生産後15年くらいの7代目スカイライン。もちろん、ミッション(マニュアル車)。当時はもう時代遅れで、足回りが甘く、カーブを廻る時は相当スピードを殺さなければならず、随分、神経を使ったことを思い出した。特にくだり坂の急カーブはびびった。
バスに乗っていると次の停留所を告げるアナウンスが「曽我兄弟の墓」と言った。なんだ!それ?「曽我兄弟の墓」。知らないよ、曽我兄弟。バス車内の掲示板の画像はデジカメで撮れた。でも、思いがけず、バスの窓から見えた「曽我兄弟の墓」そのものはシャッターチャンスを失った。
⇒ google [曽我兄弟]
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小田原の宿から相模湾を望む
● 追記; 2005年8月、上記思い出話と別途箱根-芦ノ湖に行っていた。ブログに記録してあった(→愚記事:箱根ドライブ)。やはり、忘備は重要なのだ。