愚記事:仙台参り 【2015】 雨宮地区;「無用の用」は、220億円にて落札 で、仙台の雨宮地区の「再開発」について書いた。
今日、Googleを、たまたま、見たら、雨宮地区は更地となっていた。もっとも、今日Googleで見ている画像はいつ撮影したものかわからない。今日現在は、もう、建設工事が始まっているかもしれない。いや、始まっているのだろう。
仙台は杜の都とよばれる(こともある)。定禅寺通りや青葉通りの街路樹を見て、なるほど、仙台は杜の都だと思ってしまっては困る。仙台が杜の都であるとは、藩政時代の屋敷の敷地内の樹木をさして、杜の都といっていた(らしい)。定禅寺通りや青葉通りの街路樹は戦後のものだ。そもそも、定禅寺通りや青葉通りという大通りは戦前にはなかった。
樹木を敷地内に持つ区画が、次ぐ次と消えていったのが近代の仙台。戦災で焼け残った樹木を敷地内に持つ区画も消えていくのだ。日本のどこのまちでもいいような街になっていくのだ。