いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第333週

2021年03月27日 19時07分50秒 | 草花野菜


「おひかえなすって」というみけちゃん

▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第333週 

■ 今週の武相境斜面


桜越しの町田中心街

■ 今週の草木花実

■ 今週の「麺食べた」

バーミヤン:おすすめメニュー

ビャンビャン麺って食べたことがない(と思っていた)。今調べると、当地横浜では、中華街に1軒ビャンビャン麺が食べられる店があると知る(はまれぽ.com  中華街で食べられるのは1店舗だけ!? ビャンビャン麺ってなに?)。でも、バーミヤンで今やっていると知り、行く。特徴は、幅広麵とスパイス(四川の唐辛子、花椒など)。食べると、麺はもちもちしていた。食感として一番ちかいのは、水餃子の厚手の皮。 よい。

メニューに「混ぜて食べてください」と書いてあった。今回も「ぐちゃぐちゃ」にした。四川というのは「ぐちゃぐちゃ」が流儀なんだろうか? 

さて、思い出した。2005年に初めて北京に行った時の初日、街頭の店で羊肉を食べた(該当愚記事)。そのとき「待つこと3-4分。途中で粉状のスパイスを茶こしみたい道具で振りかける。味は、羊の風味よりスパイスの方が強かった。独特のあの感じ」と思った。その風味が、花椒。他のスパイスも入っていたと思うが基調は花椒。一方、その初日、食事をとらないといけないので、入った食堂で字面でたらめに選んで注文して出て来たのが、幅広麺だった。そして、風味がきつかった。花椒+八角+カレー系?風味。汁は少し黄色だった。麺の食感は覚えていないが(もちもちしていなかったとおもう)、幅広麺であったのは覚えている。もちろん、それはビャンビャン麺ではないだろうが。以上、ただ思い出しただけ。

■ 今週の落とし物

■ 今週の13年前

米大統領、胡主席に対話促す チベット問題  2008年03月27日

2008年の3月というのは、北京オリンピックの年の春。チベットでの抗議を中共が弾圧。この時、米国などは非難し、北京オリンピック・ボイコットを示唆している。結果的に、北京オリンピックは開催され、ブッシュ米国大統領などは訪中し、胡錦濤と会見した。

中共のチベット問題は中共発足時以来指摘されている。でも、現在のウイグル問題と違って、ジェノサイド認定されていない。 事情はわからない。 というか、むしろ、わかりやすいのであって、米国のご都合主義だろう。この頃まだ中共が米国を凌駕するとは認識されていなかったのだ。

■ 今週のユダヤ系米国外交責任者によるマッチポンプ or  放牧・育成&狩猟

  育成⇔狩猟 

バイデン政権の外交最高責任者である国務長官のブリンケンは、前トランプ政権のポンペイオによるウイグル・ジェノサイド認定を継承することが明らかになった(ポンペオ米国務長官、ウイグル族迫害は「集団虐殺」 ブリンケン氏も認定に同意)。

王毅と楊 潔篪は、米国の大統領・政権が変われば、トランプーポンペオの対中認識が変えられると期待していて、かつ、秋波を送り関係改善を期待したが、先週のアラスカ会談の結果(激しい非難合戦)となった。バイデン政権の対中強硬策は定まった感がある (もっとも、おいらは油断していない;米国を信じてはいけない)。

さて、ブリンケンは、中国政府による新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族の弾圧を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」wiki)を事実だと認識している。つまり、中共をナチス・ドイツみたいな国だと思っているのだ。そして、ブリンケンはユダヤ系アメリカ人であり祖父はナチス・ドイツの収容所から生き延び、アメリカに渡ったとのこと。

一方、キッシンジャーもナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ人である。アメリカに逃れた時は子供。そのキッシンジャーが、のちにジェノサイドを行うような党・国家との国交を開き、今に至るまで米中関係の維持に努めている。 つまり、歴史的結果として、アメリカ合衆国はユダヤ人難民を外交責任者として、のちにジェノサイドを組織的に実行する党・国家と外交関係を持ち、相互に協力しあってきたことになる。

チベット問題など米中国交前から存在していた。でも、キッシンジャーの「現実路線」により看過されてきたのだ。

そして、現在、米国は中共をジェノサイドをする国と「悪魔」化して処分しようとしているのだ。理由の第一は、人権問題ではなく、中共が米国を凌駕する可能性が高まってきたからだ。トールポピー症候群(背の高いケシ症候群は、高い地位の人々が同級生よりも優れていると分類されたために、憤慨され、攻撃され、切り倒され)だ。人権問題は「口実」である。なぜなら、中共の「ジェノサイド」なぞ中共発足時からチベットで行っているからだ。

憤慨し、攻撃し、切り倒す:それをもうひとりのユダヤ系アメリカ外交担当者が行うのだ。

でも、このパターンは米国の典型なのだ。ビンラディンはアフガニスタンでソ連に対抗するため、米国により支援された。イラクはイランに対抗する当て馬として米国により富国強兵化された。 なにより、日露戦争前アジアでロシアに対抗するため、日本は米英に富国強兵化を支援された。 

そして、中共。1980-90年代中共は冷戦時にソ連と日本を牽制するめに米国により富国強兵化された。ソ連は崩壊し、日本はバブル崩壊、アメリカ流市場原理主義により経済が停滞した。日本は中国を支援する米国に追随し中共を支援した。今じゃ誰も日本の対中ODAについて語らない。

米国の、日ソ牽制・没落戦略の引き換えに、中共が肥大化した。中共はトランプーポンペオの対中認識革命(2020年)まで、米国を欺き続けることに成功したのだ。米国は、そして日本も、まぬけなのだ。

そして、まぬけだったことに気付いたので、憎さ倍増で、今回のブリンケン政策だ。トランプーポンペオと違って、人権原理主義的なところがあるので、融通が利かないかもしれない。原理主義に溺れ、激突するのか?


 

 



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