凍ったバケツの氷の裏側=すなわち、凍結中の固液界面
先週の日曜深夜、武相境斜面でも氷点下となり、庭のバケツの水の表面が凍った。
この結晶化は面白い。 なぜなら、水が結晶化するとき、多大な熱を放出する。
そして、その熱は上に逃げなければならない。しかし、結晶化は表面から進行する。すなわち、結晶化によりできた氷の層がその下の結晶化で生じた熱の放出を妨害するのだ。
さらに、科学的にはとっくに公知だと思うが、表面が結晶下氷の層の最前線、すなわち液体としての水と固体としての氷の界面における、固体である水の結晶の形態は樹枝状[google]様であるのだ。
もっともスケールは違うはずなのだが、大気中での水の固体=雪と「同じ」なのだ。