いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

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ぐるっとパス2023: [その8] パナソニック汐留美術館/ジョルジュ・ルオー、WHAT MUSEUM/ ART de チャチャチャ 高橋龍太郎コレクション

2023年06月11日 13時04分58秒 | 武相境

 

ぐるっとパス2023年。 第8日目。
ぐるっとパス2023: [その1] 東洋文庫ミュージアム、六義園(りくぎえん)、旧古河庭園、旧岩崎邸庭園
ぐるっとパス2023: [その2] 東京都庭園美術館、泉屋博古館東京、大倉集古館
ぐるっとパス2023: [その3] 帆船日本丸/横浜みなと博物館、そごう美術館 さくらももこ展
ぐるっとパス2023: [その4] 神代植物公園、八王子美術館
ぐるっとパス2023: [その5] 町田市立国際版画美術館
ぐるっとパス2023: [その6] 松涛美術館、長谷川町子美術館
ぐるっとパス2023: [その7] 熊谷守一美術館、古代オリエント博物館、永青文庫

ぐるっとパス2023(web site)を使った都内巡り、第8日目。「海岸」方面。地下鉄・浅草線で新橋駅に行く。パナソニック東京汐留ビル(超高層ビルGallery)の4階にあるパナソニック汐留美術館。「開館20周年 ジョルジュ・ルオー かたち、色、ハーモニー」をみる。その後、浜松町駅まで歩く。各停のモノレールに乗り、天王洲アイル駅へ。WHAT MUSEUMに行く。

■ パナソニック汐留美術館/ジョルジュ・ルオー

ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault, 1871年5月27日 - 1958年2月13日)は、フォーヴィスムに分類される19世紀~20世紀期のフランスの画家。

ルオーは、パリの美術学校でアンリ・マティスらと同期だったこともあり、フォーヴィスムの画家に分類されることが多いが、ルオー本人は「画壇」や「流派」とは一線を画し、ひたすら自己の芸術を追求した孤高の画家であった。wikipedia


パナソニック東京汐留ビル(左手)、右は旧新橋駅。

パナソニック汐留美術館 web site: ジョルジュ・ルオー― かたち、色、ハーモニー ―

19世紀末から20世紀前半のフランスで活躍した、最も革新的な画家のひとり、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)。宗教的主題や、晩年の輝くような色彩で描かれた油彩、デフォルメされた親しみやすい人物像は、多くの人を魅了し続けています。本展は、当館開館20周年を記念するルオーの本格的な回顧展です。ルオーが、自身の芸術を語るのに繰り返し用いたことば「かたち、色、ハーモニー」をキーワードに、画家が影響を受けた同時代の芸術や社会の動向、二つの大戦との関係にも触れながら、ルオーの装飾的な造形の魅力に迫ります。
本展には、フランスや国内の美術館より、ルオーの代表作が集結します。パリのポンピドゥー・センターが所蔵する晩年の傑作《かわいい魔術使いの女》や《ホモ・ホミニ・ルプス(人は人にとりて狼なり)》、手紙やルオーの詩など、本邦初公開作品を含む約70点が会場に並びます。日本におけるルオーの最も充実した回顧展のひとつとなることでしょう。公式サイトの展覧会概要

 

展覧会のみどころ

1.フランスや国内の美術館等より、本邦初公開作品含むルオーの初期から晩年までの代表作が集結。
当館では開館記念展以来となる本格的な回顧展です。
2.ルオー作品の「かたち、色、ハーモニー」の形成に影響を与えた、モローやセザンヌなど同時代芸術家との関係を浮き彫りにします。
3.戦争期に描いた重要作品《ホモ・ホミニ・ルプス(人は人にとりて狼なり)》や《深き淵より》が日本初公開。
ルオーによる人間の苦悩と希望の表現に迫ります。公式サイトの展覧会概要


第Ⅴ章の展示ブースは撮影可能

  第Ⅴ章 旅路の果て―装飾的コンポジションへの到達

1930年頃より作品に出現し始める明るい色彩と柔らかく安定感のあるフォルムは、1939年頃より次第にその特色を強めていきます。そして最後の10年間には、色彩はますます輝きを増し、形体と色彩とマティエールとが美しいハーモニーを奏でる油彩画が数多く生まれます。本章では、ルオーが最晩年にたどり着いた、「かたち、色、ハーモニー」の究極的な表現を検証します。


《キリストとの親しき集い》1952年 パナソニック汐留美術館


左:《受難(エッケ・ホモ)》1947‐49年 ポンピドゥー・センター、パリ/国立近代美術館
右:《かわいい魔術使いの女》1949年 ポンピドゥー・センター、パリ/国立近代美術館

▼ この展覧会の案内、解説、レヴュー

・萩原敦子 私のイチオシコレクション   絵の具塗り重ね 深み生む
・美術展ナビ 岡部匡志 「聖」も「俗」も包み込む造形と色彩の魔術
・美術展ナビ 学芸員に聞く 前編 見どころは? ルオーが目指した表現とは?
・美術展ナビ 学芸員に聞く 後編 鑑賞のポイントやおすすめの作品を紹介

■ WHAT MUSEUM/ ART de チャチャチャ 高橋龍太郎コレクション

WHAT MUSEUMについて

寺田倉庫 wikipedia

寺田倉庫(てらだそうこ、英語: Warehouse TERRADA)は、東京都臨海部の天王洲アイル(東京都品川区)に本社を置く倉庫業者。基幹事業の保存保管事業では、ワイン、アート、映像フィルムなど、各商材に適した温湿度管理による保管と、倉庫会社の枠を超えた新規事業を展開している。 

高橋龍太郎コレクションは、日本屈指のアートコレクターである精神科医・高橋龍太郎氏が1997年から本格的に始めた現代アートコレクションで、現在3,000点を超える作品を所有しています。本展では、日本の現代アートの多様性を包括的に見ることができる同コレクションより岡村桂三郎、鴻池朋子、菅木志雄、山口晃、横尾忠則など、日本の長い歴史の中で築き上げられてきた文化や芸術、価値観を継承しながらも独自の視点で再解釈し、新たな形や方法で表現している作家の作品を中心にご紹介します。

日本の文化・芸術は時代の変遷とともに多種多様な外来文化を柔軟に解釈しながら受容し、発展してきました。現代アートの作家が日本独自の柔軟性と感性を受け継ぎ、その文化・芸術と向き合い葛藤して獲得したオリジナリティには世界にも類を見ない強度がみられます。本展では、日本の伝統文化・芸術の中に、現代の作家たちが何を見出し、どのように自らの表現へと昇華させたのかを探ります。展覧会を通して、日本の現代アートのDNAを探求しながらその魅力を新たに発見し、これからの現代ニッポンのARTを応援するきっかけになることを願います。主催者 web site


岡村桂三郎 <<獅子08-01>> 
⇒ダイヤモンドオンライン 岡村桂三郎 宗教的行為の一部として描く

 



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