日本人は生者と死者の間に区別を設けない。政治家が靖国神社へ参拝するのは、日本人の信仰心の表れである。安倍晋三首相の本心は靖国神社に参拝したいはずだ。それを妨げているのは中共や韓国であり、特定アジアを擁護するマスコミである。中共指導部が自らの手が血で汚れているにもかかわらず、日本が軍国主義化したかのような宣伝をしている。一緒になって騒ぎ立てるマスコミは、集中砲火を浴びせようと手ぐすねを引いている。ここぞとばかり中共が尖閣諸島へ仕掛けてくるとか、もっと深刻な事態も想定される。その情報がアメリカから伝えられて、安倍首相がためらっているのだろうか。あらゆることを考慮して、タイミングを見ているのだろう。しかし、もう決断すべきときだ。靖国神社の問題は日本人が、国家として戦没英霊をどう祀るかなのである。葦津珍彦の言葉こそ噛みしめるべきだろう。「靖国神社の祭神は一般に総数250万といわれるが、それは個々の祭神が独立しているわけではない。それは戦没者の数であり、祭神は一つだと私は思っている」(『土民のことば』)。柳田民俗学では、一つの先祖神を中心にして家が成り立っている。それは国家レベルデモ同じであり、「国の行為である戦争で戦没した英霊の御霊(みたま)を国が慰霊する施設」(『同』)なのである。情勢論で判断をすれば、いつになっても行けない。今の日本があるのは、かけがえのない命を捧げてくれた英霊のおかげである。安倍首相は一日も早く死者の前に頭をたれるべきなのである。
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