今回の東京都知事選挙の争点は、原発をめぐってではない。それを騒ぎ立てているのは、安倍政権に一矢報いたいと思っているマスコミや野党だ。国政レベルの争点をもってきても、都民には無関係でしかない。それよりも、近い将来に起こる可能性が高い直下型の大地震に対して、どのように対応するかだ。私が田母神元航空幕僚長を支持するのは、自衛隊の活用を真剣に考えているからだ。脱原発かどうかを争点にするのは、ピントはずれもはなはだしい。自衛隊を軍国主義の象徴であるかのように愚弄し、災害出動に関しても、嫌がらせをしてきたのがマスコミやサヨクだ。田母神元航空幕僚長以外は、自衛隊の活用に積極的ではない。日蔭者扱いにしたいのである。ムード的に脱原発を唱えたり、東京オリンピックの成功を掲げるのは、現在の東京が存在することを前提にしている。しかし、それはあまりにも甘過ぎる。直下型の大地震が発生した場合、頼りになるのは自衛隊だ。第一線の指揮官だった人間が都知事になれば、最悪の事態になっても、被害は最小限にとどめることができる。戦時下のような一糸乱れぬ団結が求められるのであり、おたおたすれば、犠牲者の数はどんどん増えてしまう。組織化された自衛隊が救出作戦を繰り広げなければ、人々は逃げまどうだけで、目があてられない惨状を呈するだろう。ここは田母神元航空幕幕僚長に頑張ってもらうしかないのである。
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