やっぱりここは慎太郎節である。既成のマスコミが今回の東京都知事選挙を、面白おかしく安倍首相と小泉元首相との代理戦争だと煽っているが、石原慎太郎維新の会共同代表の街頭演説は、胸のすくような正論である。朝日新聞がそれを伝えたのは、暴論とでも思ったのだろうか。しかし、そこで口にしたことは、まさしく的を射ている。オリンピックを中止しようとか、やり方を変えようとか、さらには実現性のない脱原発などを公約にしている元首相を、徹底的にこきおろした。それに同調する候補者と二人並べ、「やめろ、やめろとバカが2人そろって。こんな人間に日本を任せたら。みなさんを養っている企業は死ぬ」と断言した。批判の矛先は外国人の地方参政権を与えようとする舛添候補にも向けられた。「東京は田母神俊雄さんに守ってもらおう。細川なんかに守れない。舛添に守れない」と聴衆に訴えたのである。それはまさしく、ネットでの圧倒的な意見である。細川候補や舛添候補を勝たせようと必死なのは、マスコミなのである。これに対して石原維新の会共同代表は、東京都民に警告を発しているのだ。新聞やテレビを見て、判断することを憂いているのである。今になって自民党支持者がこだわっているのは、外国人への地方参政権の付与の問題だ。舛添候補者がそれについて、明確に反対を表明しなければ、番狂わせもありうる。そこまでは自民支持者は譲れないからだ。
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