いかに朴槿恵が駄目な指導者であろうとも、一時的な感情で物事を判断すべきではなかった。韓国の憲法裁判所は今日、朴槿恵大統領の罷免を決定した。愚かにもほどがある。もはや後戻りはできないのである。北朝鮮が狂犬のようになって、核とミサイルで世界中を脅迫しているのに、それに身構えないばかりか、法治主義を否定したのである▼韓国は分裂し血なまぐさいことになるだろう。北朝鮮に対して武装を解くことは民主主義の死を意味する。仮に北朝鮮の従属下に入らなくても、中共の勢力下に入ることだけは確実である。いかに貿易の相手国として無視できなくても、中共は法秩序やルールをまったく理解していない独裁国家である。米国のTHAADの韓国配備を理由にして、韓流ドラマの放送を制限したのを始め、韓国への渡航制限、韓国の化粧品の輸入禁止、中共国内のロッテマートの営業禁止という報復措置に出ている。それで本当に良いのだろう▼朴槿恵は保守派であったにもかかわらず、中共に擦り寄って日本や米国に背を向けた。何かにつけ日本への誹謗中傷を繰り返した結果がこのざまなのである。朝鮮半島が不安定化すれば、日本だって対岸の火事ではない。我国は危機に備えなくてはならない。反日国家に与するような勢力は断固として排除しなくてならない。民主主義を守り抜くためには、国民一人ひとりに覚悟が求められるのである。
←応援のクリックをお願いいたします。