草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本全体を破局に向かわせるのはエリートの独善的体質だ!

2017年06月22日 | 思想家

東大法学部を出て政治家になったにもかかわらず、とんでもない欠陥があった。私立大学を出た安倍首相の方がはるかにまともである。秘書に暴力を振るったり、暴言を吐いたのが自民党の現職代議士ということもあって、豊田真由子のことをマスコミは叩いている。しかし、自分たちだってどっこいどっこいなのである。それなりの学歴があって、現在の地位を得たのではないか。それでいて週刊誌以下である。民進党の有力国会議員にしても、東大や京大出が顔を並べている。それでいてあのざまである▼戦後のエリートの問題点として、小室直樹は日本連合赤軍のことを引き合いに出した。普通の人よりも高等教育を受けた者たちが、なぜに暴走したかを『危機の構造 日本社会の崩壊モデル』で論じたのである。小室は三つの行動原理に要約した。「自分たちこそ自覚せるエリートであり、この点において自覚せざる大多数の国民と根本的に異なる。そして日本(人民)の運命は自分たちの努力にかかっている」「この努力は『特定の行動』の遂行という形でなされる。このためには全身全霊を打ち込むことが要求されるが、このことと関係ないことは一切無視する。これら『その他の事情』は自動的にうまくいき、日本(人民)は安泰となる」「だから『特定の行動』の遂行こそが肝要なのであり、成果は問題されなくてよい」▼エリートの独善性によって日本は破局に向かうことになると小室は予言した。その通りになってきているのではないか。前川喜平にしても、どのような結果が引き起こされるかはどうでもいいのだ。私たち国民が頭でっかちのエリートに期待するのが間違いなのである。



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ネットが冷笑していたのに加計学園で騒ぎ立てたマスコミを嗤う!

2017年06月22日 | マスコミ評

上念司が述べている通りである。加計学園騒動は単なる伝言ゲームであったのだ。それを騒ぎ立てたマスコミは、どう責任を取るつもりなのだろう。ネットでは早い段階から指摘していたにもかかわらず、テレビや新聞などのマスコミは、安倍首相の知り合いが理事長を務めるということから、あたかも行政が捻じ曲げられたかのような印象操作をした▼昨日になって義家文科副大臣が、萩生田官房副長官に謝罪する事態になった。同席していなかった文科省職員が、勝手にメモとして残していたことが明らかになったからだ。信ぴょう性のないメモ程度の相次ぐリークには官邸サイドも怒っており、前川喜平の怨みから発した加計学園騒動も呆気ない幕切れを迎えつつある。それにしても解せないのは、その文科省の職員の名前に関して、ネットでは写真までアップされているのに、マスコミは一切報道しないことだ。それこそ忖度しているからだろう▼あまりにも見え透いたフェイク報道で、マスコミの権威は下落するばかりである。知の非対称性ということは真実なのである。テレビや新聞しか見ず、まともな情報を手にできなければ、それだけ恥をかくことになるのである。とくにNHKを始めとしたテレビは、根拠もなく反安倍のキャンペーンを繰り広げた。誰がどのような意図で仕掛け、どうして振り回されることになったかについては、これから検証されることになるだろう。ネットの方がはるかにまともなのである。



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